【2019-20ブンデスリーガベストイレブン】8連覇のバイエルンから5選手を選出!
2020.07.14 22:31 Tue
新型コロナウイルスによる影響で約2カ月半の中断があった中、2019-20シーズンのブンデスリーガが6月27日に無事全日程を終了しました。
そこで本稿では今季のブンデスリーガのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。
◆ベストイレブン
GK:グラーチ
DF:ハキミ、クロステルマン、アラバ、アルフォンソ・デイビス
MF:ミュラー、キミッヒ、サンチョ
FW:テュラム、レヴァンドフスキ、ヴェルナー
GKペーテル・グラーチ(30歳/ライプツィヒ)
出場試合数:32(先発回数:32)/失点数:34/出場時間:2880分

復活してきた感のあるノイアーと迷ったが、バイエルンに次ぐ失点の少なさだったライプツィヒからグラーチを選出。派手さこそないものの、抜群の安定感とセービング能力の高さで幾度もゴールを死守した。また、主力センターバックがこぞって離脱した中、急造ディフェンスをうまくまとめた点も高く評価。
DFアクラフ・ハキミ(21歳/ドルトムント)
出場試合数:33(先発回数:29)/ 得点数:5/出場時間:2719分

今季も持ち前の攻撃性能を遺憾なく発揮した。とりわけ3バックへ移行して以降は攻撃力が爆発し、5ゴール10アシストを記録。右ウイングバックとしてより攻撃に比重を置けるようになり、パフォーマンスがさらに向上した。新シーズンはドルトムントでの活躍を受けて、インテルへの完全移籍が決まった。
出場試合数:31(先発回数:31)/ 得点数:3/出場時間: 2645分

本職は右サイドバックだったが、ケガ人が続出したことでセンターバックに回り、そつなくこなして見せた。右サイドバック時には大胆なオーバーラップが魅力のクロステルマンだが、堅実な守備を武器にセンターバックに順応。キャプテンのDFオルバンと主力DFウパメカノらを長期離脱で欠いた中、同じくサイドバックが本職のDFハルステンベルクと共にセンターバックで堅実な守備を築いた。
DFダビド・アラバ(28歳/バイエルン)
出場試合数: 28(先発回数:27)/ 得点数:1/出場時間: 2498分

DFジューレ、DFリュカらセンターバック陣が長期離脱した中、新境地のセンターバックでのプレーが増えた。持ち前のセンスで難なくこなし、ハイラインを敷く中でアラバのスピードが生きていた。また、ビルドアップ時にもアラバの配球能力が生かされ、急なコンバートに対応して見せた。
DFアルフォンソ・デイビス(19歳/バイエルン)
出場試合数: 29(先発回数:24)/ 得点数:3/出場時間: 2233分

本来はウイングが本職のA・デイビスだが、新境地のサイドバックで才能が開花。類稀なる身体能力を生かし、守備で穴になることはなかった。むしろ、帰陣の早さで相手を上回ることが多く、未然にピンチを防ぐシーンも少なくなかった。彼の台頭でアラバをセンターバックに回すことができたのも大きかった。
MFトーマス・ミュラー(30歳/バイエルン)
出場試合数:33(先発回数:26)/ 得点数:8/出場時間:2261分

ブンデス記録の20アシストをマーク。コバチ前監督体制下ではストレスを抱えながらのプレーになっていたが、フリック監督就任後は別人のようにハイパフォーマンスを連発した。トップ下のポジションを与えられ、持ち前の抜け目ない動きを駆使し、フリック監督就任後は8ゴール16アシストと圧巻のスタッツを残した。
MFヨシュア・キミッヒ(25歳/バイエルン)
出場試合数:33(先発回数:32)/ 得点数:4/出場時間: 2821分

今季もケガなくコンスタントにハイパフォーマンスを続けた。フリック監督就任後は本職のボランチで固定され、チームを支えた。負傷がちな選手が多い中、健康体を保ち続けるキミッヒは、王者に欠かせない存在となっている。
MFジェイドン・サンチョ (20歳/ドルトムント)
出場試合数:32(先発回数:25)/ 得点数:17/出場時間:2290分

