端戸2発で千葉撃破の東京Vが今季初の連勝! 山口が琉球に大勝で連敗を“3”でストップ!《J2》
2020.07.18 21:48 Sat
18日、明治安田生命J2リーグ第6節の2試合が行われた。共に今季初の連勝を目指す4位のジェフユナイテッド千葉と、16位の東京ヴェルディの一戦は、アウェイの東京Vが2-1で勝利した。
2-0で勝利した前節のツエーゲン金沢戦からフィールドプレーヤー10人を入れ替えた千葉に対して、東京Vは4-2の完勝で初勝利を手にしたヴァンフォーレ甲府戦からメンバー変更を1名に留めて中2日での3連戦最終戦に臨んだ。
前節に引き続き[4-3-3]を採用したヴェルディは自陣で構える千葉に対して押し込む入りを見せた。なかなか流れの中ではフィニッシュまで持ち込めないが、13分に最初のビッグチャンス。 ボックス手前中央で得たFK、井出のキックフェイントで相手の虚を突き、藤本が壁下を抜くシュートでゴールに迫るが、ここは惜しくも左ポストを叩く。
その後は千葉が押し返して中盤での潰し合いが続くが、30分過ぎに均衡が破れる。セットプレーの競り合いの中で平が相手DF下平に倒されてPKを獲得。これをキッカーの端戸が冷静に左隅へ決めて待望の今季初ゴールとし、アウェイチームが34分に先制した。前半終盤には米倉のアーリークロスで相手守備を崩し切った千葉がボックス手前の船山のシュートで同点に迫るが、ここは相手DFのブロックに阻まれた。
その後、互いに交代カードを切って試合展開に変化を加えようとする中で、千葉が得意のセットプレーで追いつく。73分、左サイドでの増嶋のロングスローからゴール前の船山がボレーシュート。これはGKが止めるも、こぼれ球を山下敬が押し込んだ。
これで一気に千葉の流れかに思われたが、勝ち越しに成功したのは東京V。78分、左サイドのハーフスペースから福村がアーリークロスを供給。これをDF増嶋と競った端戸が頭で合わすと、浮き球となったシュートがゴール右隅に決まった。
ホームで負けられない千葉は前節デビュー戦デビューゴールを決めた櫻川ソロモンをピッチに送り出して、ここからサイドを起点に攻勢を仕掛けるが、東京Vの集中した守備を最後までこじ開けることはできず。この結果、端戸の2ゴールで千葉を退けた東京Vが今季初の連勝を飾った。
また、3連敗中で20位のレノファ山口FCと、開幕から唯一未勝利で最下位に沈むFC琉球の再開後初白星を懸けた一戦は、ホームの山口が4-1で大勝した。
試合は立ち上がりからオープンな展開となる。開始7分、左CKの流れから茂木が放ったミドルシュートが相手DFにディフレクトしてゴールネットを揺らし、アウェイの琉球が先制に成功。しかし、山口も直後の10分に川井のクロスをイウリが頭で合わせ、同点に追いつく。さらに、前半終了間際には高井がハイプレスからショートカウンターに転じ、冷静にGKとの一対一を制して逆転に成功した。
これで勢いに乗った山口は57分にセットプレーからヘナン、83分にはロングカウンターから田中陸がトドメの4点目を奪い、試合を決定付けた。そして、ホームで琉球を破った山口が待望の再開後初勝利を挙げて連敗を「3」でストップした。
◆明治安田生命J2リーグ第6節
▽7/18(土)
ジェフユナイテッド千葉 1-2 東京ヴェルディ
レノファ山口FC 4-1 FC琉球
▽7/19(日)
《18:00》
栃木SC vs ツエーゲン金沢
ヴァンフォーレ甲府 vs 大宮アルディージャ
松本山雅FC vs ザスパクサツ群馬
アルビレックス新潟 vs モンテディオ山形
《18:30》
ジュビロ磐田 vs ギラヴァンツ北九州
京都サンガF.C. vs 愛媛FC
《19:00》
水戸ホーリーホック vs FC町田ゼルビア
ファジアーノ岡山 vs V・ファーレン長崎
徳島ヴォルティス vs アビスパ福岡
2-0で勝利した前節のツエーゲン金沢戦からフィールドプレーヤー10人を入れ替えた千葉に対して、東京Vは4-2の完勝で初勝利を手にしたヴァンフォーレ甲府戦からメンバー変更を1名に留めて中2日での3連戦最終戦に臨んだ。
その後は千葉が押し返して中盤での潰し合いが続くが、30分過ぎに均衡が破れる。セットプレーの競り合いの中で平が相手DF下平に倒されてPKを獲得。これをキッカーの端戸が冷静に左隅へ決めて待望の今季初ゴールとし、アウェイチームが34分に先制した。前半終盤には米倉のアーリークロスで相手守備を崩し切った千葉がボックス手前の船山のシュートで同点に迫るが、ここは相手DFのブロックに阻まれた。
迎えた後半は立ち上がりこそ千葉が押し込む展開も、以降はアウェイチームが冷静にゲームをコントロール。53分には佐藤優平の直接FK、55分には佐藤の浮き球パスに抜け出した端戸に決定機も、いずれもクロスバーと相手GKの好守に遭う。
その後、互いに交代カードを切って試合展開に変化を加えようとする中で、千葉が得意のセットプレーで追いつく。73分、左サイドでの増嶋のロングスローからゴール前の船山がボレーシュート。これはGKが止めるも、こぼれ球を山下敬が押し込んだ。
これで一気に千葉の流れかに思われたが、勝ち越しに成功したのは東京V。78分、左サイドのハーフスペースから福村がアーリークロスを供給。これをDF増嶋と競った端戸が頭で合わすと、浮き球となったシュートがゴール右隅に決まった。
ホームで負けられない千葉は前節デビュー戦デビューゴールを決めた櫻川ソロモンをピッチに送り出して、ここからサイドを起点に攻勢を仕掛けるが、東京Vの集中した守備を最後までこじ開けることはできず。この結果、端戸の2ゴールで千葉を退けた東京Vが今季初の連勝を飾った。
また、3連敗中で20位のレノファ山口FCと、開幕から唯一未勝利で最下位に沈むFC琉球の再開後初白星を懸けた一戦は、ホームの山口が4-1で大勝した。
試合は立ち上がりからオープンな展開となる。開始7分、左CKの流れから茂木が放ったミドルシュートが相手DFにディフレクトしてゴールネットを揺らし、アウェイの琉球が先制に成功。しかし、山口も直後の10分に川井のクロスをイウリが頭で合わせ、同点に追いつく。さらに、前半終了間際には高井がハイプレスからショートカウンターに転じ、冷静にGKとの一対一を制して逆転に成功した。
これで勢いに乗った山口は57分にセットプレーからヘナン、83分にはロングカウンターから田中陸がトドメの4点目を奪い、試合を決定付けた。そして、ホームで琉球を破った山口が待望の再開後初勝利を挙げて連敗を「3」でストップした。
◆明治安田生命J2リーグ第6節
▽7/18(土)
ジェフユナイテッド千葉 1-2 東京ヴェルディ
レノファ山口FC 4-1 FC琉球
▽7/19(日)
《18:00》
栃木SC vs ツエーゲン金沢
ヴァンフォーレ甲府 vs 大宮アルディージャ
松本山雅FC vs ザスパクサツ群馬
アルビレックス新潟 vs モンテディオ山形
《18:30》
ジュビロ磐田 vs ギラヴァンツ北九州
京都サンガF.C. vs 愛媛FC
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Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue4
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