シックが3戦連続弾も10人のライプツィヒが後半AT被弾で最下位相手に痛恨ドロー《ブンデスリーガ》

2020.06.07 00:53 Sun
Getty Images
ライプツィヒは6日、ブンデスリーガ第30節でパーダーボルンと対戦し、1-1の引き分けに終わった。
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前節のケルン戦を打ち合いの末に勝利した3位ライプツィヒ(勝ち点58)が、ホームに最下位パーダーボルン(勝ち点19)を迎えた一戦。リーグ戦10試合無敗中のライプツィヒは、前節から先発を2人変更。筋肉系を負傷したザビッツァーとライマーに代えてアダムスとカンプルをスタメンで起用した。立ち上がりからボールを保持するライプツィヒは9分、ヴェルナーのパスをボックス左手前で受けたエンクンクがカットインから右隅を狙ったシュートを放ったが、これは相手GKの好セーブに阻まれた。
一進一退の展開が続く中、ライプツィヒが27分に試合を動かす。エンクンクの縦パスを受けたヴェルナーがボックス左から侵入し折り返しを供給。これを中央に走り込んだシックがダイレクトでゴール右隅に流し込んだ。

先制したライプツィヒだったが43分、マンバとボールを奪い合ったウパメカノがファウルを取られると、不満を見せたウパメカノがボールを蹴り出し、この試合2枚目のイエローカードを受け、退場処分となった。
数的不利となったライプツィヒは、ハーフタイムでシックを下げてハルステンベルクを投入。[4-4-2]の布陣からヴェルナーを最前線に置いた[3-3-2-1]に変更した。

後半は劣勢の展開が続いたライプツィヒだが、60分にセットプレーからチャンス。アンヘリーニョの左CKをボックス右で拾ったダニ・オルモが強烈なシュートでパーダーボルンゴールを脅かしたが、これは相手GKのセーブに阻まれた。

さらに66分、ライプツィヒは相手CKからロングカウンターを狙う。自陣ボックス内で相手CKのこぼれ球を拾ったアダムスが前線のスペースへロングパスを送ると、対応を誤ったDFのパックパスをヴェルナーがカット。そのまま持ち上がったヴェルナーは、大きく飛び出したGKを股抜きでかわしボックス右からゴールを狙ったが、シュートはゴール左に逸れた。

試合もこのまま終了かと思われたが、パーダーボルンは後半アディショナルタイム2分にチャンスを迎える。エバンズの左CKをボックス内のアントウィ=アジェイが落とすと、ボックス手前のリッターがダイレクトシュート。これはGKグラーチが弾くも、最後はシュトローディークが押し込んだ。

追いつかれたライプツィヒは、直後のプレーで反撃。右サイドを持ち上がったライマーのグラウンダーのクロスをゴール前に走り込んだハイダラが合わせたが、これは枠の上に外れ万事休す。

結局、試合はそのまま1-1で終了。逃げ切りに失敗したライプツィヒは、最下位相手に痛恨のポイントロスとなった。

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