【ラ・リーガ・シーズンプレビュー】継続路線の王者マドリーが大本命! 大混乱バルサは劇薬クーマンが吉と出るか凶と出るか
2020.09.12 15:00 Sat
2020-21シーズンのラ・リーガが9月12日(土)に開幕を迎える。昨シーズンは新型コロナウイルスによる異例の長期中断を経て、再開後に独走したレアル・マドリーが3年ぶりの覇権奪還。迎えた新シーズンも昨季王者がタイトルレースをけん引する見込みだ。
◆継続路線で連覇に向け揺らぎなし~レアル・マドリー~

優勝候補の筆頭は連覇を狙う王者マドリーだ。昨季は序盤戦こそ主力のコンディション不良によって出遅れたものの、主将DFセルヒオ・ラモス、エースFWベンゼマ、守護神クルトワの圧巻の勝負強さ、序盤、中盤を支えた若手の台頭、終盤のベテランの復活とチームとしての総合力が光り、3シーズンぶりにリーグ優勝を果たした。
連覇を狙う新シーズンに向けては、積極補強を図った前年と異なり、ここまで主力クラスの新戦力補強がゼロ。コロナ禍で緊縮財政を強いられていることは間違いないが、ペレス会長、ジダン監督らの現有戦力への信頼、自信の表れとも取れる。
昨季、ほぼフル稼働だったMFカゼミロ、セルヒオ・ラモス、ベンゼマの代役不在は懸念材料も、DFミリトン、DFメンディ、MFバルベルデ、FWロドリゴ、FWヴィニシウスら若手の台頭により、各ポジションで質の高いターンオーバーが可能だ。これに適材適所の用兵が光るフランス人指揮官の采配が加われば、今季も安定した戦いが期待できる。
ライバルチームが昨季同様の勝ち点ペースを継続する場合、連覇の可能性は非常に高いと言えるが、前述の替えの利かない主力の長期離脱や有事に備え、来月初旬の移籍市場閉幕までに数人の新戦力の獲得は必要か。そのためには、MFベイルやFWヨビッチら一部余剰人員の整理を進めていきたい。また、昨季の目玉補強ながら期待外れに終わったMFアザールに関しては、再びウエイトオーバーでのシーズンインという報道も出ており、“第二のベイル”化が懸念されるところだ。

2年ぶりの覇権奪還を目指すバルセロナだが、新シーズンに向けては前途多難な状況だ。バルベルデ、セティエンの2人の指揮官の下で戦った昨季は12シーズンぶりの無冠となる、近年で最悪のシーズンとなった。シーズンを通じた負傷者の多さに加え、チャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦での屈辱的な大敗で露呈したように絶対的エースFWメッシへの依存が顕著な現スタイルの限界は明白だ。
そういった状況を踏まえ、クラブは新指揮官にクラブレジェンドであり、オランダ代表復権の礎を築いたクーマン新監督を招へい。だが、過去にバレンシアやエバートンなどで選手サイドと確執を繰り返した“劇薬”は就任直後にFWスアレスやMFラキティッチら一部主力に構想外を、メッシに対して特権はく奪を言い渡し物議を醸した。これにより、以前からバルトメウ会長以下クラブ首脳に不信感を募らせていたエースは今夏の退団希望を明言。最終的に超高額の契約解除金、メッシのクラブ愛を利用したクラブのゴネ得で事態は収拾されたものの、内部崩壊寸前と言わざるを得ない。
ほぼぶっつけ本番でのシーズンインということもあり、クーマン監督の起用法、スアレスやMFビダルらの去就、MFピャニッチら新戦力の扱いなど、未知数な部分が多いが、エースのモチベーションの問題を含め、現時点では昨季以上に厳しいシーズンを送る可能性も否定できない。
◆継続路線も副官ブルゴス退団の影響は?~アトレティコ・マドリー~

昨季3位のアトレティコは王者マドリー同様にここまで継続路線を築く。FWグリーズマンやDFゴディンら黄金時代の主力が去り、新星FWフェリックスら多くの新戦力を迎え入れ、心機一転を図った昨季はシーズン後半に盛り返して最低限の3位フィニッシュを成し遂げたが、得点力不足や勝負弱さを感じさせる1年となった。
新シーズンに向けては懸念されたMFサウールやGKオブラク、DFヒメネスなど主力の流出阻止に成功しているが、深刻な財政難によって、ここまでの目立った補強はMFカラスコを完全移籍で買い取ったのみだ。もちろん、加入2年目のフェリックスやMFマルコス・ジョレンテに大きな伸びしろが期待できるが、盤石のマドリーに比べると、やや停滞感が漂う継続路線と言えるだろう。そのため、要改善の攻撃に関しては新たなアタッカーの獲得が急務と言える。
また、チームのオーガナイズの部分で大きな懸念材料となっているのが、長年シメオネ監督の相棒を務めてきた副官ブルゴスの退団だ。これまで熱くなりやすい闘将の手綱をうまく握ってコントロールしつつ、戦術・人心掌握の部分でも多大な貢献を果たした名脇役は監督として独り立ちするために昨季限りでクラブを離れた。後任候補として元主将のガビがコーチングスタッフに入閣したが、経験不足は否めない。
◆3強に食い込むのは?~セビージャ、ビジャレアル、レアル・ソシエダ~

今季も飛び抜けた戦力、実績を持つ前述の3強が優勝争いをリードしていくが、その争いに絡むことが期待されているのは、セビージャ、ビジャレアル、レアル・ソシエダの3チームだ。
昨季、ロペテギ監督の下でラ・リーガ4位フィニッシュに加え、ヨーロッパリーグ(EL)制覇を成し遂げる充実の1年を過ごしたセビージャ。新シーズンに向けては重鎮MFバネガ、DFレギロンと躍進を支えた2選手がチームを離れたものの、MFラキティッチの帰還、リーグ屈指の若手MFオスカル・ロドリゲスをすでに確保し、主力の流出阻止にも成功している。また、敏腕SDモンチ氏が昨季同様に市場閉幕までに“掘り出し物”の獲得に動くはずだ。そのため、バルセロナやアトレティコの状態次第では王者と優勝を争う可能性は十分にありそうだ。
MF久保建英の加入で日本でも俄然注目が集まるビジャレアルは、昨季5位躍進の立役者となったカジェハ監督に代わって、今季から百戦錬磨のスペイン人指揮官、エメリ監督を招へい。さらに、MFカソルラとMFブルーノという重鎮が旅立った中、久保やバレンシアから主将MFパレホ、MFコクランと実力者を迎え入れ、ELとの二足の草鞋に耐えうるスカッドを構築している。
また、昨季はリーグ再開後の失速により、CL出場権獲得を逃がすも、魅力的なアタッキングフットボールで前半戦の主役となったソシエダでは、マドリーにレンタルバックしたMFウーデゴールの後釜に、マンチェスター・シティで多くのタイトル獲得に貢献したMFダビド・シルバを獲得。FWオヤルサバル、FWイサク、MFメリノといった若手逸材との融合に大きな期待感が高まる。
その他では智将マヌエル・ペジェグリーニ監督を招へいし、GKブラーボやDFモントーヤらを迎え入れた新生ベティス、エースFWロドリゴやパレホ、FWフェラン・トーレスら主力の大量流出が続き、ハビ・グラシア監督の立て直しの手腕が求められる混迷のバレンシアにも注目したい。
◆久保に更なる飛躍の予感、岡崎がプリメーラ初参戦~日本人選手~

開幕時点で今季のプリメーラでプレーする日本人選手は、ビジャレアルのMF久保建英と、エイバルのMF乾貴士、ウエスカのFW岡崎慎司の3選手だ。
その3人の中でも、とりわけ注目を集めるのが久保だ。昨夏、マドリーに加入した久保は昇格組のマジョルカに即レンタル。チームは19位で降格の憂き目に遭うも、久保自身は35試合に出場し4ゴール5アシストとプリメーラデビューシーズンで確かな存在感を示した。特に、リーグ再開後は持ち味のテクニック、戦術眼に強さとスピードが加わり、切れ味鋭い仕掛け、視野の広さとキック精度を生かした高精度のチャンスメークで、異次元のパフォーマンスを披露。
その活躍により、今夏には国内外の約30クラブがレンタル先として名乗りを挙げた中、昨季5位のビジャレアルを新天地に選択した。プレシーズンでは[4-2-3-1]のトップ下、右ウイングを主戦場に好パフォーマンスを披露しており、マジョルカ時代に比べて周囲のレベルが大きく上がった中で更なる飛躍の予感が漂う。
また、プリメーラ初挑戦となる岡崎のパフォーマンスにも大きな注目が集まる。シュツットガルト、マインツ、レスター・シティ、マラガ(加入も選手登録許可されず)を経て、昨夏にセグンダのウエスカに加入した34歳のベテランFWは、リーグ戦37試合に出場しチーム最多の12ゴールを挙げる、さすがの活躍でウエスカのセグンダ優勝に大きく貢献。自らの力で夢のプリメーラへの道を切り開いた。全体のレベルが大きく上がるプリメーラでの戦いは厳しいものになると思われるが、持ち味の泥臭さと確かな得点感覚でチームを残留に導く働きを期待したい。
共に心機一転のシーズンに臨む久保、岡崎と異なり、エイバル復帰2年目の乾は、背番号を「14」に変更した以外、落ち着いた形でのシーズンインとなる。昨季は29試合2ゴール4アシストと数字上での貢献は限定的だっただけに、MFオレジャナが旅立って再構築を図るアタッキングユニットの中でより数字にこだわったプレーが求められるところだ。
◆継続路線で連覇に向け揺らぎなし~レアル・マドリー~

Getty Images
優勝候補の筆頭は連覇を狙う王者マドリーだ。昨季は序盤戦こそ主力のコンディション不良によって出遅れたものの、主将DFセルヒオ・ラモス、エースFWベンゼマ、守護神クルトワの圧巻の勝負強さ、序盤、中盤を支えた若手の台頭、終盤のベテランの復活とチームとしての総合力が光り、3シーズンぶりにリーグ優勝を果たした。
連覇を狙う新シーズンに向けては、積極補強を図った前年と異なり、ここまで主力クラスの新戦力補強がゼロ。コロナ禍で緊縮財政を強いられていることは間違いないが、ペレス会長、ジダン監督らの現有戦力への信頼、自信の表れとも取れる。
ライバルチームが昨季同様の勝ち点ペースを継続する場合、連覇の可能性は非常に高いと言えるが、前述の替えの利かない主力の長期離脱や有事に備え、来月初旬の移籍市場閉幕までに数人の新戦力の獲得は必要か。そのためには、MFベイルやFWヨビッチら一部余剰人員の整理を進めていきたい。また、昨季の目玉補強ながら期待外れに終わったMFアザールに関しては、再びウエイトオーバーでのシーズンインという報道も出ており、“第二のベイル”化が懸念されるところだ。
◆劇薬クーマン招へいもメッシ退団希望など内部崩壊の危機~バルセロナ~

Getty Images
2年ぶりの覇権奪還を目指すバルセロナだが、新シーズンに向けては前途多難な状況だ。バルベルデ、セティエンの2人の指揮官の下で戦った昨季は12シーズンぶりの無冠となる、近年で最悪のシーズンとなった。シーズンを通じた負傷者の多さに加え、チャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦での屈辱的な大敗で露呈したように絶対的エースFWメッシへの依存が顕著な現スタイルの限界は明白だ。
そういった状況を踏まえ、クラブは新指揮官にクラブレジェンドであり、オランダ代表復権の礎を築いたクーマン新監督を招へい。だが、過去にバレンシアやエバートンなどで選手サイドと確執を繰り返した“劇薬”は就任直後にFWスアレスやMFラキティッチら一部主力に構想外を、メッシに対して特権はく奪を言い渡し物議を醸した。これにより、以前からバルトメウ会長以下クラブ首脳に不信感を募らせていたエースは今夏の退団希望を明言。最終的に超高額の契約解除金、メッシのクラブ愛を利用したクラブのゴネ得で事態は収拾されたものの、内部崩壊寸前と言わざるを得ない。
ほぼぶっつけ本番でのシーズンインということもあり、クーマン監督の起用法、スアレスやMFビダルらの去就、MFピャニッチら新戦力の扱いなど、未知数な部分が多いが、エースのモチベーションの問題を含め、現時点では昨季以上に厳しいシーズンを送る可能性も否定できない。
◆継続路線も副官ブルゴス退団の影響は?~アトレティコ・マドリー~

Getty Images
昨季3位のアトレティコは王者マドリー同様にここまで継続路線を築く。FWグリーズマンやDFゴディンら黄金時代の主力が去り、新星FWフェリックスら多くの新戦力を迎え入れ、心機一転を図った昨季はシーズン後半に盛り返して最低限の3位フィニッシュを成し遂げたが、得点力不足や勝負弱さを感じさせる1年となった。
新シーズンに向けては懸念されたMFサウールやGKオブラク、DFヒメネスなど主力の流出阻止に成功しているが、深刻な財政難によって、ここまでの目立った補強はMFカラスコを完全移籍で買い取ったのみだ。もちろん、加入2年目のフェリックスやMFマルコス・ジョレンテに大きな伸びしろが期待できるが、盤石のマドリーに比べると、やや停滞感が漂う継続路線と言えるだろう。そのため、要改善の攻撃に関しては新たなアタッカーの獲得が急務と言える。
また、チームのオーガナイズの部分で大きな懸念材料となっているのが、長年シメオネ監督の相棒を務めてきた副官ブルゴスの退団だ。これまで熱くなりやすい闘将の手綱をうまく握ってコントロールしつつ、戦術・人心掌握の部分でも多大な貢献を果たした名脇役は監督として独り立ちするために昨季限りでクラブを離れた。後任候補として元主将のガビがコーチングスタッフに入閣したが、経験不足は否めない。
◆3強に食い込むのは?~セビージャ、ビジャレアル、レアル・ソシエダ~

Getty Images
今季も飛び抜けた戦力、実績を持つ前述の3強が優勝争いをリードしていくが、その争いに絡むことが期待されているのは、セビージャ、ビジャレアル、レアル・ソシエダの3チームだ。
昨季、ロペテギ監督の下でラ・リーガ4位フィニッシュに加え、ヨーロッパリーグ(EL)制覇を成し遂げる充実の1年を過ごしたセビージャ。新シーズンに向けては重鎮MFバネガ、DFレギロンと躍進を支えた2選手がチームを離れたものの、MFラキティッチの帰還、リーグ屈指の若手MFオスカル・ロドリゲスをすでに確保し、主力の流出阻止にも成功している。また、敏腕SDモンチ氏が昨季同様に市場閉幕までに“掘り出し物”の獲得に動くはずだ。そのため、バルセロナやアトレティコの状態次第では王者と優勝を争う可能性は十分にありそうだ。
