昇格ベネヴェント、モナコのポーランド代表DFグリクを獲得
2020.08.12 08:00 Wed
新シーズンからセリエAに昇格するベネヴェントは11日、モナコのポーランド代表DFカミル・グリク(32)の獲得を発表した。契約期間は2023年6月までの3年間で、移籍金はイタリア『スカイ』によれば、300万ユーロ(約3億6000万円)+ボーナスとのことだ。
PR
レアル・マドリーの下部組織にも在籍した経験を持つグリクは、イタリアのパレルモやバーリ、トリノを経て、2016年夏にモナコ入り。空中戦に強いセンターバックとしてだけでなく、主将としてチームを引っ張り、モナコでは在籍4年間で公式戦167試合に出場して14ゴール7アシストを記録した。元イタリア代表FWのフィリッポ・インザーギ監督が率いるベネヴェントは今季のセリエBを制して、来季から2017-18シーズン以来2度目のセリエA復帰。セリエA通算147試合の出場歴を誇るグリクの加入はベネヴェントにとって、大きな力になりそうだ。PR
カミル・グリクの関連記事
ベネヴェントの関連記事
|
ベネヴェントの人気記事ランキング
1
2度目のインザーギ兄弟対決は1-1のドロー! 勝者は引き分け望んだ両親に《セリエA》
セリエA第13節、ベネヴェントvsラツィオが15日にスタディオ・チーロ・ヴィゴリートで行われ、1-1のドローに終わった。 15位のベネヴェントを率いるフィリッポと、9位のラツィオを率いるシモーネのインザーギ兄弟の指揮官対決に注目が集まった一戦。 試合は地力で勝るラツィオが押し込む状況が続くが、序盤はベネヴェントの効果的なカウンターが嵌りホームチームがよりフィニッシュのシーンを増やしていく。 それでも、徐々に試合を落ち着けることに成功したアウェイチームは21分、ルイス・アルベルトの鋭いシュートでゴールに迫るもクロスバーを叩く。だが、25分には右サイドに流れてボールを受けたミリンコビッチ=サビッチの正確なクロスに反応したインモービレが一瞬のスピードで相手DFの前に入り、右足の絶妙なダイレクトボレーを流し込んだ。 このゴールによって一気にラツィオが追加点を奪う形となるかに思われたが、ベネヴェントが前半終盤にかけて盛り返していく。そして、前半終了間際の45分には左CKの二次攻撃からボックス内で味方が競ったこぼれ球に反応したスキアッタレッラの左足のダイレクトシュートがゴール右隅に決まった。 迎えた後半は一進一退の攻防が続く。ボールを握るラツィオが押し込んで遅攻からゴールを狙えば、ベネヴェントも鋭いカウンターを幾度も仕掛けていく。65分すぎにはルイス・アルベルトが続けて際どいシュートを放つが、ゴールをこじ開けられない。 戦力差や順位を考えれば、より勝ち点3がほしいラツィオは80分に後ろの枚数を削ってアンドレアス・ペレイラ、切り札カイセドをピッチに送り込む。直後の83分にはそのペレイラの左からのクロスに反応したミリンコビッチ=サビッチがゴール前に抜け出してヘディングシュートを放つが、これは惜しくもクロスバーの上。 試合終盤にかけては前がかるラツィオに対してベネヴェントのカウンターが嵌り、ディ・セリオ、インプロータと途中出場の2選手が続けて決定的なシュートを放ったが、いずれもGKレイナのビッグセーブに阻まれた。 その後、危険なファウルでスキアッタレッラが一発退場となるアクシデントもあったが、試合はこのまま1-1でタイムアップ。前回対戦では弟シモーネに軍配が上がったインザーギ兄弟対決は1-1のドローに終わり、勝者は2人の息子を同様に愛する両親となった。 2020.12.16 06:55 Wed2