やっぱりスペイン勢優勝は嬉しい…/原ゆみこのマドリッド
2020.08.23 19:00 Sun
「丸損にならなくて良かった」そんな風に私が満足感を覚えていたのは金曜日、ドイツのコロン(ケルン)で開催されたEL決勝でセビージャが見事にインテルを撃破。観客こそいないものの、選手たちが盛大に優勝を祝う様子を見ていた時のことでした。いやあ、新型コロナウィスル流行による中断から、8月に再開したヨーロッパの大会に出場するマドリッド勢を見るため、バル(スペインの喫茶店兼バー)に入り浸るのはまだ怖くて、自宅で応援しようと、リーガに続いて、ネット中継を契約してみたはいいんですけどね。一発勝負となった16強対決で弟分のヘタフェがインテルに足蹴にされたのを皮切りに、レアル・マドリーもCL16強対決2ndレグでマンチェスター・シティに連敗。
それどころか、3月には16強対決の2試合で昨季王者のリバプールを連勝で破り、一時は優勝候補の声も掛かっていたアトレティコなど、待ちに待った準々決勝で下馬評の低かったライプツィヒに2-1と負けているって、見込み外れもいいとこじゃないですか。翌日にはバルサがバイエルンに2-8と完膚なきまで叩きのめされたのもあり、あれよあれよという間にCLから姿を消してしまったスペイン勢だったんですが、その脇で着々と栄冠に向かって歩を進めていたとは、さすがELキラーのセビージャ。ええ、UEFAカップ時代から通算5回の優勝からして最多記録で、今回はSexta(セスタ/6回目の優勝のこと)となれば、そのうち、Decimotercera(デシモテルセーラ/13回目)のCL優勝記録を持つマドリーと肩を並べるのも夢ではない?
え、それにしてもセビージャのELでの強さは異常じゃないかって?そうですね、これまで決勝進出が6回で、その全てで戴冠しているとなると、ちょっと半端ないものを感じますが、何より感心したのは再開後、初戦となった一発勝負の16強対決ローマ戦、準々決勝ウォルバーハンプトン戦はまだしも、準決勝ではマンチェスター・ユナイテッド、そして決勝ではインテルと明らかに格上の相手を倒していること。しかもファイナルエイトに入ってからの3試合では毎回、CBディエゴ・カルロスがPKを献上しているんですよ。
まずはウォルバーハンプトンのアダム・トラオレを倒し、これはラウール・ヒメネスのPKをGKボノが弾いたため、事なきを得たんですが、準決勝では前半9分にラッシュフォードをファールで止めて、ブルーノ・フェルナンデスのPKによる先制点をスソとデ・ヨングのゴールで逆転。決勝でも、ヘタフェのエチェイタなど、体を張って止めなかったため、あっさりシュートを決められてしまったルカクが開始4分、ゴールに突進するところに後ろから足を掛けて転がしてしまうんですから、もし自分がセビージャファンだったら、どんなに心臓に悪かったことか。
でも大丈夫。早くも12分には、2006年と2007年に連覇を経験しているヘスス・ナバスが今度はキャプテンとしてトロフィーを掲げる意欲に満ちたファインクロスを供給。すると、ドイツに行ってからの3試合、エン・ネシリに先発CFの座を独占され、ようやくマンチェスター・ユナイテッド戦の決勝ゴールでアピール、「Firmo ahora mismo no ser titular, no jugar siquiera, si ganamos el título/フィルモ・アオラ・ミスモ・ノー・セル・ティトゥラル、ノー・フガール・シキエラ、シー・ガナモス・エル・ティトロ(タイトル獲得できるなら、スタメンじゃなくても、プレーすらしなくても今はそれでいい)」と言っていた、フォア・ザ・チーム精神溢れるデ・ヨングがロペテギ監督の抜擢に応えるヘッドで同点に。
ええ、すでにヒザを痛めていたオカンポスがリタイアし、ムニルに代わった後の29分、バネガがゴール内に入れたFKは敵DFの頭に弾かれてしまったんですが、エリア内に落ちてきたボールをディエゴ・カルロスがchilena(チレナ/オーバーヘッドシュート)。しかも本人、ちょっと前には太もものバンデージを締め直していて、どうやら痛みもあったようなんですが、完璧に空中でミートしたボールがルカクの足に当たり、セビージャの3点目となったから、ビックリしたの何のって。そのまま1点のリードを守った彼らは3-2で勝利。CL全滅のスペイン勢の憂さを晴らす、EL優勝をゲットできたのは不幸中の幸いと言っていいかと。