MF久保建英の加入で日本でも俄然注目が集まるビジャレアルは、昨季5位躍進の立役者となったカジェハ監督に代わって、今季から百戦錬磨のスペイン人指揮官、エメリ監督を招へい。さらに、MFカソルラとMFブルーノという重鎮が旅立った中、久保やバレンシアから主将MFパレホ、MFコクランと実力者を迎え入れ、ELとの二足の草鞋に耐えうるスカッドを構築している。
また、昨季はリーグ再開後の失速により、CL出場権獲得を逃がすも、魅力的なアタッキングフットボールで前半戦の主役となったソシエダでは、マドリーにレンタルバックしたMFウーデゴールの後釜に、マンチェスター・シティで多くのタイトル獲得に貢献したMFダビド・シルバを獲得。FWオヤルサバル、FWイサク、MFメリノといった若手逸材との融合に大きな期待感が高まる。
その他では智将マヌエル・ペジェグリーニ監督を招へいし、GKブラーボやDFモントーヤらを迎え入れた新生ベティス、エースFWロドリゴやパレホ、FWフェラン・トーレスら主力の大量流出が続き、ハビ・グラシア監督の立て直しの手腕が求められる混迷のバレンシアにも注目したい。
◆久保に更なる飛躍の予感、岡崎がプリメーラ初参戦~日本人選手~

Getty Images
開幕時点で今季のプリメーラでプレーする日本人選手は、ビジャレアルのMF久保建英と、エイバルのMF乾貴士、ウエスカのFW岡崎慎司の3選手だ。
その3人の中でも、とりわけ注目を集めるのが久保だ。昨夏、マドリーに加入した久保は昇格組のマジョルカに即レンタル。チームは19位で降格の憂き目に遭うも、久保自身は35試合に出場し4ゴール5アシストとプリメーラデビューシーズンで確かな存在感を示した。特に、リーグ再開後は持ち味のテクニック、戦術眼に強さとスピードが加わり、切れ味鋭い仕掛け、視野の広さとキック精度を生かした高精度のチャンスメークで、異次元のパフォーマンスを披露。
その活躍により、今夏には国内外の約30クラブがレンタル先として名乗りを挙げた中、昨季5位のビジャレアルを新天地に選択した。プレシーズンでは[4-2-3-1]のトップ下、右ウイングを主戦場に好パフォーマンスを披露しており、マジョルカ時代に比べて周囲のレベルが大きく上がった中で更なる飛躍の予感が漂う。
また、プリメーラ初挑戦となる岡崎のパフォーマンスにも大きな注目が集まる。シュツットガルト、マインツ、レスター・シティ、マラガ(加入も選手登録許可されず)を経て、昨夏にセグンダのウエスカに加入した34歳のベテランFWは、リーグ戦37試合に出場しチーム最多の12ゴールを挙げる、さすがの活躍でウエスカのセグンダ優勝に大きく貢献。自らの力で夢のプリメーラへの道を切り開いた。全体のレベルが大きく上がるプリメーラでの戦いは厳しいものになると思われるが、持ち味の泥臭さと確かな得点感覚でチームを残留に導く働きを期待したい。
共に心機一転のシーズンに臨む久保、岡崎と異なり、エイバル復帰2年目の乾は、背番号を「14」に変更した以外、落ち着いた形でのシーズンインとなる。昨季は29試合2ゴール4アシストと数字上での貢献は限定的だっただけに、MFオレジャナが旅立って再構築を図るアタッキングユニットの中でより数字にこだわったプレーが求められるところだ。
レアル・マドリーの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
レアル・マドリーの人気記事ランキング
1
メッシが引退のカシージャスに別れ「最悪で最高のライバルだった」
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、引退を発表した元スペイン代表GKイケル・カシージャスにメッセージを送った。スペイン『アス』が伝えている。 4日、自身の公式SNSを通じて現役引退を発表したカシージャス。スペイン代表やレアル・マドリーで数々のタイトルを獲得し、晩年のポルトでは2017-18シーズンに5年ぶりのリーグ優勝に貢献していた。 史上最も成功したGKと言っても過言ではないが、そのキャリアの中でカシージャスの頭を悩ませ続けたメッシが『アス』のインタビューの中で、名ライバルの引退に花を添えた。 「イケルは今日引退するけど、彼はラ・リーガのベンチマークだっただけでなく、全ての国際大会に勝ってきた。ずっと前からサッカーの歴史に刻まれていたんだ」 「非常にスペクタクルなGKで、相手にするのは本当に困難だった。でも振り返ってみると、対戦するたびにお互いに自分たちを高め合うことができた素晴らしいライバルだったと思う」 2020.08.05 20:49 Wed2
