ウォーカー、悲願のビッグイヤーへ「2年前とは違う意欲に燃えている」
2020.08.14 15:45 Fri
チャンピオンズリーグ(CL)のリヨン戦に臨むマンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカーが、ビッグイヤー獲得に意欲を燃やしている。
ラウンド16でレアル・マドリーを見事に破ったシティは、ベスト4進出を懸けてリヨンと激突する。莫大な資金力をもって近年の国内タイトルを総なめにしてきたシティにとって、未だ優勝経験のないCLは喉から手が出るほど欲しいタイトルだ。
ウォーカーもまた、ビッグイヤーには特別な感情を抱いている様子。イギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューで意欲を見せた。
「もしこのクラブとサインした2年前に同じ質問をされていたら、おそらくそれまで優勝したことがなかった僕にとってプレミアリーグが最も重要だと答えていただろう」
「そのプレミアリーグで2度優勝し、他のタイトルも獲得した今では、これこそが一番欲しているものだ。僕はチームやマンチェスター・シティを代表して、次の台座に座るためにクラブとして何が必要かを話すことが出来る」
「僕たちが置かれている状況は少し特殊だが、僕は普段と同じように攻撃的に臨むだけだよ。それがプレミアリーグでも、カップ戦でも、チャンピオンズリーグでもね」
「チーム全体としての哲学が、この大会で僕たちが望む場所に連れて行ってくれると感じているよ」
そして、対戦相手のリヨンに対しては「2試合でユベントスを倒すにはそれに相応しい素晴らしいチームが必要だ。この間の結果がそれを物語っている」と高く評価している。
ラウンド16でレアル・マドリーを見事に破ったシティは、ベスト4進出を懸けてリヨンと激突する。莫大な資金力をもって近年の国内タイトルを総なめにしてきたシティにとって、未だ優勝経験のないCLは喉から手が出るほど欲しいタイトルだ。
ウォーカーもまた、ビッグイヤーには特別な感情を抱いている様子。イギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューで意欲を見せた。
「そのプレミアリーグで2度優勝し、他のタイトルも獲得した今では、これこそが一番欲しているものだ。僕はチームやマンチェスター・シティを代表して、次の台座に座るためにクラブとして何が必要かを話すことが出来る」
今大会は新型コロナウイルスの影響で準々決勝以降はホーム&アウェイ方式を変更し、中立地リスボンでの一発勝負となる。
「僕たちが置かれている状況は少し特殊だが、僕は普段と同じように攻撃的に臨むだけだよ。それがプレミアリーグでも、カップ戦でも、チャンピオンズリーグでもね」
「チーム全体としての哲学が、この大会で僕たちが望む場所に連れて行ってくれると感じているよ」
そして、対戦相手のリヨンに対しては「2試合でユベントスを倒すにはそれに相応しい素晴らしいチームが必要だ。この間の結果がそれを物語っている」と高く評価している。
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