そしてスタジアムではチェフェリンUEFA会長からメダルとトロフィーの授与、2018年のW杯直前にスペイン代表監督を解任され、その原因となったマドリー監督就任後、数カ月でクビを切られるなど、苦労の多かったロペテギ監督が涙していたのは印象的だったものの、それ以外は普通のお祝いシーンが続いたんですが、やっぱり慣れですかねえ。7月にマドリーがリーガ優勝した時もシベレス広場にファンが詰めかけることもなく、マドリッド市内は静かだったことをお伝えしたんですが、金曜夜のセビージャ(スペイン南部の都市)も至って平穏だったとか。
いえ、まあ、いつもの祝勝ポイント、Puerta de Jerez(プエルタ・デ・ヘレス)は警察が封鎖していたんですが、試合が終わって、バルから出て来たファンたちも通りでバカ騒ぎを繰り広げることはまったくなし。せいぜい、翌日、空港から練習場に着いたチームを100人ぐらいのサポーターが迎えたぐらいでしたが、いやあ。日曜にはいよいよ、スペインとは無関係のCL決勝、PSGvsバイエルン戦があるんですが、ここまでの報道を見る限り、フランスでは勝っても負けてもサポーターが街に繰り出した後、暴動みたいになっているため、その日のパリは夜歩きしない方が良さそうですよね。
え、それより同じ金曜に発表されたスペイン代表の招集リストにナバスとレギロンが入っているけど、大丈夫なのかって?うーん、9月3日のドイツ戦、6日のウクライナ戦のネーションズリーグ2試合のため、今回呼ばれた選手たちは8月31日の月曜日から、ラス・ロサス(マドリッド近郊)にあるサッカー協会施設で合宿するんですけどね。当然ながら、この日曜からバケーションに入る2人は1週間ぐらいしか、休めないことになりますが、ルイス・エンリケ監督によると、「ナバスには15分間、休憩を与えれば、3シーズン分の力が溜まるし、レギロンが休みが少なくて文句を言うとは思えない」のだとか。
まあ、この後、セビージャでのレンタル期間が終わり、マドリーに戻るのかどうかもまだわからない後者は、ルイス・エンリケ監督が娘さんの看病でチームを離れていた間、代理を務めていたロベール・モレノ監督から、1度声が掛かったきりで、A代表デビューもしていませんからね。当人もまだ23歳と若いので別にいいんでしょうけど、怖いのはセルヒオ・ラモス、カルバハル、アセンシオ、そしてレガネスへのレンタルから戻って来たオスカルらのマドリー勢、ブスケツ、アンス・ファティらのバルサ勢、そしてちょっと前までEL、CLに参加していたデ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)、ケパ(チェルシー)、エリック・ガルシア、ロドリゴ(マンチェスター・シティ)、ダニ・オルモ(ライプツィヒ)、アダマ・トラオレ(ウォルバーハンプトン)らなどは所属クラブでのプレシーズン練習が始まったか、始まらないかの段階で代表に来ないといけないこと。
いえ、CL決勝に出場する唯一の招集メンバー、チアゴ・アルカンタラ(バイエルン)はブンデスリーガがスペイン、イタリア、イングランドより早く終わっているせいで、すでにバケーションもプレシーズン練習も済ませ、9月18日の来季スタートにそのまま雪崩込む形ですから、別にいいんですけどね。そういう意味では今週末にリーグ1が開幕したPSGにもサラビアやアンデル・エレラといった、いい選手がいながらも呼ばれず、もちろん、プレシーズンが9月まで始まらないアトレティコなんて、今回は1人も呼ばれていないため、まったく問題なかったりするんですが、初招集選手が8人、しかもロドリゴ(バレンシア)以外、CFがほとんどいないってのはちょっと、どうなんでしょう。
まあ、ルイス・エンリケ監督は「Si la Euro fuera mañana, esta sería la lista/シー・ラ・エウロ・フエラ・マニャーナ、エスタ・セリア・ラ・リスタ(もしユーロが明日からなら、これがその招集リスト)」と、現時点で最適のメンバーであることを強調していましたが、何せ今はプレシーズン練習を開始した1部2部のクラブから、すでに67人もコロナ感染陽性者が出ているという事情もありますからね。代表戦でもリーガやCL同様にPCR検査が何度も行われるため、20人程の交代要員リストも用意して挑むそうですが、おそらく状況はドイツもウクライナも似たりよったりかと。実際のとこ、ユーロ2020が2021年6月に延期されたため、このネーションズリーグのファイナルフォーがいつになるかもまだ知れず、あまり私もこの大会を今、開催する意味はわからないんですよねえ。
そして肝心のリーガの来季についてなんですが、先日はとうとうサッカー協会の承認が終わり、整式に代表戦後の9月12日の週末からの開幕が決定。ただし、8月に試合をしたマドリー、ヘタフェは2節から、バルサ、アトレティコ、セビージャは3節からと始まりが遅くなっています。ちなみに一番興味が持たれる対戦組み合わせの抽選はこの日曜、木曜の1部昇格プレーオフ1stレグを0-0で終え、モンテリビでの2ndレグでウエスカ、カディスに続く第3のチームの座を争うジローナ(準決勝でアルメリアに勝利)とエルチェ(同サラゴサに勝利)の決着がついてからとのことで、いやまあ、2部の方ではまだ、衛生規範違反でフエンラブラダを降格とするか否かについて、競技委員会の判定を待っていたり、サッカー協会は24チーム制、AFE(選手の労働組合)などは26チーム制による開催を主張していたりして、訳がわからない状態なんですけどね。
どちらにしろ、マドリッド勢も1部はヘタフェが25日、マドリーが31日、そしてアトレティコは9月3日に検査や練習を始めるようなので、ここしばらくは移籍関連ぐらいしか、話が出て来ないのが辛いところ。ちなみにすでにFW2人、ウナル・エネル(ビジャレアルから移籍)とクーチョ・エルナンデス(ワトフォードからレンタル、昨季はマジョルカでプレー)の獲得を発表したヘタフェでは、それで前線が玉突きを起こしたか、カンテラーノ(ヘタフェBの選手)のウーゴ・ドゥーロがRMカスティージャ(2部B)にレンタル移籍するという噂も。ここ2シーズン、頻繁にトップチームのお手伝いに駆り出されていたため、この金曜には常連のククレジャと共に、初めてスペインU21代表に呼ばれてもいるんですが、果たしてどうなることやら。
一方、CL参戦が終わった今週はアダンのスポルティングCP移籍が発表、続いてロコモティブ・ザグレブから、24才のゲブリッチが加入することが決まったアトレティコではプレシーズン開始から1週間、シメオネ監督はトップチームのGKが不在という事態に直面することに。ええ、オブラクは当然、スロベニア、ゲブリッチもクロアチア代表に呼ばれているからですが、バケーションから一気に公式戦というのは何もスペインに限ったことじゃない?その他、サビッチ(モンテネグロ)、カラスコ(ベルギー)、トリッピアー(イングランド)といった辺りにも同じ可能性があるんですが、誰もケガして帰って来たりしないことを祈っています。
そしてマドリーでは、ヘイニエルがドルトムントにレンタル移籍することは決まったものの、相変わらず、ベイルとハメス・ロドリゲスの行き先が決まらず。ウーデゴール(昨季はレアル・ソシエダでプレー)、レニン(同オビエド)らのレンタルからの復帰組以外、これといった新顔もなく、今はこの夏の獲得を見送ったエムバペ(PSG)、カマビンガ(スタッド・レンヌ)といった名前がチラホラ聞こえてくるぐらいなんですが、こちらもあまり景気のいい話はないんですよ。せいぜい、RMカスティージャのラウール監督が臨時に率いているフベニル(カスティージャの1つ下のユースチーム)が、スイスで行われているUEFAユースリーグでインテル、ザルツブルクを連破し、来週火曜にベンフィカと初めての決勝を戦うことぐらいというか、いやもう、最近はマルカもAS(スペインのスポーツ紙)もバルサのページ数の方が多いって、どういうこと?
