ニース、生え抜きの逸材CBマラン・サールが退団…
2020.07.08 17:17 Wed
ニースは8日、U-21フランス代表DFマラン・サール(21)の退団を発表した。フランス『レキップ』が伝えている。
ニースとの契約が先月末に終了していたサールは、すでに今年4月の時点で今季限りでの退団を明言していた。しかし、コロナ禍でサポーターとの別れの場を設けることができなかったこともあり、クラブの公式SNSを通じて改めて別れのメッセージを残した。
「僕はこれからも一生涯、ニースのプレーヤーであり続けるよ。それは当然のことさ」
「僕はここでキャリアをスタートし、これまでずっとこの土地で暮らしてきた。ニースは僕にとって故郷のクラブであり、心のクラブなんだ。そして、永遠に心の中にあり続けるよ」
2016年夏に智将ルシアン・ファブレ監督(現ドルトムント)の下、17歳でトップチームデビューを飾ったサール。左サイドバックでもプレー可能なスピードと、高精度の左足のキックを武器に、すぐさまセンターバックの主力に定着。ここまで公式戦119試合に出場していた。また、4月30日に打ち切りが発表された今シーズンのリーグ・アンでは19試合に出場していた。
ニースとの契約が先月末に終了していたサールは、すでに今年4月の時点で今季限りでの退団を明言していた。しかし、コロナ禍でサポーターとの別れの場を設けることができなかったこともあり、クラブの公式SNSを通じて改めて別れのメッセージを残した。
「僕はこれからも一生涯、ニースのプレーヤーであり続けるよ。それは当然のことさ」
2016年夏に智将ルシアン・ファブレ監督(現ドルトムント)の下、17歳でトップチームデビューを飾ったサール。左サイドバックでもプレー可能なスピードと、高精度の左足のキックを武器に、すぐさまセンターバックの主力に定着。ここまで公式戦119試合に出場していた。また、4月30日に打ち切りが発表された今シーズンのリーグ・アンでは19試合に出場していた。
なお、現時点で新天地は不明だが、フリーで獲得可能な逸材DFにはナポリやRBライプツィヒ、チェルシー、アーセナル、パリ・サンジェルマンなどのビッグクラブ行きの可能性が噂されている。
◆生まれ育ったクラブに別れ…
Arrivé en fin de contrat, Malang Sarr quitte l’OGC Nice. Enfant de la ville et du club, il a tenu à s'adresser aux Niçois avant de partir. Comme à son habitude : avec classe.
— OGC Nice (@ogcnice) July 8, 2020
Bonne route Malang ! pic.twitter.com/5bsvwsrK3R
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