「暴行とみなされる」久保建英の顔面に3度も打撃…レアルFWに非難集まる「退場にすべきだった」
14日に行われたラ・リーガ第28節のマジョルカvsレアル・マドリーの一戦。マジョルカの日本代表MF久保建英にとって保有元へのアピールの場にもなる舞台だったが、0-3でマドリーが勝利を収めていた。 この試合はやや荒れ模様となり、後半にはマドリーの2選手が負傷退場する格好に。また、マジョルカDFパブロ・マフェオがマドリーFWヴィニシウス・ジュニオールのヒザにタックルを食らわせた場面もあったが、ファウルすら取られない場面もあった。 また、この試合では久保もその被害の一部を受けていたようだ。スペインのテレビ番組『エル・チリンギート』では、前半7分にルーズボールを巡って久保とマドリーFWロドリゴが競り合う場面に着目した。 動画で見ると、ロドリゴはその過程で久保に右、左、右と両手で3回も攻撃を食らわせており、特に2発目は左腕が久保のアゴにクリーンヒット。久保は顔を両手で覆ってピッチに倒れ込んだ。 この場面ではカードが提示されることはなかったが、『エル・チリンギート』内では「ロドリゴを退場にすべきだった」と断罪。また、スペイン『COPE』も「これは暴行とみなされ、レッドカードが出される可能性があった」と指摘。現地のメディアからも判定に疑問を呈する声が上がっている。 <span class="paragraph-title">【動画】2発目が顎にもろにヒット…ロドリゴが久保の顔面に3連撃</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe id="reddit-embed" src="https://www.redditmedia.com/r/soccer/comments/te7sop/rodrygo_elbowing_kubo_in_the_back_of_the_head/?ref_source=embed&ref=share&embed=true" sandbox="allow-scripts allow-same-origin allow-popups" style="border: none;" height="800" width="100%" scrolling="no"></iframe> 2022.03.17 11:50 Thu3
【2024-25 ラ・リーガ前半戦ベストイレブン】3つ巴の争いも3位のバルサから最多4選手を選出
2024-25シーズンのラ・リーガは第19節を消化。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。 ◆ラ・リーガ前半戦ベストイレブン GK:レミロ DF:ミンゲサ、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:ヤマル、バルベルデ、ペドリ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ、グリーズマン GK アレックス・レミロ(29歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:19(先発:19)/失点数:13 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感際立つラ・レアル最後の砦。サモラ賞レースでは12失点のオブラクが首位に立っているが、アトレティコとソシエダの守備力を考慮してレミロを選出。比較的メンバーが入れ替わるディフェンスラインで新加入アゲルドとともに攻守に安定したパフォーマンスを披露。ここまでチーム総得点が17点と常にロースコアの戦いを強いられるなか、高い集中力を維持し、12度のクリーンシートを達成。試合の流れを変えるパラドンの数々も印象的だ。 DF オスカル・ミンゲサ(25歳/セルタ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルサ育ちがガリシアの地で完全覚醒。バルセロナDFクンデやソシエダDFアランブル、ラージョDFラティウ、エスパニョールDFエル・ヒラリと今季前半戦は右ラテラルの活躍が光ったが、セルタで攻守に躍動したミンゲサを選出。