まあ、バイエルン戦惨敗の後、セティエン監督の解任から、クーマン監督の就任、更にメッシが退団に傾いているなんて説もあって、上や下への騒ぎになっているのはわかりますけどね。とにかくこの夏は各チームのプレシーズン開始時期が揃わず、しかもコロナ感染者発生で練習やキャンプの計画が止まったりとか、何かと収集がつかないのは困りものですよねえ。
そうそう、今週中、2人目の陽性が出て、アリカンテ(スペイン南東部)のホテル・ラ・フィンカ・デ・アルゴルファへの移動が遅れていた久保建英選手のビジャレアルはようやく、土曜の午後になって出発。当初、その日に予定されていたカルタヘナ(2部)との練習試合も日曜午後7時(日本時間翌午前2時)に延期されたんですが、嬉しいことに、どうやら全てのプレシーズンマッチはクラブのオフィシャルページからライブ配信が見られるよう。気になるファンの方は覗いてみるのもいいかもしれませんね。
それどころか、3月には16強対決の2試合で昨季王者のリバプールを連勝で破り、一時は優勝候補の声も掛かっていたアトレティコなど、待ちに待った準々決勝で下馬評の低かったライプツィヒに2-1と負けているって、見込み外れもいいとこじゃないですか。翌日にはバルサがバイエルンに2-8と完膚なきまで叩きのめされたのもあり、あれよあれよという間にCLから姿を消してしまったスペイン勢だったんですが、その脇で着々と栄冠に向かって歩を進めていたとは、さすがELキラーのセビージャ。ええ、UEFAカップ時代から通算5回の優勝からして最多記録で、今回はSexta(セスタ/6回目の優勝のこと)となれば、そのうち、Decimotercera(デシモテルセーラ/13回目)のCL優勝記録を持つマドリーと肩を並べるのも夢ではない?
え、それにしてもセビージャのELでの強さは異常じゃないかって?そうですね、これまで決勝進出が6回で、その全てで戴冠しているとなると、ちょっと半端ないものを感じますが、何より感心したのは再開後、初戦となった一発勝負の16強対決ローマ戦、準々決勝ウォルバーハンプトン戦はまだしも、準決勝ではマンチェスター・ユナイテッド、そして決勝ではインテルと明らかに格上の相手を倒していること。しかもファイナルエイトに入ってからの3試合では毎回、CBディエゴ・カルロスがPKを献上しているんですよ。
でも大丈夫。早くも12分には、2006年と2007年に連覇を経験しているヘスス・ナバスが今度はキャプテンとしてトロフィーを掲げる意欲に満ちたファインクロスを供給。すると、ドイツに行ってからの3試合、エン・ネシリに先発CFの座を独占され、ようやくマンチェスター・ユナイテッド戦の決勝ゴールでアピール、「Firmo ahora mismo no ser titular, no jugar siquiera, si ganamos el título/フィルモ・アオラ・ミスモ・ノー・セル・ティトゥラル、ノー・フガール・シキエラ、シー・ガナモス・エル・ティトロ(タイトル獲得できるなら、スタメンじゃなくても、プレーすらしなくても今はそれでいい)」と言っていた、フォア・ザ・チーム精神溢れるデ・ヨングがロペテギ監督の抜擢に応えるヘッドで同点に。
おまけにデ・ヨングは33分にも、この試合を最後にセビージャとの契約を終了し、サウジアラビアのアル・シャバブへの移籍が決まっているバネガがやはり、2015年、2016年に続く、自身のEL3冠目を置き土産にしようと放ったFKに頭を合わせ、勝ち越しゴールを挙げているとなれば、これこそ采配の妙と言っていい?ただ、こちらは2分後、再びエリア近くでディエゴ・カルロスがファールを犯し、ブロゾビッチの蹴ったFKから、アトレティコ時代を彷彿させるようなゴディンのヘッドが決まり、インテルも意地を見せたんですが…2-2で始まった後半、まさか、その困ったちゃんがチームを勝利に導くヒーローになろうとは一体、誰が想像したでしょう。
