王者リバプールのチアゴ獲り、移籍金額で難航か

2020.07.17 16:06 Fri
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リバプールバイエルンから獲得を狙うスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(29)だが、金銭面で問題が生じているようだ。
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2013年にバルセロナからバイエルンに加入したチアゴ。在籍7年間で公式戦231試合出場31ゴール37アシストの成績を残しており、ブンデスリーガ7連覇を含んだ計15個のタイトル獲得に貢献してきた。しかし、チアゴはバイエルンとの契約が2021年6月末まで。最高経営責任者(CEO)を務めるカール=ハインツ・ルンメニゲ氏が先日、「キャリアの終盤に入るにあたって、新しい何かに挑戦したがっているようだ」と語り、ドイツ『シュポルト・ビルド』で自宅売却の動きも指摘され、今夏のバイエルン退団が決定的な様相だ。
しかし、ドイツ『ビルド』によると、クラブ間が提示する移籍金額でズレがあるようだ。チアゴと個人条件で合意に至ったというリバプールだが、バイエルン側が4000万ユーロ(約48億8000万円)の移籍金を求めているのに対して、2500万ユーロ(約30億5000万円)程度しか支払う意思がないという。

なお、バイエルンはチアゴの残留を望んでいるが、フリーでの流失も阻止したい構え。新型コロナウイルスによる財政圧迫で5500万ユーロ(約68億円)という移籍金に折り合いをつけられず、ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの獲得から手を引いたとされるリバプールだが、バイエルンと合意点を見いだせるか。

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