元イングランド代表DFが人種差別によるレッテル貼りに悩んだ過去「剥がすのに6〜7年かかった」
2020.06.09 17:25 Tue
マンチェスター・シティやアストン・ビラで活躍した元イングランド代表DFマイカ・リチャーズが、息苦しかった現役時代の出来事を明かした。イギリス『BBC』が伝えた。
その後、フィオレンティーナへ1年間のレンタル移籍を経験し、2015年7月にはアストン・ビラへ完全移籍。しかし、キャリア晩年もケガに悩まされ、2019年7月に31歳で現役を引退していた。
そんなリチャーズは、過去にケガの影響でプレーできない状況を受け、精神的に病んでいたとコメントしていたが、シティ時代には自身のピッチ外での生活が、歪曲して伝えられていることに悩んでいたと言う。
イギリス『BBC』の『BBC Radio 5 Live』で過去を振り返り、高級車を購入するだけでメディアによって“ブリング・キング(派手な王様)”と揶揄されたことが、自身の行動を変えたと明かした。
「イギリスでプレーしていて、私は黒人で、アウディとレンジ・ローバーに乗っていた。私についてよく回って来るストーリーがあって、私は“ブリング・キング”と名付けられていた」
「また、毎週サッカーに専念していないという話が上がり、そのレッテルを剥がすのに6〜7年かかった」
「チームが私に興味を持っていると代理人が言ったのを覚えているけど、彼らは私の私生活に確信が持てなくなったんだ。そして私は、「待ってくれ。あなたは私を判断している。私のことを知らないのに」と思っていたんだ」
「私は自分に合うようにスタイルを変えなければいけないと分かっていた。私には個性があり、冗談を言うことが好きだけど、トレーニングで2年間黙っていた。なぜなら、誰も私のキャラクターで判断して欲しくなかったからだ」
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リチャーズは、シティの下部組織出身で、2006年1月に17歳でトップチーム昇格。イングランド代表にまで登りつめるも、ケガなどの影響で出場機会が限られることに。そんなリチャーズは、過去にケガの影響でプレーできない状況を受け、精神的に病んでいたとコメントしていたが、シティ時代には自身のピッチ外での生活が、歪曲して伝えられていることに悩んでいたと言う。
イギリス『BBC』の『BBC Radio 5 Live』で過去を振り返り、高級車を購入するだけでメディアによって“ブリング・キング(派手な王様)”と揶揄されたことが、自身の行動を変えたと明かした。
「私は人々が私を裁かないようにするため、ちょうど良い方法で行動しなければならないことに気がついた」
「イギリスでプレーしていて、私は黒人で、アウディとレンジ・ローバーに乗っていた。私についてよく回って来るストーリーがあって、私は“ブリング・キング”と名付けられていた」
「また、毎週サッカーに専念していないという話が上がり、そのレッテルを剥がすのに6〜7年かかった」
「チームが私に興味を持っていると代理人が言ったのを覚えているけど、彼らは私の私生活に確信が持てなくなったんだ。そして私は、「待ってくれ。あなたは私を判断している。私のことを知らないのに」と思っていたんだ」
「私は自分に合うようにスタイルを変えなければいけないと分かっていた。私には個性があり、冗談を言うことが好きだけど、トレーニングで2年間黙っていた。なぜなら、誰も私のキャラクターで判断して欲しくなかったからだ」
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