昨季ブレイクしたイングランドの至宝が2年目のジンクスをものともせず今季もドルトムントを牽引した。17ゴール17アシストと圧巻のスタッツを記録。母国プレミア方面から引き抜きの噂が絶えないが、ドルトムントとしては絶対に手放せないタレントだ。
FWマルクス・テュラム(22歳/ボルシアMG)
出場試合数:31(先発回数:28)/ 得点数:10/出場時間: 2228分

縦に早いサッカーをする上でテュラムの存在は欠かせなかった。今季、ギャンガンから加入したブンデス初挑戦の22歳は、10ゴール8アシストと多くのゴールに関与。名DFだった父親のリリアン氏とは真逆のアタッカーとして、まずはブンデス1年目でしっかりと結果を残した。
FWロベルト・レヴァンドフスキ(31歳/バイエルン) 出場試合数:31(先発回数:31)/ 得点数:34/出場時間:2761分

3季連続得点王。開幕から11試合連続ゴールのブンデス新記録を打ち立てたレヴァンドフスキは守備が不安定なチーム状態の中、自身はコンスタントにゴールを挙げ続けた。スランプとは無縁な安定感抜群のストライカーが王者を牽引した。
FWティモ・ヴェルナー(24歳/ライプツィヒ)
出場試合数:34(先発回数:33)/得点数: 28/出場時間: 2808分

得点王のレヴァンドフスキには及ばなかったものの、キャリアハイの28ゴールを記録。ライプツィヒの鋭い攻撃を完結するゴールゲッターとして十分な働きを示した。ライプツィヒで一流ストライカーに成長したヴェルナーは新シーズン、チェルシーに新天地を求めている。
そこで本稿では今季のブンデスリーガのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。
◆ベストイレブン
GK:グラーチ
DF:ハキミ、クロステルマン、アラバ、アルフォンソ・デイビス
MF:ミュラー、キミッヒ、サンチョ
FW:テュラム、レヴァンドフスキ、ヴェルナー
出場試合数:32(先発回数:32)/失点数:34/出場時間:2880分

Getty Images
復活してきた感のあるノイアーと迷ったが、バイエルンに次ぐ失点の少なさだったライプツィヒからグラーチを選出。派手さこそないものの、抜群の安定感とセービング能力の高さで幾度もゴールを死守した。また、主力センターバックがこぞって離脱した中、急造ディフェンスをうまくまとめた点も高く評価。
DFアクラフ・ハキミ(21歳/ドルトムント)
出場試合数:33(先発回数:29)/ 得点数:5/出場時間:2719分

Getty Images
今季も持ち前の攻撃性能を遺憾なく発揮した。とりわけ3バックへ移行して以降は攻撃力が爆発し、5ゴール10アシストを記録。右ウイングバックとしてより攻撃に比重を置けるようになり、パフォーマンスがさらに向上した。新シーズンはドルトムントでの活躍を受けて、インテルへの完全移籍が決まった。
DFルーカス・クロステルマン(24歳/ライプツィヒ)
出場試合数:31(先発回数:31)/ 得点数:3/出場時間: 2645分

Getty Images
本職は右サイドバックだったが、ケガ人が続出したことでセンターバックに回り、そつなくこなして見せた。右サイドバック時には大胆なオーバーラップが魅力のクロステルマンだが、堅実な守備を武器にセンターバックに順応。キャプテンのDFオルバンと主力DFウパメカノらを長期離脱で欠いた中、同じくサイドバックが本職のDFハルステンベルクと共にセンターバックで堅実な守備を築いた。
DFダビド・アラバ(28歳/バイエルン)
出場試合数: 28(先発回数:27)/ 得点数:1/出場時間: 2498分

Getty Images
DFジューレ、DFリュカらセンターバック陣が長期離脱した中、新境地のセンターバックでのプレーが増えた。持ち前のセンスで難なくこなし、ハイラインを敷く中でアラバのスピードが生きていた。また、ビルドアップ時にもアラバの配球能力が生かされ、急なコンバートに対応して見せた。
DFアルフォンソ・デイビス(19歳/バイエルン)
出場試合数: 29(先発回数:24)/ 得点数:3/出場時間: 2233分

Getty Images
本来はウイングが本職のA・デイビスだが、新境地のサイドバックで才能が開花。類稀なる身体能力を生かし、守備で穴になることはなかった。むしろ、帰陣の早さで相手を上回ることが多く、未然にピンチを防ぐシーンも少なくなかった。彼の台頭でアラバをセンターバックに回すことができたのも大きかった。
MFトーマス・ミュラー(30歳/バイエルン)
出場試合数:33(先発回数:26)/ 得点数:8/出場時間:2261分

Getty Images
ブンデス記録の20アシストをマーク。コバチ前監督体制下ではストレスを抱えながらのプレーになっていたが、フリック監督就任後は別人のようにハイパフォーマンスを連発した。トップ下のポジションを与えられ、持ち前の抜け目ない動きを駆使し、フリック監督就任後は8ゴール16アシストと圧巻のスタッツを残した。
MFヨシュア・キミッヒ(25歳/バイエルン)
出場試合数:33(先発回数:32)/ 得点数:4/出場時間: 2821分

Getty Images
今季もケガなくコンスタントにハイパフォーマンスを続けた。フリック監督就任後は本職のボランチで固定され、チームを支えた。負傷がちな選手が多い中、健康体を保ち続けるキミッヒは、王者に欠かせない存在となっている。
MFジェイドン・サンチョ (20歳/ドルトムント)
出場試合数:32(先発回数:25)/ 得点数:17/出場時間:2290分

Getty Images
昨季ブレイクしたイングランドの至宝が2年目のジンクスをものともせず今季もドルトムントを牽引した。17ゴール17アシストと圧巻のスタッツを記録。母国プレミア方面から引き抜きの噂が絶えないが、ドルトムントとしては絶対に手放せないタレントだ。
FWマルクス・テュラム(22歳/ボルシアMG)
出場試合数:31(先発回数:28)/ 得点数:10/出場時間: 2228分

Getty Images
縦に早いサッカーをする上でテュラムの存在は欠かせなかった。今季、ギャンガンから加入したブンデス初挑戦の22歳は、10ゴール8アシストと多くのゴールに関与。名DFだった父親のリリアン氏とは真逆のアタッカーとして、まずはブンデス1年目でしっかりと結果を残した。
FWロベルト・レヴァンドフスキ(31歳/バイエルン) 出場試合数:31(先発回数:31)/ 得点数:34/出場時間:2761分

Getty Images
3季連続得点王。開幕から11試合連続ゴールのブンデス新記録を打ち立てたレヴァンドフスキは守備が不安定なチーム状態の中、自身はコンスタントにゴールを挙げ続けた。スランプとは無縁な安定感抜群のストライカーが王者を牽引した。
FWティモ・ヴェルナー(24歳/ライプツィヒ)
出場試合数:34(先発回数:33)/得点数: 28/出場時間: 2808分

Getty Images
得点王のレヴァンドフスキには及ばなかったものの、キャリアハイの28ゴールを記録。ライプツィヒの鋭い攻撃を完結するゴールゲッターとして十分な働きを示した。ライプツィヒで一流ストライカーに成長したヴェルナーは新シーズン、チェルシーに新天地を求めている。
バイエルンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
|
バイエルンの人気記事ランキング
1
「ピッチ上で最もおしゃれな選手」バイエルンMFのスパイクコーデが話題に! 7年前発売モデルをユニフォームに合わせて着用「いつも完璧にマッチ」
バイエルンのフランス代表MFマイケル・オリーズのスパイク選びが注目を集めている。 今夏クリスタル・パレスからバイエルンへ移籍したオリーズ。ブンデスリーガやチャンピオンズリーグ(CL)に初挑戦のシーズンとなっているが、ここまで公式戦12試合で7ゴール3アシストと好パフォーマンスを見せている。 そんななか、注目を集めているのがオリーズの足元。ユニフォーム情報やギア情報を扱うメディア『Footy Headlines』は、22歳ウインガーがユニフォームとスパイクの色を合わせていると紹介した。 オリーズはスパイク契約を結んでいないため、好きなものを履くことが可能。2017年に15色展開で発売されたナイキのハイパーヴェノム3を好み、バイエルンのホームユニフォームには赤、アウェイユニフォームには黒、サードユニフォームには白を合わせている。 また、パレス時代にもユニフォームの色と合ったスパイクを選択。水色と白のキットに、こちらも水色と白の2色でカラーリングされたハイパーヴェノム3を着用した。 『ESPN』もオリーズのスパイクに注目し、画像をSNSに投稿。「ファッショニスタ」「ピッチ上で最もおしゃれなサッカー選手」「彼はファッションとボールをよく理解している」「いつも完璧にマッチしている」と好意的な反応が寄せられた。 <span class="paragraph-title">【写真】ユニフォームと同色のスパイク! オリーズのコーデ4種</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Michael Olise matching his boots with his kits <a href="https://t.co/WXsWwM8VCt">pic.twitter.com/WXsWwM8VCt</a></p>— ESPN UK (@ESPNUK) <a href="https://twitter.com/ESPNUK/status/1851625103865372708?ref_src=twsrc%5Etfw">October 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.31 19:30 Thu2
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.45“ハイブリッドバイエルン”ドイツ史上初の3冠/バイエルン[2012-13]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.45</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2012-2013シーズン/バイエルン 〜ハイブリッド“トレブル”バイエルン〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2012-13bayern.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ユップ・ハインケス(67) 獲得タイトル:ブンデスリーガ、CL、DFBポカール 攻撃力10:★★★★★★★★★★ 守備力10:★★★★★★★★★★ タレント9:★★★★★★★★★☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層10:★★★★★★★★★★ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">記録づくめの史上初トレブル</div> 2011-12シーズンのバイエルンは、ブンデスリーガ、CL、DFBポカールの全てで2位に終わり、“シルバー・コレクター"と揶揄された。この悔しさを払拭すべく、翌2012-13シーズンの開幕前にFWマンジュキッチやMFハビ・マルティネス、DFダンテといった実力者を獲得。的確な補強でチーム力を格段と上げた。 リーグ戦では開幕から好調をキープして8連勝を達成すると、最後までその勢いは衰えず。6試合を残してブンデスリーガ史上最速(当時)での優勝を決めた。そして、最終的に積み重ねたポイントは前人未到の[91]。前のシーズンにドルトムントが記録した18を10ポイントも上回り、ブンデスリーガを制覇した。また、シーズン中の14連勝や2位チームとの勝ち点差[25]、最多勝利数[29]、リーグ最少失点数[18]での優勝など、多くの記録を打ち立てた。 さらに、このシーズンのバイエルンの勢いは、リーグ戦だけにとどまらない。CLでは、アーセナル、ユベントスを下してバルセロナとの準決勝へ進出。難敵との対戦となったが、2戦合計スコア7-0と圧勝してファイナルに到達する。そして決勝ではドルトムントとの同国対決を制し、見事に12シーズンぶり5度目の戴冠を果たした。さらに、その1週間後に行われたDFBポカール決勝でもシュツットガルトに3-2と競り勝ち、ドイツ史上初めてとなる3冠の偉業を成し遂げた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">スターのハードワーク</div> 最強を誇ったバイエルンの特長として、チーム全体がハードワークを徹底していたことが挙げられる。