サンプGKクルチがエトーの地を這うようなシュートを指先でセーブ!【アンビリーバブル・セーブス】
2020.08.26 12:00 Wed
たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。しかし、裏を返せばセーブひとつでチームを救うこともできる、勝敗のカギを握るポジションとも言える。今回の企画『Unbelievable Saves』(信じられないセーブ)では、各クラブの守護神たちが見せた驚きのセーブを紹介していく。
今回は、元イタリア代表GKジャンルカ・クルチがサンプドリアで見せたスーパーセーブだ。
ローマの下部組織出身のクルチは、2004年にトップチームに昇格。正GKとしてプレーした時期もあったが、出場機会が減ると、国内の多くのクラブを渡り歩き、ドイツやスウェーデンでのプレー経験も持つベテランGKだ。
0-0と同点で迎えた45分、カウンターからインテルに決定機が訪れる。FWゴラン・パンデフのボールをボックス右前で受けたFWサミュエル・エトーは、そのままボックス内に侵入。するとエトーは、まだゴールからは距離がある位置から、右足で低めに狙いすましたシュートを放つ。地を這うような低く、速いシュートが、ゴール左へ飛んだが、これをクルチが素早く体勢を下げて右手でセーブ。大きなピンチを阻止している。
クルチのセーブもあり前半は0-0で折り返したサンプドリアだったが、後半に2失点を許し、試合には0-2で敗れている。
◆サンプGKクルチがエトーの狙いすましたシュートをストップ!
ローマの下部組織出身のクルチは、2004年にトップチームに昇格。正GKとしてプレーした時期もあったが、出場機会が減ると、国内の多くのクラブを渡り歩き、ドイツやスウェーデンでのプレー経験も持つベテランGKだ。
2010-11シーズンを過ごしたサンプドリアでは守護神に君臨したクルチ、2011年2月27日に行われた、セリエA第27節インテル戦では、名ストライカーのチャンスを阻むファインセーブを見せている。
0-0と同点で迎えた45分、カウンターからインテルに決定機が訪れる。FWゴラン・パンデフのボールをボックス右前で受けたFWサミュエル・エトーは、そのままボックス内に侵入。するとエトーは、まだゴールからは距離がある位置から、右足で低めに狙いすましたシュートを放つ。地を這うような低く、速いシュートが、ゴール左へ飛んだが、これをクルチが素早く体勢を下げて右手でセーブ。大きなピンチを阻止している。
クルチのセーブもあり前半は0-0で折り返したサンプドリアだったが、後半に2失点を許し、試合には0-2で敗れている。
ジャンルカ・クルチの関連記事
サンプドリアの関連記事
セリエAの関連記事
|
サンプドリアの人気記事ランキング
1
依然健在の38歳クアリアレッラ、セリエA歴代ストライカー5人目のメモリアル!
サンプドリアのイタリア代表FWファビオ・クアリアレッラ(38)がセリエA通算500試合出場のメモリアル記録を達成した。 日本代表DF吉田麻也も所属するサンプドリアは22日に行われたセリエA最終節でパルマとホームで対戦。今季限りでの退任を表明したクラウディオ・ラニエリ監督のラストゲームを3-0の勝利で飾り、9位フィニッシュで締めくくった。 38歳ながらチーム最多12ゴールをマークするクアリアレッラは吉田もフル出場した一戦で2試合ぶりに先発すると、21分にイタリア代表MFアントニオ・カンドレーバのパスから先制点をマーク。自身の記録を自らのゴールで祝った。 データ集計サイト『Opta(@OptaPaolo)』によると、セリエAでプレーしたストライカーとしてはフランチェスコ・トッティ(619試合)、ロベルト・マンチーニ(541試合)、シルヴィオ・ピオラ(537試合)、アルベルト・ジラルディーノ(514試合)に次ぐ史上5人目だという。 クアリアレッラは1999年にトリノでプロデビュー後、母国複数クラブを渡り歩き、2016年にサンプドリア復帰。2018-19シーズンのセリエAで得点王に輝き、今季は最終的に33試合出場で13ゴールを挙げ、5季連続の二桁ゴールと衰え知らずの活躍を披露した。 2021.05.23 10:05 Sun2
40歳クアリアレッラがセリエB降格のサンプドリア退団…セリエA通算550試合出場の偉業達成も昨季は1G1A
サンプドリアは7日、元イタリア代表FWファビオ・クアリアレッラ(40)の退団を発表した。 サンプドリアは契約満了によってクラブを去るカピターノに対して、「『ありがとう』と言うことで愛が生まれます。私たちの愛は決して終わることのないものです。ファビオ、私たちを共に喜び、叫び、飛び跳ね、夢を見させてくれてありがとう。心から感謝します、カピターノ。あなたは永遠に私たちの一員です」と、SNSを通じて最大限の敬意を表した。 トリノでキャリアをスタートさせたクアリアレッラは、フィオレンティーナやウディネーゼ、アスコリでプレーしたのち、2006年7月にサンプドリアに完全移籍。 その際はわずか1年でウディネーゼに移籍し、その後はナポリ、ユベントスでプレー。さらに、自身が育ったトリノへの帰還を経て、2016年2月にレンタルでサンプドリアへ復帰。翌シーズンから完全移籍に移行となった。 これまでサンプドリアでは公式戦293試合に出場し、106ゴール27アシスト。“スーパーゴール製造機”としても知られる生粋のストライカーは、2022-23シーズンにフィールドプレーヤーとしてセリエA史上5人目の通算550試合出場の偉業を達成したが、最下位でセリエBに降格したチームにおいて自身も23試合1ゴール1アシストと思うような数字を残せなかった。 2023.07.08 17:10 Sat3
「許可されてたよ」ピルロ監督は選手の喫煙OK派、教え子が証言「彼自身もハーフタイムは座って一服」
アンドレア・ピルロ氏は指揮官として選手の喫煙を許可しているという。イギリス『サン』が伝えている。 現役時代にイタリア代表としてドイツ・ワールドカップ(W杯)を制し、ミランではチャンピオンズリーグ(CL)を2度制覇したピルロ氏。ユベントスでもセリエA9連覇時代の礎を築くなど、栄光に満ちた選手キャリアを送った。 しかし、監督キャリアでは失敗続き。予期せぬ古巣ユベントスの指揮官就任が歯車を狂わせた感は拭えないが、選手として導いたセリエA9連覇時代を指揮官の立場で終わらせることとなり、昨シーズンはトルコのファティ・カラギュムリュクへ向かうも1年足らずで退任し、今季はサンプドリアでセリエB開幕9試合を戦い1勝3分け5敗と無惨な成績だ。 そんなピルロ氏がファティ・カラギュムリュクを率いていた昨季、選手として所属した元トルコ代表FWコリン・カジム=リチャーズがイギリス『Filthy Fells』のYouTubeチャンネルに出演。ピルロ氏は選手の喫煙を許可し、自らも選手に隠れることなく堂々と喫煙していたという。 「タバコを吸うイタリア人はたくさんいるだろ? それはトルコでも同じなのさ」 「選手としてはもちろん監督次第なわけだけど、ピルロのもとでは許可されていたよ。ピルロを含めた何人かが試合前にノンストップでタバコを吸い、ピルロはハーフタイムも座って一服。話しながらでも咥えているよ」 「これは文化の違いってやつさ。僕はショックを受けたわけじゃないし、決して批判するつもりもない。むしろ正当なことだと思う」 イタリア人と喫煙と言えばラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督がヘビースモーカーとして知られ、64歳の現在も1日60本の煙草を吸うと言われている。かつてインテルなどを指揮したアルゼンチン人指揮官のエクトル・クーペル氏も煙草を吸いながらセリエAで指揮したことも有名だが、ピルロ氏もかなりのヘビースモーカーだったようだ。 2023.10.12 21:35 Thu4
インテルが退団選手を発表…復帰のサンチェスら5選手
インテルが1日に5選手の退団を発表した。 その5選手はイタリア人GKエミール・アウデーロ(27)、元イタリア代表MFステファノ・センシ(28)、元オランダ代表MFデイヴィ・クラーセン(31)、コロンビア代表MFフアン・クアドラード(36)、チリ代表FWアレクシス・サンチェス(35)だ。 5選手のうち、センシ、クラーセン、クアドラード、サンチェスの4選手はそれぞれ契約満了による別れに。アウデーロに関してはサンプドリアからのレンタルプレーヤーであり、その契約終了に伴って退団する運びとなった。 そのなかで、サンチェスは昨夏からインテルに再加入すると、公式戦33試合で4得点5アシストをマーク。チームのスクデット獲得に貢献したが、立ち位置はラウタロ・マルティネスとマルクス・テュラムからなる2トップの完全なバックアッパーだった。 2024.07.02 09:15 Tue5