リバプール、ブリュースター去就にすべてのオプションを考慮! 買戻し付きの売却も…

2020.09.09 15:54 Wed
Getty Images
リバプールはU-21イングランド代表FWリアン・ブリュースター(20)の去就に関してすべての可能性を考慮しているようだ。イギリス『リバプール・エコー』が報じている。

チェルシーとリバプールの下部組織出身であるブリュースターは、2017年10月に行われたFIFA U-17ワールドカップ(W杯)で得点王となり、イングランドの優勝に貢献した逸材ストライカーだ。

リバプールでは2019年9月に行われたEFLカップのMKドンズ戦で待望のトップチームデビューを飾り、ここまで公式戦4試合に出場している。
今年1月にはチャンピオンシップ(イングランド2部)のスウォンジー・シティに半年間の武者修行に出て、22試合11ゴールという見事な数字を残した。そして、レンタルバックした中でプレシーズンマッチでも好アピールを続け、直近のコミュニティー・シールドでは途中出場を果たすも、PK戦で唯一失敗するほろ苦い経験もしていた。

クラブとしてはブリュースターのポテンシャルを評価しているが、世界屈指のアタッキングユニットの一角を担うのは時期尚早だと考えており、国内を中心にレンタルへ出すことを考慮している。
『リバプール・エコー』が伝えるところによれば、ここまでアストン・ビラやニューカッスル、バーンリー、ブライトン、クリスタル・パレス、フルアムといったプレミアリーグのクラブからオファーが届いているというが、現時点で納得できる好条件のオファーは届いていないようだ。

そのため、リバプールは今夏の移籍市場が閉幕を迎える10月5日までに適切なオファーが届かない場合、ブリュースターを手元に残すことも考慮しているという。

一方で、最新の情報では今夏の補強資金を捻出するために買い戻し条項を盛り込んで2000万ポンド(約27億3000万円)前後での完全移籍での売却も検討していることが明らかになっている。

なお、ブリュースター自身は出場機会を得るための武者修行を考慮しつつも、リバプール残留を優先事項としている。

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