猛攻実らず広島がホームでC大阪に敗戦…C大阪は4勝目《J1》
2020.07.18 21:03 Sat
明治安田生命J1リーグ第5節、サンフレッチェ広島vsセレッソ大阪が18日にエディオンスタジアム広島で行われ、C大阪が1-2で勝利した。6位の広島と3位のC大阪による上位対決。ホームに迎え撃つ広島は開幕2戦で快勝を収めていたものの、直近2試合は1分け1敗と、柏の離脱が効いてきている印象だ。対するC大阪は開幕から3連勝と好調だったが、前節の名古屋グランパス戦で初黒星。攻撃陣を試行錯誤する中で、この日は無得点に終わっていた。
共に攻撃が課題となっている両チームの対決は、アウェイのC大阪が押し込む展開に。広島は粘り強く跳ね返し続けるものの、試合を動かしたのは意外な形からだった。
20分、右サイドでボールを持った坂元が鋭い切り返しで対峙する清水を突破。右足でグラウンダーの速いクロスを送ると、クリアを試みた佐々木がオウンゴール。ここまで2失点の広島が珍しい形で先制点を献上してしまった。
なかなか攻撃の形が作れない広島は、清武のFKがクロスバーを直撃するなど危うい展開が続く。初めてチャンスを迎えたのは43分。右サイドから組み立てて川辺がクロス。これを永井と森島が頭で繋ぎ、最後は青山がボックス手前からミドルシュート。枠を捉えたがGKキム・ジンヒョンがファインセーブを見せた。
厳しい展開となった広島だがその3分後、後半から入ったドウグラス・ヴィエイラがマテイ・ヨニッチに倒されPKを獲得。これを自ら決めて1点差に戻した。
その後はリズムが生まれてきた広島だが、C大阪の守備を崩すには至らない。73分のレアンドロ・ペレイラがゴールに迫ったシーンも、シュートはGKキム・ジンヒョンに止められた。75分の野津田の投入でギアをひとつ上げてハイネル、ドウグラス・ヴィエイラ、青山のシュートでゴールに迫るも、相手GKの好守は続く。83分には、マテイ・ヨニッチからボールを奪ったレアンドロ・ペレイラがボックス左からシュート。しかし、ここでもGKキム・ジンヒョンが立ちはだかる。
そして、ラストプレーとなったFKのチャンスも、ヘディングシュートはGKの正面に飛んで試合終了。ホームに駆けつけたサポーターに勝利を届けることは出来なかった。一方、逃げ切ったC大阪はこれで4勝目となった。
サンフレッチェ広島 1-2 セレッソ大阪
【広島】
ドウグラス・ヴィエイラ(後8)
【C大阪】
OG(前20)
藤田直之(後5)
共に攻撃が課題となっている両チームの対決は、アウェイのC大阪が押し込む展開に。広島は粘り強く跳ね返し続けるものの、試合を動かしたのは意外な形からだった。
なかなか攻撃の形が作れない広島は、清武のFKがクロスバーを直撃するなど危うい展開が続く。初めてチャンスを迎えたのは43分。右サイドから組み立てて川辺がクロス。これを永井と森島が頭で繋ぎ、最後は青山がボックス手前からミドルシュート。枠を捉えたがGKキム・ジンヒョンがファインセーブを見せた。
後半に向けて永井と清水を下げてドウグラス・ヴィエイラと藤井を投入した広島。しかし50分、相手の攻撃を防ぎ攻撃に繋げようとしたところ、川辺がボールを奪われピンチに。C大阪は清武が持ち上がりボックス左の藤田にラストパス。GK林の股を抜く巧みなシュートを沈めて、リードを2点に広げた。
厳しい展開となった広島だがその3分後、後半から入ったドウグラス・ヴィエイラがマテイ・ヨニッチに倒されPKを獲得。これを自ら決めて1点差に戻した。
その後はリズムが生まれてきた広島だが、C大阪の守備を崩すには至らない。73分のレアンドロ・ペレイラがゴールに迫ったシーンも、シュートはGKキム・ジンヒョンに止められた。75分の野津田の投入でギアをひとつ上げてハイネル、ドウグラス・ヴィエイラ、青山のシュートでゴールに迫るも、相手GKの好守は続く。83分には、マテイ・ヨニッチからボールを奪ったレアンドロ・ペレイラがボックス左からシュート。しかし、ここでもGKキム・ジンヒョンが立ちはだかる。
そして、ラストプレーとなったFKのチャンスも、ヘディングシュートはGKの正面に飛んで試合終了。ホームに駆けつけたサポーターに勝利を届けることは出来なかった。一方、逃げ切ったC大阪はこれで4勝目となった。
サンフレッチェ広島 1-2 セレッソ大阪
【広島】
ドウグラス・ヴィエイラ(後8)
【C大阪】
OG(前20)
藤田直之(後5)
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