ロペテギ采配的中のセビージャがユナイテッドに逆転勝利!4季ぶり6度目の決勝進出を決める《EL》
2020.08.17 06:10 Mon
ヨーロッパリーグ(EL)準決勝のセビージャvsマンチェスター・ユナイテッドが16日に行われ、2-1がセビージャした。この結果、セビージャが4シーズンぶり6度目の決勝進出を決めた。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で中立地ドイツでの一発勝負形式に変更となった異例の短期トーナメントとなったEL。この試合はケルンの本拠地シュタディオン・ケルンで開催された。
11日に行われた準々決勝のウォルバーハンプトン戦をオカンポスの決勝弾で勝利したセビージャは、その試合と同じ先発メンバーを起用。3トップにスソ、エン=ネシリ、オカンポスを並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。
一方、準々決勝でコペンハーゲンを延長戦の末に撃破したユナイテッドは、準々決勝から先発メンバーを2人変更。GKロメロとバイリーに代えてGKデ・ヘアとリンデロフを起用。最前線にマルシャル、2列目にグリーンウッド、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォードを並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。
試合は早い時間に動きを見せる。7分、マルシャルとのパス交換でゴール前に侵入したラッシュフォードが決定機を迎えたが、シュートはGKブヌの好セーブに阻まれた。しかし、シュートを放ったラッシュフォードがジエゴ・カルロスのアフタータックルで倒されると、主審はPKを宣告。このPKをブルーノ・フェルナンデスがゴール左に突き刺し、ユナイテッドが先手を取った。
それでもセビージャは、26分に追いつく。オカンポスのスルーパスをボックス左にインナーラップしたレギロンがダイレクトで折り返すと、逆サイドのスソがゴール右隅にシュートを流し込んだ。
試合を振り出しに戻されたユナイテッドは、39分にバイタルエリア中央手前でFKを獲得すると、ラッシュフォードが無回転シュートでゴールを脅かす。さらに前半アディショナルタイムには、ポグバの横パスをペナルティアーク手前で受けたブルーノ・フェルナンデスがシュートを放ったが、共にGKブヌの好セーブに阻まれた。
1-1で迎えた後半、立ち上がりからグリーンウッド、マルシャル、ブルーノ・フェルナンデスと立て続けにゴールに迫ったユナイテッドは、52分にも敵陣でのボール奪取からショートカウンターを敢行。ポグバのパスをボックス内で受けたマルシャルがダイレクトシュートで狙ったが、これも飛び出したGKブヌのブロックに阻まれた。
56分、先に動いたセビージャは、先制点の起点となったオカンポスとエン=ネシリを下げてムニルとL・デ・ヨングを投入。膠着状態が続いたが72分、ボックス左横で獲得したFKからジョルダンが直接ゴールを狙うと、壁に入ったブルーノ・フェルナンデスのヒジにボールが当たったが、VARでノーハンドと判断された。
セビージャは75分、スソを下げてフランコ・バスケスを投入。すると、直後の78分にスコアが動く。フランコ・バスケスのパスを右サイド高い位置で受けたヘスス・ナバスのクロスをゴール前のL・デ・ヨングが左足ボレーで流し込んだ。
逆転を許したユナイテッドは、87分にラッシュフォード、B・ウィリアムズ、ワン=ビサカを下げてマタ、ダニエル・ジェームズ、フォス=メンサーを投入する3枚替えを敢行。終盤猛攻に出るユナイテッドに対し、セビージャは自陣に引いて対応。
シュート20本を乱れ打ったユナイテッドだったが、その猛攻は実らずに2-1のスコアのまま試合終了の笛を聞くこととなった。この結果、セビージャがEL3連覇を達成した2015-16シーズンぶりとなる決勝へ駒を進めた。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で中立地ドイツでの一発勝負形式に変更となった異例の短期トーナメントとなったEL。この試合はケルンの本拠地シュタディオン・ケルンで開催された。
11日に行われた準々決勝のウォルバーハンプトン戦をオカンポスの決勝弾で勝利したセビージャは、その試合と同じ先発メンバーを起用。3トップにスソ、エン=ネシリ、オカンポスを並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。
試合は早い時間に動きを見せる。7分、マルシャルとのパス交換でゴール前に侵入したラッシュフォードが決定機を迎えたが、シュートはGKブヌの好セーブに阻まれた。しかし、シュートを放ったラッシュフォードがジエゴ・カルロスのアフタータックルで倒されると、主審はPKを宣告。このPKをブルーノ・フェルナンデスがゴール左に突き刺し、ユナイテッドが先手を取った。
先制を許したセビージャだったが、徐々に両サイドから攻撃を展開する。16分、ジョルダンのパスからボックス左深くまで切り込んだオカンポスが角度のない位置からゴールを脅かしたが、シュートはGKデ・ヘアに阻まれた。
それでもセビージャは、26分に追いつく。オカンポスのスルーパスをボックス左にインナーラップしたレギロンがダイレクトで折り返すと、逆サイドのスソがゴール右隅にシュートを流し込んだ。
試合を振り出しに戻されたユナイテッドは、39分にバイタルエリア中央手前でFKを獲得すると、ラッシュフォードが無回転シュートでゴールを脅かす。さらに前半アディショナルタイムには、ポグバの横パスをペナルティアーク手前で受けたブルーノ・フェルナンデスがシュートを放ったが、共にGKブヌの好セーブに阻まれた。
1-1で迎えた後半、立ち上がりからグリーンウッド、マルシャル、ブルーノ・フェルナンデスと立て続けにゴールに迫ったユナイテッドは、52分にも敵陣でのボール奪取からショートカウンターを敢行。ポグバのパスをボックス内で受けたマルシャルがダイレクトシュートで狙ったが、これも飛び出したGKブヌのブロックに阻まれた。
56分、先に動いたセビージャは、先制点の起点となったオカンポスとエン=ネシリを下げてムニルとL・デ・ヨングを投入。膠着状態が続いたが72分、ボックス左横で獲得したFKからジョルダンが直接ゴールを狙うと、壁に入ったブルーノ・フェルナンデスのヒジにボールが当たったが、VARでノーハンドと判断された。
セビージャは75分、スソを下げてフランコ・バスケスを投入。すると、直後の78分にスコアが動く。フランコ・バスケスのパスを右サイド高い位置で受けたヘスス・ナバスのクロスをゴール前のL・デ・ヨングが左足ボレーで流し込んだ。
逆転を許したユナイテッドは、87分にラッシュフォード、B・ウィリアムズ、ワン=ビサカを下げてマタ、ダニエル・ジェームズ、フォス=メンサーを投入する3枚替えを敢行。終盤猛攻に出るユナイテッドに対し、セビージャは自陣に引いて対応。
シュート20本を乱れ打ったユナイテッドだったが、その猛攻は実らずに2-1のスコアのまま試合終了の笛を聞くこととなった。この結果、セビージャがEL3連覇を達成した2015-16シーズンぶりとなる決勝へ駒を進めた。
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