【ラ・リーガ・シーズンプレビュー】継続路線の王者マドリーが大本命! 大混乱バルサは劇薬クーマンが吉と出るか凶と出るか

2020.09.12 15:00 Sat
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2020-21シーズンのラ・リーガが9月12日(土)に開幕を迎える。昨シーズンは新型コロナウイルスによる異例の長期中断を経て、再開後に独走したレアル・マドリーが3年ぶりの覇権奪還。迎えた新シーズンも昨季王者がタイトルレースをけん引する見込みだ。

◆継続路線で連覇に向け揺らぎなし~レアル・マドリー~
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優勝候補の筆頭は連覇を狙う王者マドリーだ。昨季は序盤戦こそ主力のコンディション不良によって出遅れたものの、主将DFセルヒオ・ラモス、エースFWベンゼマ、守護神クルトワの圧巻の勝負強さ、序盤、中盤を支えた若手の台頭、終盤のベテランの復活とチームとしての総合力が光り、3シーズンぶりにリーグ優勝を果たした。

連覇を狙う新シーズンに向けては、積極補強を図った前年と異なり、ここまで主力クラスの新戦力補強がゼロ。コロナ禍で緊縮財政を強いられていることは間違いないが、ペレス会長、ジダン監督らの現有戦力への信頼、自信の表れとも取れる。
昨季、ほぼフル稼働だったMFカゼミロ、セルヒオ・ラモス、ベンゼマの代役不在は懸念材料も、DFミリトン、DFメンディ、MFバルベルデ、FWロドリゴ、FWヴィニシウスら若手の台頭により、各ポジションで質の高いターンオーバーが可能だ。これに適材適所の用兵が光るフランス人指揮官の采配が加われば、今季も安定した戦いが期待できる。

ライバルチームが昨季同様の勝ち点ペースを継続する場合、連覇の可能性は非常に高いと言えるが、前述の替えの利かない主力の長期離脱や有事に備え、来月初旬の移籍市場閉幕までに数人の新戦力の獲得は必要か。そのためには、MFベイルやFWヨビッチら一部余剰人員の整理を進めていきたい。また、昨季の目玉補強ながら期待外れに終わったMFアザールに関しては、再びウエイトオーバーでのシーズンインという報道も出ており、“第二のベイル”化が懸念されるところだ。
◆劇薬クーマン招へいもメッシ退団希望など内部崩壊の危機~バルセロナ
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2年ぶりの覇権奪還を目指すバルセロナだが、新シーズンに向けては前途多難な状況だ。バルベルデ、セティエンの2人の指揮官の下で戦った昨季は12シーズンぶりの無冠となる、近年で最悪のシーズンとなった。シーズンを通じた負傷者の多さに加え、チャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦での屈辱的な大敗で露呈したように絶対的エースFWメッシへの依存が顕著な現スタイルの限界は明白だ。

そういった状況を踏まえ、クラブは新指揮官にクラブレジェンドであり、オランダ代表復権の礎を築いたクーマン新監督を招へい。だが、過去にバレンシアやエバートンなどで選手サイドと確執を繰り返した“劇薬”は就任直後にFWスアレスやMFラキティッチら一部主力に構想外を、メッシに対して特権はく奪を言い渡し物議を醸した。これにより、以前からバルトメウ会長以下クラブ首脳に不信感を募らせていたエースは今夏の退団希望を明言。最終的に超高額の契約解除金、メッシのクラブ愛を利用したクラブのゴネ得で事態は収拾されたものの、内部崩壊寸前と言わざるを得ない。

ほぼぶっつけ本番でのシーズンインということもあり、クーマン監督の起用法、スアレスやMFビダルらの去就、MFピャニッチら新戦力の扱いなど、未知数な部分が多いが、エースのモチベーションの問題を含め、現時点では昨季以上に厳しいシーズンを送る可能性も否定できない。

◆継続路線も副官ブルゴス退団の影響は?~アトレティコ・マドリー~
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昨季3位のアトレティコは王者マドリー同様にここまで継続路線を築く。FWグリーズマンやDFゴディンら黄金時代の主力が去り、新星FWフェリックスら多くの新戦力を迎え入れ、心機一転を図った昨季はシーズン後半に盛り返して最低限の3位フィニッシュを成し遂げたが、得点力不足や勝負弱さを感じさせる1年となった。

新シーズンに向けては懸念されたMFサウールやGKオブラク、DFヒメネスなど主力の流出阻止に成功しているが、深刻な財政難によって、ここまでの目立った補強はMFカラスコを完全移籍で買い取ったのみだ。もちろん、加入2年目のフェリックスやMFマルコス・ジョレンテに大きな伸びしろが期待できるが、盤石のマドリーに比べると、やや停滞感が漂う継続路線と言えるだろう。そのため、要改善の攻撃に関しては新たなアタッカーの獲得が急務と言える。

また、チームのオーガナイズの部分で大きな懸念材料となっているのが、長年シメオネ監督の相棒を務めてきた副官ブルゴスの退団だ。これまで熱くなりやすい闘将の手綱をうまく握ってコントロールしつつ、戦術・人心掌握の部分でも多大な貢献を果たした名脇役は監督として独り立ちするために昨季限りでクラブを離れた。後任候補として元主将のガビがコーチングスタッフに入閣したが、経験不足は否めない。

◆3強に食い込むのは?~セビージャ、ビジャレアル、レアル・ソシエダ~
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今季も飛び抜けた戦力、実績を持つ前述の3強が優勝争いをリードしていくが、その争いに絡むことが期待されているのは、セビージャ、ビジャレアル、レアル・ソシエダの3チームだ。

昨季、ロペテギ監督の下でラ・リーガ4位フィニッシュに加え、ヨーロッパリーグ(EL)制覇を成し遂げる充実の1年を過ごしたセビージャ。新シーズンに向けては重鎮MFバネガ、DFレギロンと躍進を支えた2選手がチームを離れたものの、MFラキティッチの帰還、リーグ屈指の若手MFオスカル・ロドリゲスをすでに確保し、主力の流出阻止にも成功している。また、敏腕SDモンチ氏が昨季同様に市場閉幕までに“掘り出し物”の獲得に動くはずだ。そのため、バルセロナやアトレティコの状態次第では王者と優勝を争う可能性は十分にありそうだ。

MF久保建英の加入で日本でも俄然注目が集まるビジャレアルは、昨季5位躍進の立役者となったカジェハ監督に代わって、今季から百戦錬磨のスペイン人指揮官、エメリ監督を招へい。さらに、MFカソルラとMFブルーノという重鎮が旅立った中、久保やバレンシアから主将MFパレホ、MFコクランと実力者を迎え入れ、ELとの二足の草鞋に耐えうるスカッドを構築している。

また、昨季はリーグ再開後の失速により、CL出場権獲得を逃がすも、魅力的なアタッキングフットボールで前半戦の主役となったソシエダでは、マドリーにレンタルバックしたMFウーデゴールの後釜に、マンチェスター・シティで多くのタイトル獲得に貢献したMFダビド・シルバを獲得。FWオヤルサバル、FWイサク、MFメリノといった若手逸材との融合に大きな期待感が高まる。

その他では智将マヌエル・ペジェグリーニ監督を招へいし、GKブラーボやDFモントーヤらを迎え入れた新生ベティス、エースFWロドリゴやパレホ、FWフェラン・トーレスら主力の大量流出が続き、ハビ・グラシア監督の立て直しの手腕が求められる混迷のバレンシアにも注目したい。

◆久保に更なる飛躍の予感、岡崎がプリメーラ初参戦~日本人選手~
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開幕時点で今季のプリメーラでプレーする日本人選手は、ビジャレアルのMF久保建英と、エイバルのMF乾貴士、ウエスカのFW岡崎慎司の3選手だ。