ハインケス監督の下でフットボールに対する姿勢を変えたリベリやロッベンといったスター選手がチームプレーに徹したことが、このシーズンのバイエルンの強さを生む大きな要因となった。 守備面においては、抜群の安定感を誇るGKノイアーが最後尾に君臨。センターバックは対人プレーに強みをもつJ・ボアテングとダンテが務めた。特に、ダンテはMVP級の活躍を見せ、守備の仕事に加えて正確なフィードで攻撃の起点となった。また、右サイドバックのラームが気の利いたプレーで攻守に奮闘すれば、左のアラバは本職の中盤からポジションを移したにも関わらず、リベリとの好連係で存在感を放った。 中盤から前線に関しても、質、層と共に素晴らしいレベルを誇った。ハビ・マルティネスは加入当初こそ本調子には至らなかったものの、終盤にかけて存在感を示していき、シュバインシュタイガーと抜群の補完性を誇った。 サイドでは、ロッベンとリベリという世界屈指のドリブラーが執拗に仕掛けていく。また、ミュラー、クロースといったいくつかのポジションをこなせるクオリティの高い選手が在籍していたことも、安定感に拍車をかけた。そして、マリオ・ゴメスにレギュラーを渡さなかったマンジュキッチは労をいとわない守備を見せ、前線からのチェイシングでファーストディフェンダーの役割を完璧にこなした。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFフランク・リベリ(29)</span> スタメンクラスの選手全員がシーズンMVPを獲得できるような活躍だったが、その中でもリベリの存在感は際立っていた。卓越したテクニックとドリブルを活かした果敢な仕掛けで左サイドを蹂躙するだけでなく、ときには最終ラインまで戻ってタックルを仕掛けるなど、守備面での献身性も特筆すべきものだった。このシーズンは公式戦43試合に出場して11ゴールを記録。バロンドールではC・ロナウド、メッシに次ぐ僅差の3位に終わったが、UEFA欧州最優秀選手賞を受賞した。 2019.04.25 22:00 Thu3
伝説のGKカーンが語る意外な後悔「あそこに移籍すれば良かった」
▽フットボール界のレジェンドである元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が、キャリアにおける後悔として、「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍」を挙げた。 ▽カーン氏は現役時代、1994年にカールスルーエから加入したバイエルンで14シーズンにわたって守護神として活躍し、8度のブンデスリーガや2000-01シーズンのチャンピオンズリーグ制覇を経験した。また、ドイツ代表としては86試合に出場し、1996年のユーロ優勝や2002年の日韓ワールドカップ準優勝を経験した。 ▽ドイツ『スポーツ・ビルト』のインタビューに応じたカーン氏は、海外移籍に挑戦してみたかったという思いを吐露し、当時アレックス・ファーガソン氏が率いていたユナイテッドへの移籍についての後悔を口にした。 「アレックス・ファーガソンは未だに私に怒っているんじゃないかな。2003年か2004年、彼は私がユナイテッドに移籍すると思っていただろうからね。でもバイエルンで締めくくることが私にとってより重要だった」 「振り返ってみれば、移籍してみるべきだったと思う。私にとっていい挑戦になったはずだ」 ▽当時ユナイテッドは、2005年にGKエドウィン・ファン・デル・サールが加わるまでGKに確固たる存在を立てることができずにいた時代が続いていた。ファン・デル・サールと共に2007-08シーズンには欧州王者に君臨したユナイテッドだが、カーンが加わっていたらまた大きな違いが生まれていたことだろう。 2017.12.15 14:09 Fri4
【スーパーゴール図鑑/バイエルン編】“ガラスの天才”ハーグリーブスの全盛期、試合を決めるお手本ミドル
【得点者プロフィール】 オーウェン・ハーグリーブス(当時24歳) 国籍:イングランド 所属:バイエルン ポジション:MF 身長:180cm カナダ出身のハーグリーブス氏は、バイエルンでプロデビュー。公式戦218試合に出場し、ブンデスリーガやチャンピオンズリーグなど、数々のトロフィーを獲得した後、2007年5月にマンチェスター・ユナイテッドに移籍していた。抜群の才能を持ちながらも、度重なるケガに苦しんだ“ガラスの天才”として知られている。 【試合詳細】 日程:2005年4月16日 大会:ブンデスリーガ第29節 対戦相手:ハノーファー 時間:後半90分(0-0) <div id="cws_ad">◆ハーグリーブスが決めたお手本のようなミドル<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJzYlJ6MWJTcyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 0-0で迎えた90分、このままスコアレスドロー決着が濃厚かと思われたが、バイエルンは前線へとボールを放り込むと、前線に残っていたDFルシオが頭で落とす。これを受けたFWクラウディオ・ピサーロは相手DFに潰されるも、詰めていたハーグリーブスがこれをダイレクトで右足一閃。浮き上がるようなミドルシュートは、ゴール右上隅に突き刺さった。 試合を決定づける劇的ゴールに、バイエルン一同はもみくちゃになってゴールを大喜び。フェリックス・マガト監督率いるバイエルンはこのシーズン、2年ぶり通算19回目のリーグ優勝を果たしている。 2020.12.26 18:00 Sat5