バルセロナ時代にはディフェンスラインの便利屋という印象にとどまったが、今季のセルタでは左右のサイドバックとウイングバックを主戦場に2ゴール5アシストを記録。ビルドアップへの貢献度を含め、攻撃面において完全に殻を破った。すでに国内外の強豪クラブが関心を示しており、その去就にも注目が集まる。 DF ダニ・ビビアン(25歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も抜群の安定感誇るディフェンスリーダー。昨季に完全に一本立ちした25歳は、屈強なフィジカルを武器に対人守備で無類の強さ。加えて、昨季の経験によって攻守両面で判断の質、ポジショニング、プレーの安定感が増しており、味方へのコーチングを含めてますますリーダーらしい存在感を放った。マドリー戦ではムバッペを完璧に封じ込んだのも印象的だった。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エル・ブランコの屋台骨支える。ディフェンスラインのマルチロールだったナチョの退団に加え、今季もミリトン、カルバハルが長期離脱となったマドリーのディフェンスラインでフル稼働。チュアメニやルーカス・バスケスとビッグマッチにおいて脆さを見せる相棒たちを見事にカバー。ムバッペの加入でより攻撃偏重なチームにおいて1試合平均1失点でとどまっている最大の要因は地対空で無類の強さをみせ、要所での気の利いたカバーリングを見せるドイツ代表の存在が非常に大きい。 DF ミゲル・グティエレス(23歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム苦戦の中で個人としては充実の前半戦。今季もミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担い、ピボーテやインテリオールとしてもプレー。昨季に比べて前線の質がやや低下し、1ゴール4アシストの数字にとどまったが、高精度のクロスやキーパスでその数字以上のチャンスを演出し続けている。 MF ラミン・ヤマル(17歳/バルセロナ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat4
日本人が目指すべきCB像、“希少なバロンドーラー“ファビオ・カンナバーロ
サッカー界においてなかなか評価がされないのが守備的な選手。勝利に貢献する派手なゴールを決める攻撃的な選手はわかりやすい活躍の指標が存在するが、なかなかディフェンダーは評価が得にくい。 もちろん、これまでのサッカー界で高く評価されたディフェンダーは多々いるが、世界年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」では3人のみが受賞。元西ドイツ代表DFのフランツ・ベッケンバウアー氏と、元東ドイツ代表DFマティアス・ザマー氏、そして元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏の3人しかいない。 DFとして最後に受賞したのが2006年のカンナバーロ氏だが、ベッケンバウアー氏やザマー氏はリベロのポジションを務めており、中盤でのプレー機会も多かった選手たち。一方で、カンナバーロ氏は、純粋にセンターバックを務めており、DFとして最初の受賞者と言っても良い存在だ。 イタリア代表のキャプテンとしてドイツ・ワールドカップ(W杯)を優勝した功績が認められたカンナバーロ氏。現役時代のキャリアで多くのタイトルを獲得しているが、縁がなかったのがチャンピオンズリーグ(CL)だ。 <span class="paragraph-title">◆記録よりも記憶に残るプレーヤー</span> 現役時代はナポリでキャリアをスタートさせたカンナバーロだが、クラブの財政難により放出。パルマへと移籍する。 このパルマでは、GKジャンルイジ・ブッフォンやDFリリアン・テュラムらと強固な守備陣を形成。“ミラクル・パルマ“とも呼ばれ、カンナバーロも2度のコッパ・イタリア優勝や、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)での優勝を経験した。 中田英寿ともチームメイトとしてプレーした中、セリエAのスクデット獲得には至らずに2002年8月にインテルへと移籍。しかし、インテルでは監督との確執もあり出番が減り、2004年8月にユベントスへと完全移籍する。 すると、パルマ時代の同僚であったブッフォンとテュラムと再びチームメイトに。2004-05シーズンに見事スクデットを獲得する。しかし、このスクデットは2006年に発覚したカルチョ・スキャンダルといわれた一連の八百長事件の影響で剥奪に。結果、カンナバーロはスクデットも獲得していないこととなった。 チームはセリエBに降格処分となり、カンナバーロはレアル・マドリーへと完全移籍。そこでも本領を発揮すると、難しい中で行われたドイツW杯で優勝。前述のバロンドールも受賞することとなると、FIFA年間最優秀選手賞も受賞した。 マドリーではラ・リーガ連覇を果たすなどしたが、再びユベントスに復帰。その後は、アジアでプレーし引退した。 ビッグクラブに在籍を続けていたカンナバーロだったが、実はタイトル獲得数は多くない。クラブキャリアではわずか7個。そこにW杯が加わり8つと、イメージよりは少ないのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">◆縁がないチャンピオンズリーグ優勝</span> そのカンナバーロだが、ことCLとなるとより縁遠くなる。インテル移籍後は毎シーズン出場はしていたが、チームとしての成績は良くなく、最高がベスト4止まりだった。 今でこそ、マドリーやユベントスはタイトルを多く獲得し、マドリーは近年CLを何度も制しているが、ちょうど“銀河系“を形成していたカンナバーロが在籍していた時代は過渡期。2000年から2010年まではラ・リーガも4度の優勝に留まっており、CLも2001-02シーズンを最後に11年間獲れなかった。 最もビッグイヤーに近づいたのは、インテル在籍時の2002-03シーズン。準決勝に駒を進めると、決勝進出を懸けた相手はライバルのミラン。2試合とも引き分けに終わったが、アウェイゴール差で僅かに敗れて敗退した。 その後は、ユベントス時代に2度ベスト8、マドリー時代に2度ベスト16まで勝ち上がっているが、それ以上は進めず。ビッグイヤーを掲げていないどころか、決勝の舞台にすら立ったことがなく、最も意外な選手の1人と言っても良い。 <span class="paragraph-title">◆タイトルは少なくとも才能は抜群</span> 目に見えたタイトルというものにはあまり恵まれていないキャリアのカンナバーロ。そのため、ワールドカップの優勝とバロンドール受賞が輝いて見える。 ただ、ピッチ上で見せるパフォーマンスの評価、そして持ち合わせた才能は世界屈指と言われている。 なんといっても、センターバックとしては身長175cmと小柄。体格に勝るヨーロッパではもちろんのこと、日本で考えても175cmのセンターバックはあまりいないタイプだ。 しかし、持って生まれた強靭な肉体が身長のハンデを埋めることに。まず一対一の守備力が抜きん出ており、相手との競り合いに負けないほか、身長を補う高いジャンプ力を武器としていた。 どんなストライカー相手でも、空中でも地上でも抜かせないという守備力は一級品だが、カンナバーロの真骨頂は守備をする前のパフォーマンスだ。 最も優れているとされたのがポジショニング。相手との競り合いに負けないフィジカルも素晴らしいが、相手よりも優位なポジションを先読みして取ることで、そもそも勝負の前に勝っているのだ。 一対一の勝負もさることながら、簡単にボールを奪い切る能力は抜きん出ている。 そしてもう1つが抜きん出た統率力。センターバックとして周りの選手にコーチングして相手を追い込んだり、優位なポジションを取ったりすることができる。これは、「カテナチオ」と言われるイタリアの堅い守備には欠かせず、ドイツW杯を制した際にもこの点は非常に評価された。チームのパフォーマンスを引っ張り上げる彼の力は、タイトルの数に関係なく、最後まで高く評価され続けた。 日本人と変わらない体格で世界と渡り合ったカンナバーロ。お手本とすべき選手の1人とも言えるだろう。 <div id="cws_ad"><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> <span class="paragraph-title">【動画】相手を封殺!カンナバーロの闘志溢れるユベントス時代のディフェンス集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJsdGt2Y1FHSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <div id=“cws_ad”><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> 2022.07.13 21:30 Wed5