ええ、すでにヒザを痛めていたオカンポスがリタイアし、ムニルに代わった後の29分、バネガがゴール内に入れたFKは敵DFの頭に弾かれてしまったんですが、エリア内に落ちてきたボールをディエゴ・カルロスがchilena(チレナ/オーバーヘッドシュート)。しかも本人、ちょっと前には太もものバンデージを締め直していて、どうやら痛みもあったようなんですが、完璧に空中でミートしたボールがルカクの足に当たり、セビージャの3点目となったから、ビックリしたの何のって。そのまま1点のリードを守った彼らは3-2で勝利。CL全滅のスペイン勢の憂さを晴らす、EL優勝をゲットできたのは不幸中の幸いと言っていいかと。
そしてスタジアムではチェフェリンUEFA会長からメダルとトロフィーの授与、2018年のW杯直前にスペイン代表監督を解任され、その原因となったマドリー監督就任後、数カ月でクビを切られるなど、苦労の多かったロペテギ監督が涙していたのは印象的だったものの、それ以外は普通のお祝いシーンが続いたんですが、やっぱり慣れですかねえ。7月にマドリーがリーガ優勝した時もシベレス広場にファンが詰めかけることもなく、マドリッド市内は静かだったことをお伝えしたんですが、金曜夜のセビージャ(スペイン南部の都市)も至って平穏だったとか。
いえ、まあ、いつもの祝勝ポイント、Puerta de Jerez(プエルタ・デ・ヘレス)は警察が封鎖していたんですが、試合が終わって、バルから出て来たファンたちも通りでバカ騒ぎを繰り広げることはまったくなし。せいぜい、翌日、空港から練習場に着いたチームを100人ぐらいのサポーターが迎えたぐらいでしたが、いやあ。日曜にはいよいよ、スペインとは無関係のCL決勝、PSGvsバイエルン戦があるんですが、ここまでの報道を見る限り、フランスでは勝っても負けてもサポーターが街に繰り出した後、暴動みたいになっているため、その日のパリは夜歩きしない方が良さそうですよね。
え、それより同じ金曜に発表されたスペイン代表の招集リストにナバスとレギロンが入っているけど、大丈夫なのかって?うーん、9月3日のドイツ戦、6日のウクライナ戦のネーションズリーグ2試合のため、今回呼ばれた選手たちは8月31日の月曜日から、ラス・ロサス(マドリッド近郊)にあるサッカー協会施設で合宿するんですけどね。当然ながら、この日曜からバケーションに入る2人は1週間ぐらいしか、休めないことになりますが、ルイス・エンリケ監督によると、「ナバスには15分間、休憩を与えれば、3シーズン分の力が溜まるし、レギロンが休みが少なくて文句を言うとは思えない」のだとか。
まあ、この後、セビージャでのレンタル期間が終わり、マドリーに戻るのかどうかもまだわからない後者は、ルイス・エンリケ監督が娘さんの看病でチームを離れていた間、代理を務めていたロベール・モレノ監督から、1度声が掛かったきりで、A代表デビューもしていませんからね。当人もまだ23歳と若いので別にいいんでしょうけど、怖いのはセルヒオ・ラモス、カルバハル、アセンシオ、そしてレガネスへのレンタルから戻って来たオスカルらのマドリー勢、ブスケツ、アンス・ファティらのバルサ勢、そしてちょっと前までEL、CLに参加していたデ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)、ケパ(チェルシー)、エリック・ガルシア、ロドリゴ(マンチェスター・シティ)、ダニ・オルモ(ライプツィヒ)、アダマ・トラオレ(ウォルバーハンプトン)らなどは所属クラブでのプレシーズン練習が始まったか、始まらないかの段階で代表に来ないといけないこと。
いえ、CL決勝に出場する唯一の招集メンバー、チアゴ・アルカンタラ(バイエルン)はブンデスリーガがスペイン、イタリア、イングランドより早く終わっているせいで、すでにバケーションもプレシーズン練習も済ませ、9月18日の来季スタートにそのまま雪崩込む形ですから、別にいいんですけどね。そういう意味では今週末にリーグ1が開幕したPSGにもサラビアやアンデル・エレラといった、いい選手がいながらも呼ばれず、もちろん、プレシーズンが9月まで始まらないアトレティコなんて、今回は1人も呼ばれていないため、まったく問題なかったりするんですが、初招集選手が8人、しかもロドリゴ(バレンシア)以外、CFがほとんどいないってのはちょっと、どうなんでしょう。