その3人の中でも、とりわけ注目を集めるのが久保だ。昨夏、マドリーに加入した久保は昇格組のマジョルカに即レンタル。チームは19位で降格の憂き目に遭うも、久保自身は35試合に出場し4ゴール5アシストとプリメーラデビューシーズンで確かな存在感を示した。特に、リーグ再開後は持ち味のテクニック、戦術眼に強さとスピードが加わり、切れ味鋭い仕掛け、視野の広さとキック精度を生かした高精度のチャンスメークで、異次元のパフォーマンスを披露。

その活躍により、今夏には国内外の約30クラブがレンタル先として名乗りを挙げた中、昨季5位のビジャレアルを新天地に選択した。プレシーズンでは[4-2-3-1]のトップ下、右ウイングを主戦場に好パフォーマンスを披露しており、マジョルカ時代に比べて周囲のレベルが大きく上がった中で更なる飛躍の予感が漂う。

また、プリメーラ初挑戦となる岡崎のパフォーマンスにも大きな注目が集まる。シュツットガルト、マインツ、レスター・シティ、マラガ(加入も選手登録許可されず)を経て、昨夏にセグンダのウエスカに加入した34歳のベテランFWは、リーグ戦37試合に出場しチーム最多の12ゴールを挙げる、さすがの活躍でウエスカのセグンダ優勝に大きく貢献。自らの力で夢のプリメーラへの道を切り開いた。全体のレベルが大きく上がるプリメーラでの戦いは厳しいものになると思われるが、持ち味の泥臭さと確かな得点感覚でチームを残留に導く働きを期待したい。

共に心機一転のシーズンに臨む久保、岡崎と異なり、エイバル復帰2年目の乾は、背番号を「14」に変更した以外、落ち着いた形でのシーズンインとなる。昨季は29試合2ゴール4アシストと数字上での貢献は限定的だっただけに、MFオレジャナが旅立って再構築を図るアタッキングユニットの中でより数字にこだわったプレーが求められるところだ。

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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CrdtU8ys0di/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Luka Modric(@lukamodric10)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <span class="paragraph-title">【写真】お母さんとどちらが似ている?モドリッチの妻バーニャさんと子供たちとの家族ショット!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CmlxAxSPMYb/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CmlxAxSPMYb/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CmlxAxSPMYb/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Luka Modric(@lukamodric10)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.04.26 12:25 Wed
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重傷を負ったレアルの17歳逸材CBが復帰間近、昨夏のツアー帯同に続くCWC参加なるか

レアル・マドリーU-19のU-17スペイン代表DFジョアン・マルティネスが、復帰へと近づいている。スペイン『マルカ』が報じた。 今シーズン開幕前のアメリカツアーでは、ブレイクを果たしたスペイン人DFラウール・アセンシオらとともにファーストチームに帯同したマルティネス。カルロ・アンチェロッティ監督も高く評価した17歳センターバックだが、ツアー終了後のトレーニングで左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負っていた。 2024年8月の負傷からもうすぐ7カ月が経とうというなか、すでにボールを使ったピッチでのトレーニングを再開しているとのこと。リハビリは最終段階にあり、あと1カ月ほどでチームに復帰できる段階まで来ているという。 アルバロ・アルベロア監督率いるU-19チームでのシーズン中の復帰が期待される一方、ファーストチーム に帯同してのFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)参加も視野に。出場することが目標ではなく、再びアンチェロッティ監督のもとでトレーニングし、その後のプレシーズンに備えたいという考えのようだ。 2025.02.26 18:58 Wed
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21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン

IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu
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日本人が目指すべきCB像、“希少なバロンドーラー“ファビオ・カンナバーロ

