往年の名ストライカー、トレゼゲがレアル相手に叩き込んだ豪快オーバーヘッド【インクレディブル・ゴールズ】
2020.09.21 19:00 Mon
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。
アルゼンチンでプロキャリアをスタートさせたトレゼゲ氏は、モナコで頭角を現し、2000年夏にユベントスに加入。2010年に退団するまで公式戦320試合で171ゴールを記録した。
現役時代、世界屈指のストライカーとして多くのタイトルをユベントスにもたらしたトレゼゲ氏だが、2005年3月9日に行われた、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16、レアル・マドリー戦の2ndレグでは、豪快なゴールを記録している。
アウェイの1stレグに0-1と敗れていたユベントスは、2点差以上での勝利が求められる状況の中試合が始まる。しかし、試合は0-0のまま推移していき、迎えた57分、ベンチスタートだったトレゼゲが交代でピッチに入る。
2戦合計スコアで何とか追いついたユベントスは、延長戦まで持ち込むと延長後半に劇的な2点目を奪い、2-0で勝利。合計スコアを2-1として、準々決勝に駒を進めている。
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今回は元フランス代表FWダビド・トレゼゲ氏がユベントス時代に決めたゴールだ。◆トレゼゲがマドリー相手に決めた豪快なオーバーヘッド
アルゼンチンでプロキャリアをスタートさせたトレゼゲ氏は、モナコで頭角を現し、2000年夏にユベントスに加入。2010年に退団するまで公式戦320試合で171ゴールを記録した。
アウェイの1stレグに0-1と敗れていたユベントスは、2点差以上での勝利が求められる状況の中試合が始まる。しかし、試合は0-0のまま推移していき、迎えた57分、ベンチスタートだったトレゼゲが交代でピッチに入る。
すると75分、右サイドからのクロスをファーポストでFWズラタン・イブラヒモビッチが頭で折り返す。ゴール前でボールが大きくバウンドすると、中央にポジションを取っていたトレゼゲが豪快なオーバーヘッド。これがゴール中央に決まり、チームを敗退から救う先制ゴールとなった。
2戦合計スコアで何とか追いついたユベントスは、延長戦まで持ち込むと延長後半に劇的な2点目を奪い、2-0で勝利。合計スコアを2-1として、準々決勝に駒を進めている。
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