まあ、ルイス・エンリケ監督は「Si la Euro fuera mañana, esta sería la lista/シー・ラ・エウロ・フエラ・マニャーナ、エスタ・セリア・ラ・リスタ(もしユーロが明日からなら、これがその招集リスト)」と、現時点で最適のメンバーであることを強調していましたが、何せ今はプレシーズン練習を開始した1部2部のクラブから、すでに67人もコロナ感染陽性者が出ているという事情もありますからね。代表戦でもリーガやCL同様にPCR検査が何度も行われるため、20人程の交代要員リストも用意して挑むそうですが、おそらく状況はドイツもウクライナも似たりよったりかと。実際のとこ、ユーロ2020が2021年6月に延期されたため、このネーションズリーグのファイナルフォーがいつになるかもまだ知れず、あまり私もこの大会を今、開催する意味はわからないんですよねえ。
そして肝心のリーガの来季についてなんですが、先日はとうとうサッカー協会の承認が終わり、整式に代表戦後の9月12日の週末からの開幕が決定。ただし、8月に試合をしたマドリー、ヘタフェは2節から、バルサ、アトレティコ、セビージャは3節からと始まりが遅くなっています。ちなみに一番興味が持たれる対戦組み合わせの抽選はこの日曜、木曜の1部昇格プレーオフ1stレグを0-0で終え、モンテリビでの2ndレグでウエスカ、カディスに続く第3のチームの座を争うジローナ(準決勝でアルメリアに勝利)とエルチェ(同サラゴサに勝利)の決着がついてからとのことで、いやまあ、2部の方ではまだ、衛生規範違反でフエンラブラダを降格とするか否かについて、競技委員会の判定を待っていたり、サッカー協会は24チーム制、AFE(選手の労働組合)などは26チーム制による開催を主張していたりして、訳がわからない状態なんですけどね。
どちらにしろ、マドリッド勢も1部はヘタフェが25日、マドリーが31日、そしてアトレティコは9月3日に検査や練習を始めるようなので、ここしばらくは移籍関連ぐらいしか、話が出て来ないのが辛いところ。ちなみにすでにFW2人、ウナル・エネル(ビジャレアルから移籍)とクーチョ・エルナンデス(ワトフォードからレンタル、昨季はマジョルカでプレー)の獲得を発表したヘタフェでは、それで前線が玉突きを起こしたか、カンテラーノ(ヘタフェBの選手)のウーゴ・ドゥーロがRMカスティージャ(2部B)にレンタル移籍するという噂も。ここ2シーズン、頻繁にトップチームのお手伝いに駆り出されていたため、この金曜には常連のククレジャと共に、初めてスペインU21代表に呼ばれてもいるんですが、果たしてどうなることやら。
一方、CL参戦が終わった今週はアダンのスポルティングCP移籍が発表、続いてロコモティブ・ザグレブから、24才のゲブリッチが加入することが決まったアトレティコではプレシーズン開始から1週間、シメオネ監督はトップチームのGKが不在という事態に直面することに。ええ、オブラクは当然、スロベニア、ゲブリッチもクロアチア代表に呼ばれているからですが、バケーションから一気に公式戦というのは何もスペインに限ったことじゃない?その他、サビッチ(モンテネグロ)、カラスコ(ベルギー)、トリッピアー(イングランド)といった辺りにも同じ可能性があるんですが、誰もケガして帰って来たりしないことを祈っています。
そしてマドリーでは、ヘイニエルがドルトムントにレンタル移籍することは決まったものの、相変わらず、ベイルとハメス・ロドリゲスの行き先が決まらず。ウーデゴール(昨季はレアル・ソシエダでプレー)、レニン(同オビエド)らのレンタルからの復帰組以外、これといった新顔もなく、今はこの夏の獲得を見送ったエムバペ(PSG)、カマビンガ(スタッド・レンヌ)といった名前がチラホラ聞こえてくるぐらいなんですが、こちらもあまり景気のいい話はないんですよ。せいぜい、RMカスティージャのラウール監督が臨時に率いているフベニル(カスティージャの1つ下のユースチーム)が、スイスで行われているUEFAユースリーグでインテル、ザルツブルクを連破し、来週火曜にベンフィカと初めての決勝を戦うことぐらいというか、いやもう、最近はマルカもAS(スペインのスポーツ紙)もバルサのページ数の方が多いって、どういうこと?
まあ、バイエルン戦惨敗の後、セティエン監督の解任から、クーマン監督の就任、更にメッシが退団に傾いているなんて説もあって、上や下への騒ぎになっているのはわかりますけどね。とにかくこの夏は各チームのプレシーズン開始時期が揃わず、しかもコロナ感染者発生で練習やキャンプの計画が止まったりとか、何かと収集がつかないのは困りものですよねえ。
そうそう、今週中、2人目の陽性が出て、アリカンテ(スペイン南東部)のホテル・ラ・フィンカ・デ・アルゴルファへの移動が遅れていた久保建英選手のビジャレアルはようやく、土曜の午後になって出発。当初、その日に予定されていたカルタヘナ(2部)との練習試合も日曜午後7時(日本時間翌午前2時)に延期されたんですが、嬉しいことに、どうやら全てのプレシーズンマッチはクラブのオフィシャルページからライブ配信が見られるよう。気になるファンの方は覗いてみるのもいいかもしれませんね。
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ハイドゥク・スプリトの元クロアチア代表MFイバン・ラキティッチが、結婚11年の妻ラケル・マウリさんに薔薇の花束を贈った。 王子様としてお馴染みの名手ラキティッチ。 シャルケで頭角を表し、セビージャ、バルセロナ、セビージャ、アル・シャバブと渡り歩き、今季からハイドゥクに所属。スイス出身の王子にとって、人生初のクロアチア生活だ。 そんなラキティッチ、自身が世界的名手に台頭するセビージャへの移籍が決まったその夜、契約書締結のために宿泊していたセビリア市内のホテルで、バーのウェイトレスに一目惚れ。 数カ月ものアタックの末に交際まで漕ぎ着け、2年後の2013年に結婚した逸話が有名だ。 運命の相手となったのは、セビリア出身のラケル・マウリさん。結婚後に長女と次女を授かり、現在は家族4人でクロアチアに住む。 21日、妻ラケルさんはインスタグラムを更新し、「13年前の今日、決して離れないと誓った愛する人」から、交際記念日として薔薇の花束をもらったことを報告。 クロアチア『Slobonda Dakmacija』は、2人への過去のインタビューを持ち出し、ラキティッチ夫妻の馴れ初めを振り返った。 「私はホテルのバーで2年間働き、セビージャとの契約書にサインしにきたイバンと出会った」 「その日から、彼は来る日も来る日もバーに来て、私以外のウェイトレスを応対拒否(笑) 私だけに接客して欲しいと堂々と言い放ち、いつもミルク入りコーヒーとオレンジファンタを頼んでいたわね」 “少しでも一緒にいたいから、必ず飲み物を2つ頼んだんだよ(笑)” 「繰り返し電話番号を尋ねられ、私がノーと言っても何度も何度も…しつこい彼に私は負けた。彼は私と一緒にコーヒーを飲みに行くまで、8カ月を要したわね」 「彼がサッカー選手であることはわかっていた。どうせ3日で私の視界から消えるだろうと思っていたら、8カ月。浮ついた心で私のところへ来ていないと理解したわ」 <span class="paragraph-title">【写真】相変わらずカッコいいラキティッチ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C91zaHpo21l/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C91zaHpo21l/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Raquel Mauri (@raquel_mauri)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.08.22 16:35 Thu2
サコー獲得断念のC・パレス、セビージャDFラミ獲得に興味か
▽クリスタル・パレスがセビージャに所属するフランス代表DFアディル・ラミ(31)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『デイリー・ミラー』が報じた。 ▽伝えられるところによると、クリスタル・パレスは今年1月にリバプールからレンタルで加入したフランス代表DFママドゥ・サコ―(27)の完全移籍を希望。しかし、リバプール側がサコーの移籍金に3000万ポンド(約43億8000万円)の値をつけたことで交渉が決裂ようだ。 ▽そこで、クリスタル・パレスはサコーよりも安価で獲得できる選手を模索。昨年に開催されたユーロ2016でフランス代表の決勝トーナメント進出に貢献したラミに着目したようだ。 ▽2015年7月にミランからセビージャへ加入したラミは今シーズン、ケガにも悩まされたものの、公式戦33試合に出場。チームのチャンピオンズリーグ出場権の獲得に貢献した。 2017.07.03 14:49 Mon3
