助走が特徴的!元スイス代表ツィークラーがイタリア時代に見せた直角FK【ビューティフル・フリーキック】
2020.09.09 06:00 Wed
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。
今回は、メジャー・リーグ・サッカー(MLS)のFCダラスに所属する元スイス代表DFレト・ツィークラーがサンプドリア時代に決めたフリーキックだ。
スイスのグラスホッパーズでプロキャリアをスタートさせたツィークラーは、2007年に加入したサンプドリアでブレイク。主に左サイドバックとして在籍4年半で公式戦155試合に出場し5ゴール15アシストを記録した。
そんなツィークラーは、2010年10月17日に行われたセリエA第7節のフィオレンティーナ戦では見事な直接FKを決めている。
フィオレンティーナの壁が2枚しかいなかったこともあり、壁を越えたシュートは鋭いカーブ回転がかかり、ゴール右へ吸い込まれるように入っていった。
このゴールで同点に追いついたサンプドリアは直後に勝ち越しの決勝ゴールを記録。終盤の連続ゴールで勝利をもぎ取った。
今回は、メジャー・リーグ・サッカー(MLS)のFCダラスに所属する元スイス代表DFレト・ツィークラーがサンプドリア時代に決めたフリーキックだ。
◆ツィークラーがイタリア時代に見せた直角FK
スイスのグラスホッパーズでプロキャリアをスタートさせたツィークラーは、2007年に加入したサンプドリアでブレイク。主に左サイドバックとして在籍4年半で公式戦155試合に出場し5ゴール15アシストを記録した。
そんなツィークラーは、2010年10月17日に行われたセリエA第7節のフィオレンティーナ戦では見事な直接FKを決めている。
0-1の1点ビハインドで迎えた81分、サンプドリアはバイタルエリア右でFKを獲得する。ゴールまではいささか距離があったものの、キッカーのツィークラーはほぼ真横からの助走から思い切り左足を振り抜いた。
フィオレンティーナの壁が2枚しかいなかったこともあり、壁を越えたシュートは鋭いカーブ回転がかかり、ゴール右へ吸い込まれるように入っていった。
このゴールで同点に追いついたサンプドリアは直後に勝ち越しの決勝ゴールを記録。終盤の連続ゴールで勝利をもぎ取った。
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