【足球日記】まさかの新型コロナウイルス蔓延、自ら切り拓いた新たなステージ
2020.07.31 22:45 Fri
難しい環境下での中国でのサクセスストーリーを現地から届けてもらう連載企画『足球日記』。中国の地で奮闘する、日本と中国の血を引く男・夏達龍(なつたつりゅう)が現地の情報をお届けする。第2回は、この厳しいコロナ禍で、現在所属する四川九牛に入団するまでの経緯をお届け。四川九牛は、あのシティ・フットボール・グループ(CFG)が保有するクラブの1つ。今シーズンは紆余曲折あり、中国甲級リーグ(中国2部)で戦うこととなった。
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皆さん、こんにちは。
ついに7月25日に中国スーパーリーグが開幕しました。僕の所属する2部リーグの開幕も遠くはないのでチームの士気も徐々に上がって来ています。
今回は現所属チーム四川九牛足球俱乐部加入までの経緯について書いていきます。
昨シーズン(2019)は保定容大に所属していました。2019年度のリーグが終わり日本へ一時帰国したのが昨年の11月頃で、12月にまた保定チームに 戻って冬のキャンプが始まる予定でしたが全体連絡で延期が告げられました。
この時点で、資金面の問題でチームの存続危機が起きているのは知っていて、すぐに代理人に連絡をして来季に向けてチーム探しを始めました。しかし、当時所属していた保定容大の解散発表がない限り、チームとの契約は有効なので慎重に動き、出来るだけトラブルのないように進めました。
トライアウトを受けるチームを見つける事すら難航する中、代理人の紹介で蘇州東呉(そしゅうとうご)のチーム練習に参加をすることが決まり、1月上旬に日本から蘇州に向かい10日間ほどトレーニングさせてもらいました。
もちろん移動費もトライアウトの費用(宿泊費・食費込み)も全て自費で、できるだけ早めに結果が欲しかったので2週間経たないうちに直接監督を訪ねてチームに残れるかを聞きました。
当時この蘇州のチームは、2部に昇格できるかできないかまだ確定していない状況で、監督からは「今答えを出すことはできない」と言われ、僕は早速次のトライアウト先である深圳壆岗(ボウガン)という今シーズンから3部に昇格するチームに合流することにしました。この深圳のチームからは、代理人を通さず僕個人に直接連絡がきていました。
春節の休みまで5日間ほどしかなく、とにかく短い間にできる限りアピールしました。そして、2月20日頃にチームは春節休みに入り、監督から休み明けまたチームに合流するよう言ってもらい、強い手応えを持ちながら日本へ一時帰国しました。
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ついに7月25日に中国スーパーリーグが開幕しました。僕の所属する2部リーグの開幕も遠くはないのでチームの士気も徐々に上がって来ています。
前回の連載1回目の記事がYahoo!ニュースにも掲載され、反響も頂き、少しでも多くの方に中国サッカーについて知ってもらえるようより一層頑張りたいと思います!
今回は現所属チーム四川九牛足球俱乐部加入までの経緯について書いていきます。
昨シーズン(2019)は保定容大に所属していました。2019年度のリーグが終わり日本へ一時帰国したのが昨年の11月頃で、12月にまた保定チームに 戻って冬のキャンプが始まる予定でしたが全体連絡で延期が告げられました。
この時点で、資金面の問題でチームの存続危機が起きているのは知っていて、すぐに代理人に連絡をして来季に向けてチーム探しを始めました。しかし、当時所属していた保定容大の解散発表がない限り、チームとの契約は有効なので慎重に動き、出来るだけトラブルのないように進めました。
トライアウトを受けるチームを見つける事すら難航する中、代理人の紹介で蘇州東呉(そしゅうとうご)のチーム練習に参加をすることが決まり、1月上旬に日本から蘇州に向かい10日間ほどトレーニングさせてもらいました。
もちろん移動費もトライアウトの費用(宿泊費・食費込み)も全て自費で、できるだけ早めに結果が欲しかったので2週間経たないうちに直接監督を訪ねてチームに残れるかを聞きました。
当時この蘇州のチームは、2部に昇格できるかできないかまだ確定していない状況で、監督からは「今答えを出すことはできない」と言われ、僕は早速次のトライアウト先である深圳壆岗(ボウガン)という今シーズンから3部に昇格するチームに合流することにしました。この深圳のチームからは、代理人を通さず僕個人に直接連絡がきていました。
春節の休みまで5日間ほどしかなく、とにかく短い間にできる限りアピールしました。そして、2月20日頃にチームは春節休みに入り、監督から休み明けまたチームに合流するよう言ってもらい、強い手応えを持ちながら日本へ一時帰国しました。
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