サッカー界においてなかなか評価がされないのが守備的な選手。勝利に貢献する派手なゴールを決める攻撃的な選手はわかりやすい活躍の指標が存在するが、なかなかディフェンダーは評価が得にくい。 もちろん、これまでのサッカー界で高く評価されたディフェンダーは多々いるが、世界年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」では3人のみが受賞。元西ドイツ代表DFのフランツ・ベッケンバウアー氏と、元東ドイツ代表DFマティアス・ザマー氏、そして元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏の3人しかいない。 DFとして最後に受賞したのが2006年のカンナバーロ氏だが、ベッケンバウアー氏やザマー氏はリベロのポジションを務めており、中盤でのプレー機会も多かった選手たち。一方で、カンナバーロ氏は、純粋にセンターバックを務めており、DFとして最初の受賞者と言っても良い存在だ。 イタリア代表のキャプテンとしてドイツ・ワールドカップ(W杯)を優勝した功績が認められたカンナバーロ氏。現役時代のキャリアで多くのタイトルを獲得しているが、縁がなかったのがチャンピオンズリーグ(CL)だ。 <span class="paragraph-title">◆記録よりも記憶に残るプレーヤー</span> 現役時代はナポリでキャリアをスタートさせたカンナバーロだが、クラブの財政難により放出。パルマへと移籍する。 このパルマでは、GKジャンルイジ・ブッフォンやDFリリアン・テュラムらと強固な守備陣を形成。“ミラクル・パルマ“とも呼ばれ、カンナバーロも2度のコッパ・イタリア優勝や、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)での優勝を経験した。 中田英寿ともチームメイトとしてプレーした中、セリエAのスクデット獲得には至らずに2002年8月にインテルへと移籍。しかし、インテルでは監督との確執もあり出番が減り、2004年8月にユベントスへと完全移籍する。 すると、パルマ時代の同僚であったブッフォンとテュラムと再びチームメイトに。2004-05シーズンに見事スクデットを獲得する。しかし、このスクデットは2006年に発覚したカルチョ・スキャンダルといわれた一連の八百長事件の影響で剥奪に。結果、カンナバーロはスクデットも獲得していないこととなった。 チームはセリエBに降格処分となり、カンナバーロはレアル・マドリーへと完全移籍。そこでも本領を発揮すると、難しい中で行われたドイツW杯で優勝。前述のバロンドールも受賞することとなると、FIFA年間最優秀選手賞も受賞した。 マドリーではラ・リーガ連覇を果たすなどしたが、再びユベントスに復帰。その後は、アジアでプレーし引退した。 ビッグクラブに在籍を続けていたカンナバーロだったが、実はタイトル獲得数は多くない。クラブキャリアではわずか7個。そこにW杯が加わり8つと、イメージよりは少ないのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">◆縁がないチャンピオンズリーグ優勝</span> そのカンナバーロだが、ことCLとなるとより縁遠くなる。インテル移籍後は毎シーズン出場はしていたが、チームとしての成績は良くなく、最高がベスト4止まりだった。 今でこそ、マドリーやユベントスはタイトルを多く獲得し、マドリーは近年CLを何度も制しているが、ちょうど“銀河系“を形成していたカンナバーロが在籍していた時代は過渡期。2000年から2010年まではラ・リーガも4度の優勝に留まっており、CLも2001-02シーズンを最後に11年間獲れなかった。 最もビッグイヤーに近づいたのは、インテル在籍時の2002-03シーズン。準決勝に駒を進めると、決勝進出を懸けた相手はライバルのミラン。2試合とも引き分けに終わったが、アウェイゴール差で僅かに敗れて敗退した。 その後は、ユベントス時代に2度ベスト8、マドリー時代に2度ベスト16まで勝ち上がっているが、それ以上は進めず。ビッグイヤーを掲げていないどころか、決勝の舞台にすら立ったことがなく、最も意外な選手の1人と言っても良い。 <span class="paragraph-title">◆タイトルは少なくとも才能は抜群</span> 目に見えたタイトルというものにはあまり恵まれていないキャリアのカンナバーロ。そのため、ワールドカップの優勝とバロンドール受賞が輝いて見える。 ただ、ピッチ上で見せるパフォーマンスの評価、そして持ち合わせた才能は世界屈指と言われている。 なんといっても、センターバックとしては身長175cmと小柄。体格に勝るヨーロッパではもちろんのこと、日本で考えても175cmのセンターバックはあまりいないタイプだ。 しかし、持って生まれた強靭な肉体が身長のハンデを埋めることに。まず一対一の守備力が抜きん出ており、相手との競り合いに負けないほか、身長を補う高いジャンプ力を武器としていた。 どんなストライカー相手でも、空中でも地上でも抜かせないという守備力は一級品だが、カンナバーロの真骨頂は守備をする前のパフォーマンスだ。 最も優れているとされたのがポジショニング。相手との競り合いに負けないフィジカルも素晴らしいが、相手よりも優位なポジションを先読みして取ることで、そもそも勝負の前に勝っているのだ。 一対一の勝負もさることながら、簡単にボールを奪い切る能力は抜きん出ている。 そしてもう1つが抜きん出た統率力。センターバックとして周りの選手にコーチングして相手を追い込んだり、優位なポジションを取ったりすることができる。これは、「カテナチオ」と言われるイタリアの堅い守備には欠かせず、ドイツW杯を制した際にもこの点は非常に評価された。チームのパフォーマンスを引っ張り上げる彼の力は、タイトルの数に関係なく、最後まで高く評価され続けた。 日本人と変わらない体格で世界と渡り合ったカンナバーロ。お手本とすべき選手の1人とも言えるだろう。 <div id="cws_ad"><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> <span class="paragraph-title">【動画】相手を封殺!カンナバーロの闘志溢れるユベントス時代のディフェンス集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJsdGt2Y1FHSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <div id=“cws_ad”><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> 2022.07.13 21:30 Wed
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ノルウェー代表で定位置と背番号を譲った後輩…セルロートが5歳年下ハーランドをラ・リーガに勧誘?「適応間違いなし」

ビジャレアルのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートが、マンチェスター・シティの同代表FWアーリング・ハーランドについて語った。 今季ラ・リーガ14得点、公式戦17得点のセルロート。過去2年のレアル・ソシエダ時代を上回るペースでネットを揺らす195cmストライカーだ。 当然、この活躍からノルウェーを代表するセンターフォワードなのは確か。しかし、ノルウェー代表には当代屈指のゴールマシーン・ハーランドがおり、A代表通算53試合18得点セルロートは左右どちらかのウイングが“守備位置”となる。 このように、ハーランドがいることで、ノルウェー代表だと本職ではないポジションを任されるセルロート。それでもスペイン『Relevo』のインタビューでは、ハーランドとの良い関係性を語る。 「アーリングとはとても仲が良いよ。もう5年くらいノルウェー代表で一緒だしね。彼は天性のリーダー的な部分を持つんだ。どちらかと言えば、陰から人知れずチームを支えるタイプかな。全てを口に出して引っ張るのではなく、黙々と率先して行動することができる」 数年前には、当時20歳そこそこで台頭してきたハーランドに、ノルウェー代表で背番号「9」を譲ったセルロート。 「彼はあの時すでにフットボーラーとして“ブランド”が出来上がっていたからね。NIKEとの繋がりも考えればピッタリだろう(笑) 彼のほうから『9が欲しい』って来たから、僕は11にしたんだ」 その一方、ハーランドは昨季があまりに強烈だったためか、最近は得点ペースの鈍化が指摘される。この件についてセルロートは、同じFWとして少しばかり不快感を抱いている様子だ。 「彼が自らの個人賞をチームの戦績より優先させているとでも? 僕の知る彼はそうじゃないし、もしそうだとしても口には出さない」 また、将来のレアル・マドリー行きが噂され続けていることについては歓迎。スペインサッカーへの適応も問題ないだろうとした。 「イングランドもドイツもスペインもそんなに異なるサッカーじゃない。リーグの特色をつけたがる人々が私見を言っているに過ぎないんだ。アーリングも間違いなくスペインにフィットする。選手からチームへ、チームから選手へ、お互いに適応の努力をすれば、適応できないなんてあり得ない」 2024.04.19 16:20 Fri

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