モロッコ代表GKボノ、PKストップの極意を伝授「普段からよく…」
セビージャのモロッコ代表GKボノ(31)が、スペイン『Relevo』のインタビューで選手キャリアを振り返った。 カタール・ワールドカップ(W杯)で好セーブを連発し、モロッコを、ひいてはアフリカ諸国として史上初のベスト4に導いたボノ。この活躍を受け、長期離脱したマヌエル・ノイアーの代役を探すバイエルンからの関心が伝えられるなど、去就が注目されている。 インタビューではカナダでの出生から現在に至るまでを回想。21歳で欧州初挑戦の地として選択したアトレティコ・マドリー時代では、加入からしばらくホームシックにかかっていたと明かす。 「最初は大変だった。モロッコが恋しくなり、毎日泣いていたよ。転機は2年目の終わりかな。ティボー・クルトワ(現レアル・マドリー)がチームを去り、ポジションを争う決心をした。結局はヤン・オブラクが来て、僕はローンに出されたけどね」 また、PK戦の末に勝利したカタールW杯のスペイン代表戦について問われると、「対スペイン」のPK戦の準備はしていなかったと語り、GKたちの参考になるようなエピソードも披露している。 「PK戦の準備? 特段何もしてなかったよ。普段からよくチームで練習の最後にチームメイトとPK対決をするんだ。キッカーには5回蹴ってもらって、1回でも外せば僕とコーチに500ユーロだ(笑)」 「PK戦で難しいのは、試合中ならキッカーじゃない選手との対戦だ。ブスケッツのキックを止めたとき、僕はバルサと対戦したときの彼が印象にあった。彼はいつも相手の動きを見てボールを蹴るよね」 「あの時のPK戦でも、彼は僕が先に動くのを待っていた。でも動じなかったよ。止められるかどうかは運も必要だけどね」 セルヒオ・ブスケッツのPKの傾向はデータがなかったとしつつ、普段のプレースタイルから大事な部分を抽出した格好のボノ。PK戦の極意を披露したが、お金の「賭け」だけは真似しないでほしい。 2023.01.12 20:50 Thu4
ベティスが長期離脱フェキル代役にセビージャ退団イスコを考慮? マラガ時代のペジェグリーニ教え子
ベティスが、現在フリーの元スペイン代表MFイスコ(30)の獲得に動いているようだ。スペイン『エスタディオ・デポルティボ』が報じている。 現在、ラ・リーガで5位に位置し、ヨーロッパリーグ(EL)でもラウンド16進出を決めているベティス。 シーズン終盤に向けて重要な戦いが続くマヌエル・ペジェグリーニのチームだが、先日に行われたエルチェ戦で負傷したFWナビル・フェキルが左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷で今季絶望に…。 さらに、前線ではMFセルヒオ・カナーレスの離脱に加え、大ベテランであるMFホアキン・サンチェス、長期離脱明けのFWフアンミが戦力として計算しづらい状況で、オプション不足が顕著となっている。 そういった中、現時点でトップチームの登録枠が2つ空いていることもあり、クラブはフリーで獲得可能な前線の選手を複数リストアップ。 その中に宿敵セビージャを退団したイスコの名前があるという。ペジェグリーニ監督とはマラガ時代に3年間指導を受けた師弟関係にあり、トップ下を最も得意とするプレースタイルはフェキルの代役として適任だ。ただ、昨夏には代理人がアプローチをかけていたにも関わらず、クラブが獲得へ具体的な動きを見せていなかったという事実もあり、イスコサイドに金銭面での譲歩が必要となる見込みだ。 なお、その他の候補としてはFWユルゲン・ロカディア、FWマックス・クルーゼ、MFマルロス、FWアイルトン・プレシアード、FWクリスティアン・クエバといった名前が挙がっている。 2013年夏から9シーズンをレアル・マドリーで過ごした後、今季からセビージャ入りしたイスコ。だが、マドリー時代に師事を仰いだフレン・ロペテギ監督解任の影響もあって、昨年12月に双方合意の元で契約を解消。 その後、ウニオン・ベルリンのメディカルチェックを受診し、加入が決定的と見られていたが、契約条件を巡る問題が発生して最終的に破談。 以降はコンヤスポルやフェネルバフチェ、エバートン、ビジャレアルといったクラブへの移籍の可能性も取り沙汰されたが、現在もフリーの状況が続いている。 2023.03.01 00:22 Wed5
