11連勝で8連覇達成のバイエルン指揮官、次なる目標を掲げる
2020.06.17 10:10 Wed
バイエルンのハンジ・フリック監督が、ブンデスリーガ8連覇を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。バイエルンは16日、ブンデスリーガ第32節でブレーメンと対戦。日本代表FW大迫勇也がフル出場した試合は、1-0でバイエルンが勝利した。
破竹の10連勝で前人未踏の8連覇に王手をかけた首位のバイエルンは、エースであるポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキのゴールで逃げ切りに成功。8年連続29回目のブンデスリーガ制覇を成し遂げた。
フリック監督は、今シーズンからニコ・コバチ監督のアシスタントコーチとしてバイエルンに加入。しかし、成績不振に陥ったチームはコバチ監督を解任。昨年11月に後を引き継ぐ形で監督に就任した。
就任後はリーグ戦で連勝スタートも、レバークーゼン(1-2)、ボルシアMG(1-2)と連敗。先行きが危うくなるかと思いきや、その後はリーグ戦のみならず公式戦で負けなし。引き分けもわずかに1試合で、公式戦22勝1分けと圧倒的な数字を残して優勝を決めた。
試合後、フリック監督が記者会見に臨み、優勝を喜ぶとともに選手を称賛。さらなる高みを目指すと語った。
「スタートからブレーメンはあまり積極的にこなかった。我々が1人少なくなった時、彼らは勇気を取り戻した。今日は批判することはない。チームがどうプレーしたかを指摘することがある」
「1人では成功せず、一緒に成功する。私はここにいて楽しい」
「ミア・サン・ミア(バイエルンのモットー「私たちが誰であるか」)は、チームが体現する自信を示している。選手たちは途方も無いクオリティを保ち、コーチ陣はそれらを信頼している。それがバイエルン・ミュンヘンだ」
「目標は常に高い。最初の一歩を踏み出しただけ。まだトロフィー、次の目標がある。チャンピオンズリーグをプランすることはできない。それは常に単なる1試合だ。我々は、そのタイミングでトップフォームでなければならない」
破竹の10連勝で前人未踏の8連覇に王手をかけた首位のバイエルンは、エースであるポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキのゴールで逃げ切りに成功。8年連続29回目のブンデスリーガ制覇を成し遂げた。
フリック監督は、今シーズンからニコ・コバチ監督のアシスタントコーチとしてバイエルンに加入。しかし、成績不振に陥ったチームはコバチ監督を解任。昨年11月に後を引き継ぐ形で監督に就任した。
試合後、フリック監督が記者会見に臨み、優勝を喜ぶとともに選手を称賛。さらなる高みを目指すと語った。
「チームを称賛したい。過去数カ月の間で、我々がプレーで見せてきたのは、情熱と感じられるメンタリティ、プレーを楽しむこと、そしてファイティングスピリットだ」
「スタートからブレーメンはあまり積極的にこなかった。我々が1人少なくなった時、彼らは勇気を取り戻した。今日は批判することはない。チームがどうプレーしたかを指摘することがある」
「1人では成功せず、一緒に成功する。私はここにいて楽しい」
「ミア・サン・ミア(バイエルンのモットー「私たちが誰であるか」)は、チームが体現する自信を示している。選手たちは途方も無いクオリティを保ち、コーチ陣はそれらを信頼している。それがバイエルン・ミュンヘンだ」
「目標は常に高い。最初の一歩を踏み出しただけ。まだトロフィー、次の目標がある。チャンピオンズリーグをプランすることはできない。それは常に単なる1試合だ。我々は、そのタイミングでトップフォームでなければならない」
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