114年目で初のセリエA挑戦となるスペツィア、PSVのオランダ代表GKズートを狙う

2020.09.06 12:10 Sun
Getty Images
クラブ史上初のセリエAに挑戦するスペツィアが、オランダ代表GKイェルーン・ズート(29)の獲得を目指しているようだ。

スペツィアは、2019-20シーズンのセリエBで3位となり、プレーオフの末セリエA昇格を決めたスペツィア。クラブ創設114年にして初めての挑戦となる。

そのスペツィアは、PSVのズートを獲得するため、交渉を進めているとのこと。イタリア『スカイ・スポーツ』の移籍ジャーナリストであるジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が語っている。
ズートはPSVのアカデミー出身で、2009年1月にファーストチームへ昇格。2019-20シーズンも正守護神としてプレーしていたが、昨年11月からベンチに座ることに。2020年1月からはユトレヒトへレンタル移籍していたが、エールディビジが新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で打ち切りとなったこともあり、10試合の出場に終わっていた。

エールディビジでは通算277試合に出場、オランダ代表としても11試合に出場しているズートだが、PSVとの契約は2021年6月までとなっており、移籍金も抑えられると見られている。
初のセリエA挑戦に向け、守護神の獲得は大きな補強となるが、ズートがイタリアに渡ることはあるだろうか。

スペツィアの関連記事

インテルが、スペツィアへレンタル移籍中のU-21イタリア代表FWフランチェスコ・ピーオ・エスポージト(19)との契約延長に動いているようだ。 長男のサルバトーレ、次男のセバスティアーノ共にインテルのユースで育ったフランチェスコは、2023年夏にサルバトーレの所属するセリエBのスペツィアに2年レンタルで加入。 2025.03.27 09:30 Thu
エンポリは31日、スペツィアのポーランド代表MFシモン・ジュルコフスキ(26)とミランのU-21イタリア代表FWロレンツォ・コロンボ(22)の加入を発表した。両選手ともに1年間のレンタル移籍で、買取オプションも付帯する。 ジュルコフスキは2016年11月に母国クラブのグールニク・ザブジェでプロデビューしたセントラ 2024.08.01 17:25 Thu
ボローニャは28日、スペツィアのスウェーデン代表DFエミール・ホルム(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。 ホルムは母国のヨーテボリの下部組織育ちで、デンマークのスナユスケから2021年8月にスペツィアに完全移籍で加入した。 そのままスナユスケへとレンタルバック。2023年8月にはアタランタへとレンタ 2024.06.28 21:40 Fri
アタランタは8月31日、スペツィアからスウェーデン代表DFエミール・ホルム(23)を1年間のレンタル移籍で獲得した。 2012年に地元のIFKヨーテボリのユースに入団したホルムは、2019年6月にトップチームデビュー。その後、デンマークのスナユスケでのプレーを経て、2021年の夏にスペツィアへ移籍。2021-22 2023.09.01 00:55 Fri
フィオレンティーナは10日、スペツィアからアンゴラ代表FWエムバラ・エヌゾラ(26)を完全移籍で獲得した。 エヌゾラはトロワ出身のストライカー。2014年にトロワの下部組織からポルトガルのアカデミカに加入し、2015年1月にプロデビューを飾った。 その後はポルトガルのセルタネンセ、イタリアのヴィルトゥス、カ 2023.08.11 07:28 Fri

セリエAの関連記事

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、スポーツ・チャンネルDAZNと展開する「ABEMA de DAZN」で、2025年8月より開幕する主要な欧州サッカーリーグにおいて、日本代表選手が所属するクラブを中心とした「欧州リーグ2025-26」の試合を中継することを決定した。 今回の発表によると、リーグ・アン、 2025.08.15 17:21 Fri
ユベントスのレジェンドであるレオナルド・ボヌッチ氏(38)が来季、ユースチームの監督かファーストチームのコーチとして復帰する可能性があるようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 ユベントスで8度のセリエA制覇に貢献したボヌッチ氏は昨季、ユベントスを退団。ウニオン・ベルリン、フェネルバフチェでプレーした後 2025.05.17 13:00 Sat
フィオレンティーナは15日、イタリア代表DFピエトロ・コムッツォ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 2019年からフィオレンティーナの下部組織に在籍するコムッツォは185cmのセンターバック。2023年10月のナポリ戦でファーストチームデビューを飾ると、今シーズンはセンターバックの 2025.05.15 21:02 Thu
マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチーム 2025.05.14 19:38 Wed
セリエA懲戒委員会は13日、ユベントスのフランス人DFピエール・カルルに対し、2試合の出場停止処分を科した。 カルルは10日に行われたセリエA第36節ラツィオ戦の57分、振り上げた手が相手FWタティ・カステジャノスの顔面に直撃し、VARの末に一発退場となっていた。 残り2試合、ウディネーゼ戦とヴェネツィア戦 2025.05.14 11:30 Wed

スペツィアの人気記事ランキング

1

ミランの生え抜きMFポベガ、スペツィアへ買取OP付きレンタル移籍

セリエA昇格組のスペツィアは23日、ミランのU-20イタリア代表MFトンマーゾ・ポベガ(21)を買い取りオプション付きのレンタルで獲得したことを発表した。なお、ミランは買い戻し条項のオプションを付けている。 188cmのセントラルMFであるポベガはミランの下部組織出身で、これまでテルナーナ(セリエC)やポルデノーネへのレンタル移籍を経験。昨季はセリエBで31試合に出場し5ゴール4アシストを記録していた。 トップチームデビューを飾れていないポベガだが、今年8月には2025年6月までの長期契約を結んでいた。 2020.09.24 07:30 Thu
2

サッスオーロが2人の若手フランス人アタッカーを補強!

サッスオーロが2人のフランス人アタッカーを獲得した。 サッスオーロは8月31日、スペツィアからU-21フランス代表FWジャニス・アンティスト(20)を買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 アンティスト(写真)は、母国のトゥールーズでプロキャリアをスタート。昨夏にはスペツィアに完全移籍し、加入1年目はセリエA18試合に出場して1ゴールを挙げていた。まだまだ粗削りもセンターフォワードを主戦場に、高い身体能力を生かしたダイナミックな仕掛けが売りの有望株だ。 また、サッスオーロは同日、ロリアンからフランス人FWアルマン・ローリエン(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。 国内屈指の育成クラブであるスタッド・レンヌの下部組織出身のウイングは、レンヌのトップチーム定着には至らず。2019-20シーズンにレンタル加入したロリアンに翌シーズンから完全移籍した。 ロリアンではここまで公式戦91試合13ゴール13アシストを記録。フィニッシュの局面での判断、精度に課題は残すものの、左右のウイングを主戦場に突破力に優れる伸びしろ十分のアタッカーだ。 2022.09.01 06:30 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly