長友佑都がガラタサライでの最後の練習で男泣き…「これまでのすべてに感謝」
2020.07.02 20:36 Thu
日本代表DF長友佑都(33)がガラタサライでの最後のトレーニングを終えた。
そして、シーズン終了を待たずしての退団が決定的と見られていた中、長友は1日にガラタサライでの最後のチームトレーニングに参加。クラブ公式『ツイッター』ではトレーニング前の円陣で別れの挨拶を行う長友が感極まった姿が投稿されていた。
その後、長友は自身の公式『ツイッター』を通じて当該投稿に反応。多くのガラタサライサポーターから感謝や惜しむ声が綴られた中、「僕の心は生涯、ガラタサライと共にあります。これまでのすべてに感謝しています」と、トルコ語で惜別のメッセージを綴った。
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長友はチェゼーナ、インテルでプレー後、2018年1月からガラタサライに移籍し、ここまで公式戦65試合に出場し、スュペル・リグ2連覇に貢献。今シーズンの前半戦も主力として公式戦24試合2得点を記録したが、シーズン終了後に失効する契約の影響もあり、今冬の移籍市場では放出候補に挙がっていた。また、外国人選手登録枠の問題で後半戦の登録メンバーを外れたため、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響による長期の中断を経て再開されたリーグ戦でプレー機会が与えられることはなかった。その後、長友は自身の公式『ツイッター』を通じて当該投稿に反応。多くのガラタサライサポーターから感謝や惜しむ声が綴られた中、「僕の心は生涯、ガラタサライと共にあります。これまでのすべてに感謝しています」と、トルコ語で惜別のメッセージを綴った。
◆最後の練習で男泣き…
Galatasaray’daki son antrenmanı öncesi Yuto Nagatomo pic.twitter.com/IidKR3vMkl
— Galatasaray SK (@GalatasaraySK) July 2, 2020
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“ギネス記録”を樹立したクリスティアーノ・ロナウドの偉業を改めて振り返る/六川亨の日本サッカーの歩み
今月20日のこと、EURO2024の予選でポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドが代表通算200試合出場という偉業を達成した。もちろん男子選手初となる快挙で、ギネス世界記録にも認定された。ロナウドについて、所属クラブでの栄光はいまさら紹介する必要はないだろう。代表でもW杯5大会連続ゴールというペレでもなしえなかった新記録の他に、通算123ゴールで、それまでイランのFWアリ・ダエイが保持していた代表得点世界記録(109ゴール)も現在更新中だ。 代表通算出場記録に関しては、2位がクウェートのバデル・アル・ムタワの196試合となっているが、1985年生まれの彼がW杯に出場した記録はなく、アジアカップでも予選敗退が1回、グループリーグ敗退が3回だから、通算出場記録がどこまで正しいか疑問が残る。3位がマレーシアのベテランDFソー・チー・アンの195試合で、彼とは1983年のロス五輪アジア最終予選(シンガポールでの集中開催)の第2戦で対戦し、森ジャパンは1-2で敗れた。読者にとってベスト10で聞き覚えのある選手は6位のセルヒオ・ラモス(180試合)、や10位のジャンルイジ・ブッフォン(176試合)くらいだろうか。 話をロナウドに戻すと、彼を初めて見たのは2004年に地元ポルトガルで開催されたEUROだった。まだ19歳になったばかりの“やんちゃ”なストライカーだった。ポルトガルは、フランスやイタリア、スペインほどの観光大国ではないため、リスボンやポルトのホテルは高すぎるのと、リーズナブルなホテルはどこも満室だった。仕方なく知人の伝を頼ってポルト在住の現地の人に予算の範囲で泊まれるホテルを探したもらったところ、北部のギマランエスという初めて名前を聞く都市に滞在することになった。 最近では、FC東京の小川諒也が22-23シーズンを過ごしたヴィトーリアSCのホームグラウンドでもある。交通の便はあまりよくないものの、城壁に囲まれた、中世のヨーロッパを彷彿させる歴史のある街だった。ここを拠点に、オランダ在住のライターNくんがはるばる愛車のゴルフを運転してポルトガルまで来てくれたおかげで、リスボンやポルトを始め、ブラガやコインブラなど南端のアルガルベ以外のスタジアムで試合を堪能した。 ギマランエスではイタリアの2試合を取材したが(デンマーク戦とブルガリア戦)、トッティやデル・ピエロ、ヴィエリ、カッサーノらを擁しながらも退屈なサッカーで、グループリーグ敗退を余儀なくされた。唯一面白かったのがポルトでのスウェーデン戦で、23歳のFWズラタン・イブラヒモビッチの「回転回し蹴り」での同点ゴールは圧巻だった。その彼も昨年で41歳となり、6月4日には電撃的に現役引退を表明したのは寂しい限りだ。 EURO2004での地元ポルトガルはベテランのフィーゴ、ルイ・コスタ、パウレタらがチームを牽引して、国際大会で初の決勝戦進出を果たしたものの、ロングボールを長身FWに合わせるクラシカルなサッカーのギリシャに0-1と敗れて初タイトルを獲得することはできなかった。 しかしこの大会で欧州デビューを果たしたロナウドは、その後は06年のドイツW杯でも初出場を果たすと、W杯は22年のカタール大会まで5大会連続、EUROも20年まで5大会連続出場で、16年のフランス大会では決勝で地元フランスを延長の末に1-0で破って初タイトルを獲得した。さらに18年にスタートしたUEFAネーションズリーグでもロナウドは初代王者に輝いている。現在進行中のEURO2024(ドイツ)の予選でもポルトガルは4連勝で首位に立ち、出場権獲得はほぼ間違いないだけに、ロナウドがどこまで記録を更新するのか楽しみだ。 ちなみに日本人選手の代表最多出場記録は遠藤保仁の152試合で、2位が長友佑都の142試合となっている。Jリーグでも健在ぶりを発揮しているが、日本代表で彼らの記録を更新しそうなのは現在50試合出場の遠藤航か45試合出場の伊東純也あたりだろうか。 2023.06.27 12:00 Tueガラタサライの人気記事ランキング
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元オランダ代表FWバベルが37歳で現役引退…アヤックスやリバプール、ベシクタシュで活躍
元オランダ代表FWライアン・バベル(37)が現役引退を発表した。 2023年9月にトルコ2部のエユプスポルを退団し、フリートランスファーとなっていたバベルは9日、ツイッタにこれまで在籍したクラブのユニフォームを纏った自身の姿をまとめた動画と共に「引退。ありがとうフットボール」と非常に短い言葉で現役引退を明かした。 アヤックスの下部組織で育ったバベルは同クラブでファーストチームに昇格すると、初年度から公式戦27試合9ゴールでインパクトを残すと、在籍3年半で公式戦107試合に出場し23ゴールを記録。 この活躍が認められ、2007年夏にリバプールへ完全移籍。左ウイングを主戦場に加入初年度から公式戦49試合10ゴール8アシストをマーク。一気にブレイクするかと思われたが、その後は目立った活躍ができず、2011年の冬にホッフェンハイムへ完全移籍。 1年半の在籍となったホッフェンハイムでは、わずか6ゴールにとどまり期待を裏切ると、2012年夏にフリーで古巣アヤックスへ復帰。その1年後には再度フリーでトルコのカスムパシャへ移籍すると公式戦59試合で14ゴール12アシストと復調の兆しを見せたが、アル・アインやデポルティボへ移籍したことで、再び輝きを失うことに。 その後、2017年1月ベシクタシュに加入すると2年間の在籍で公式戦89試合に出場し29ゴールを挙げるなど完全復活。2019年冬にフルアムに半年契約で加入すると、その年の夏にはガラタサライへ3年契約で移籍。 2020年冬には古巣アヤックスへレンタル移籍したが、ガラタサライでは在籍2年半で公式戦100試合に出場し17ゴール8アシストを記録。2022年夏からはトルコ2部のエユプスポルへ活躍の場を移したが、わずか1年で退団していた。 各カテゴリーのオランダ代表に選ばれてきたエリートは、2005年3月に18歳でフル代表デビュー。2007年に自国で開催されたU-21欧州選手権では印象的なパフォーマンスを披露し、オランダを優勝に導いた。 69キャップを誇るフル代表では、2度のワールドカップ(2006,2010)に出場。2011年11月以降は代表から遠ざかっていたが、2017年10月に約6年ぶりの復帰を果たすと、それから3年間はフル代表の常連として活躍。2018-19UEFAネーションズリーグの準優勝に貢献した。 2024.11.10 09:00 Sun4
【CLグループA総括】バイエルン余裕突破もユナイテッドがまさかの最下位で敗退
グループAでは本命と見られたバイエルンが余裕の首位通過としたが、マンチェスター・ユナイテッドがまさかの最下位に終わった。最終節、三つ巴の争いを制したのはデンマーク王者コペンハーゲン。格上のユナイテッド、ガラタサライを制して見事決勝トーナメント進出を果たした。 ■順位表■ [勝ち点/勝/引/負/得失点] 1.バイエルン[16/5/1/0/6] 2.コペンハーゲン[8/2/2/2/0] 3.ガラタサライ[5/1/2/3/-3] 4.マンチェスター・ユナイテッド[4/1/1/4/-3] ◆余裕突破も最後まで手を抜かず~バイエルン~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202301213_5_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季の目玉補強だったFWケインがCLでも期待通りの働きを見せて4ゴール。首位通過を決めたバイエルンを牽引した。コペンハーゲンの堅守には2戦とも苦戦していた印象だったが、ユナイテッド、ガラタサライ相手には主導権を握り、順当に4連勝した。4節終了時で早々に首位通過を決めたものの、その後の2試合もバイエルンらしく手を抜かず主力を投入。全勝は逃したが、5勝1分けで難なくグループステージ突破を決めた。 ◆組織守備で番狂わせ~コペンハーゲン~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202301213_5_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 格上のユナイテッド、ガラタサライを抑え、13季ぶりにグループステージ突破を決めた。昨季はマンチェスター・シティ、ドルトムント、セビージャが同居した厳しいグループを戦い、ホームではいずれもドローに持ち込んだ。その自信が今季のユナイテッド戦、ガラタサライ戦の勝利に繋がったようだ。北欧らしい組織的な守備が売りのデンマーク王者が番狂わせの2位通過を決めた。 ◆タレント揃いも組織力で劣る~ガラタサライ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202301213_5_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> FWザハ、MFツィエク、DFアンヘリーニョら実力者を獲得し、元々在籍していたFWイカルディ、MFメルテンス、GKムスレラとタレント揃いだったガラタサライ。ハマった時の爆発力は感じたが、守備面での脆さなど組織力では突破を許したコペンハーゲンに劣る印象だった。攻撃面では10ゴールと十分な結果だっただけに13失点を喫した守備陣の改善があれば、来季以降楽しみなチームになる予感だ。 ◆オナナ乱調響き痛恨の最下位敗退~マンチェスター・ユナイテッド~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202301213_5_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> CLではテン・ハグ監督肝入りで補強したGKオナナの乱調が際立ってしまった。初戦のバイエルン戦でのミスを皮切りに、続く第2節ガラタサライ戦もミスがあり、痛い連敗スタートとなった。そのまま立て直しが利かず、最終節に突破の可能性をわずかに残したものの1勝1分け4敗でELにも回れず屈辱の最下位敗退となった。 2023.12.15 12:00 Fri5