母国で復活!“ガビゴル”がブラジル復帰後初のハットトリック【ハットトリック・ヒーローズ】

2020.08.04 12:00 Tue
Getty Images
サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、フラメンゴのブラジル代表FWガブリエウ・バルボサ(23)がサントス時代に決めたハットトリックだ。
◆“ガビゴル”がブラジル復帰後初のハットトリック

“ガビゴル”の愛称でも知られるガブリエウ・バルボサは、2016年夏にサントスからインテルに移籍。しかし、公式戦10試合で1ゴールと鳴かず飛ばずの成績に終わると、2017年夏に加入したベンフィカでも公式戦1試合の出場に留まり、結果を残すことはできなかった。

しかし、2018年1月に復帰したサントスでリーグ戦35試合18ゴールを記録して得点王を獲得。昨シーズンに加入したフラメンゴでは、公式戦43試合で34ゴール11アシストを記録。リーグとコパ・リベルタドーレスの2冠達成に大きく貢献し、2020年1月に完全移籍している。
母国復帰1年目のサントス時代の2018年9月2日行われたカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA第22節ではハットトリックも達成している。

試合開始早々の5分、ボックス左に侵入した味方の折り返しにガビゴルが左足で合わせて先制に成功する。

そして65分、今度は右サイド深くに侵入した味方の折り返しに、ガビゴルがジャンプしながらのボレーシュートで上手く合わせ、コースを突いたシュートでゴール左に突き刺す。

最後は82分、カウンターのチャンスから右サイドを突破した味方の折り返しに、またもガビゴルが走り込みながら合わせ、ハットトリックを達成した。

なお、この試合には現レアル・マドリーのブラジル代表FWロドリゴもサントスのFWとしてフル出場を果たしている。

ガブリエウ・バルボサの関連記事

クルゼイロは1日、元ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサ(28)の加入を発表した。契約期間は2028年12月31日までの4年間となっている。 ガビゴルの愛称で知られる元ブラジル代表FWは、若くしてインテルに移籍するも鬱病もあって活躍はできず。それでも母国帰還後にはゴールを量産。フラメンゴで公式戦通算303試合16 2025.01.02 07:15 Thu
ガビゴルこと元ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサ(28)のフラメンゴ退団が決定的に。ブラジル『グローボ』が伝える。 若くして渡った欧州で鬱病を患うも、帰還した母国でゴールを量産するガビゴル。フラメンゴで公式戦通算303試合160得点をマークし、2度のリーグ制覇、2度の南米制覇を経験する。 しかし、2023 2024.11.14 13:45 Thu
ガビゴルとして知られる元ブラジル代表のFWガブリエウ・バルボサのインスタグラムの投稿が話題となっている。 かつてはインテルやベンフィカでプレーし、ブラジル代表としても18試合に出場し5ゴールを記録しているガビゴル。レンタル移籍期間も含め、2019年からフラメンゴでプレーしている。 フラメンゴでは公式戦294 2024.09.16 23:20 Mon
フラメンゴの元ブラジル代表FWペドロ(27)が2024年に入ってゴールを量産中だ。ブラジル『グローボ』が伝える。 2019年、2022年と近年2度も南米王者に輝いたブラジル随一の人気クラブ・フラメンゴ。 しかし、ここ数年チームのエースだったガビゴルことFWガブリエウ・バルボサがドーピング違反疑惑でチーム離脱 2024.07.30 21:45 Tue
スポーツ仲裁裁判所(CAS)は4月30日、アンチ・ドーピング検査で不正行為を働いたとして2年間の出場停止処分を科されたフラメンゴの元ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサに関して、上訴中の期間にプレーを再開できることを発表した。 ブラジル・ドーピング規制当局(ABCD)は3月25日、アンチ・ドーピング検査で不正行為 2024.05.01 07:48 Wed

記事をさがす

ガブリエウ・バルボサの人気記事ランキング

1

フラメンゴ退団のガビゴルがクルゼイロに加入、4年契約締結

クルゼイロは1日、元ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサ(28)の加入を発表した。契約期間は2028年12月31日までの4年間となっている。 ガビゴルの愛称で知られる元ブラジル代表FWは、若くしてインテルに移籍するも鬱病もあって活躍はできず。それでも母国帰還後にはゴールを量産。フラメンゴで公式戦通算303試合160得点をマークし、2度のリーグ制覇、2度の南米制覇を経験した。 しかし、2023シーズン終盤から得点ペースが鈍化し、ドーピング違反もあって出場停止に。その後、処分保留により昨年5月から試合出場が可能となった中、2024シーズンの成績は公式戦38試合出場8ゴールだった。 昨年11月、コパ・ド・ブラジル優勝直後のインタビューで「退団する」と公言して干され気味だった中、フラメンゴとの契約が満了となり、クルゼイロ加入の運びとなった。 2025.01.02 07:15 Thu
2

“ガビゴルを押し退けてエースに” フラメンゴのペドロがブラジル国内でゴール量産

フラメンゴの元ブラジル代表FWペドロ(27)が2024年に入ってゴールを量産中だ。ブラジル『グローボ』が伝える。 2019年、2022年と近年2度も南米王者に輝いたブラジル随一の人気クラブ・フラメンゴ。 しかし、ここ数年チームのエースだったガビゴルことFWガブリエウ・バルボサがドーピング違反疑惑でチーム離脱を余儀なくされ、控訴中のプレーが認められて5月に復帰も、コンディションの落ちた“前エース”は控えを脱せない。 その一方、ガビゴルの存在を忘れさせるほど、ゴールを量産しているのがペドロ。 “皇帝”アドリアーノ氏が生涯のアイドルだというペドロは、今季の公式戦38試合で28得点7アシスト。州選手権の12試合11得点に始まり、国内リーグでは19試合10得点、コパ・リベルタドーレスもここまで5試合5得点と、ペースが落ちないまま2024年の下半期を迎えた。 直近のリーグ戦第20節、アトレチコ・ゴイアニエンセ戦も19分に先制点を叩き込み、チームは2-0と勝利。これにより、4年ぶりのブラジル王者を目指すフラメンゴは首位に浮上した。 約1年ぶりのブラジル代表復帰も持ち上がっているというペドロ。『グローボ』によると、7月30日時点で「28得点」は全公式戦を合わせた国内の最多スコアラーとのことだ。 <span class="paragraph-title">【動画】フィニッシャーとして格を上げるフラメンゴのペドロ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="zxx" dir="ltr"><a href="https://t.co/fG0VCnWJpA">pic.twitter.com/fG0VCnWJpA</a></p>&mdash; Fla Story videos (@flastoryvideos) <a href="https://twitter.com/flastoryvideos/status/1817720727614758959?ref_src=twsrc%5Etfw">July 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.30 21:45 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly