腎臓病と闘うアンディ・コール氏が闘病生活を語る「私が闘っているのは自分」
2020.06.05 22:55 Fri
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるアンディ・コール氏が、自らの闘病生活について語った。イギリス『ミラー』が報じている。
しかし、2014年クラブのアンバサダーとして訪れたベトナムでウイルスに感染すると腎臓病を患い、腎不全を伴う重篤な症状と闘う身となった。2017年に腎臓移植を受けたことで病状に大きな回復が見られたコール氏だが、インタビューでは常に自分にストイックに過ごしてきた自身のキャリアを振り返り、闘病中の自分にも厳しい姿勢を貫いていると明かした。
「褒められるようなことは何もない」
「フットボールをしていた時から自分を褒めたことなんて一度もなかったし、今になってその姿勢を変える必要もない」
「1カ月前友人と話していた時、私は初めて『俺のキャリアは悪くなかっただろ?』と言ったんだ。そしたら彼らは笑って『悪くなかったなんてもんじゃないよ。君が成し遂げたことは信じられない』と言ってくれたんだ」
「でも、それが私なんだ。自分を褒めてやるべきだとも思うし、いつかそうしたいと思っている。でも今は闘わなければならない」
「ここまでは厳しい道のりで、常に自分にチャレンジしてきた。でも私が今持っているような病気にかかった時、自分にチャレンジできなくなる。なぜなら最終的には自分の身体がどう感じるかなんだ」
それでも、闘病生活は苦難の連続であり、簡単ではない様子。それでも、コール氏は自身との闘いが全てだと語った。
「体がとても疲れて、免疫が弱くなる。移植は特効薬ではなくて、自分に生きる道を与えてくれるだけだ」
「でも、移植によって自分に与えられた人生は、私が送りたい人生とは正反対なんだ」
「だから結局、私は自分と闘うことになる。私はもっと多くのことをしたい。結局それができないと、それがストレスになる」
「何かできないことがあれば私は自分自身に疑問を持ってしまう。だから頭の中では心理戦となるが、身体は常に疲れているんだ」
「この闘いについて、自分でも勝てないということは分かっている。それでも私は勝てると信じて全力を尽くす。そんなメンタリティは許せないんだ」
PR
ユナイテッドで、プレミアリーグ優勝5回、FAカップ優勝2回、チャンピオンズリーグ(CL)優勝1回という輝かしいキャリアを送ったコール氏。プレミア史上屈指のストライカーとして、通算187ゴールを記録し、アラン・シアラー、ウェイン・ルーニーにつぐプレミアリーグ史上3位の記録を保持する偉大な選手だ。しかし、2014年クラブのアンバサダーとして訪れたベトナムでウイルスに感染すると腎臓病を患い、腎不全を伴う重篤な症状と闘う身となった。2017年に腎臓移植を受けたことで病状に大きな回復が見られたコール氏だが、インタビューでは常に自分にストイックに過ごしてきた自身のキャリアを振り返り、闘病中の自分にも厳しい姿勢を貫いていると明かした。
「フットボールをしていた時から自分を褒めたことなんて一度もなかったし、今になってその姿勢を変える必要もない」
「私が闘っているのは自分。常に上を目指しているんだ」
「1カ月前友人と話していた時、私は初めて『俺のキャリアは悪くなかっただろ?』と言ったんだ。そしたら彼らは笑って『悪くなかったなんてもんじゃないよ。君が成し遂げたことは信じられない』と言ってくれたんだ」
「でも、それが私なんだ。自分を褒めてやるべきだとも思うし、いつかそうしたいと思っている。でも今は闘わなければならない」
「ここまでは厳しい道のりで、常に自分にチャレンジしてきた。でも私が今持っているような病気にかかった時、自分にチャレンジできなくなる。なぜなら最終的には自分の身体がどう感じるかなんだ」
それでも、闘病生活は苦難の連続であり、簡単ではない様子。それでも、コール氏は自身との闘いが全てだと語った。
「体がとても疲れて、免疫が弱くなる。移植は特効薬ではなくて、自分に生きる道を与えてくれるだけだ」
「でも、移植によって自分に与えられた人生は、私が送りたい人生とは正反対なんだ」
「だから結局、私は自分と闘うことになる。私はもっと多くのことをしたい。結局それができないと、それがストレスになる」
「何かできないことがあれば私は自分自身に疑問を持ってしまう。だから頭の中では心理戦となるが、身体は常に疲れているんだ」
「この闘いについて、自分でも勝てないということは分かっている。それでも私は勝てると信じて全力を尽くす。そんなメンタリティは許せないんだ」
PR
アンディ・コールの関連記事
マンチェスター・ユナイテッドの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
アンディ・コールの人気記事ランキング
1
完璧バイシクルが話題のハーランドが偉業達成! ペップはメッシ&C・ロナウドと並べると自信「本当に信じられない」
マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが衝撃の記録を作り、塗り替えようとしている。 8日、プレミアリーグ第30節でサウサンプトンと対戦したシティ。首位のアーセナルを追いかける中で、重要な一戦となる中、離脱していたハーランドが先発復帰を果たす。 するとゴールレスで迎えた45分、カウンターを仕掛けると、スルーパスを受けたジャック・グリーリッシュのクロスを、外に逃げながらハーランドが強烈バイシクルシュート。先制ゴールを記録する。 後半に入りグリーリッシュが追加点を奪うと、68分にもハーランドはゴール。75分にはフリアン・アルバレスがPKを決め、1-4で快勝を収めた。 ハーランドの完璧なバイシクルシュートが大きな話題となっているが、この2ゴールが偉大な記録を作ることに。シーズン通算44ゴールとなり、これはプレミアリーグでプレーする選手としては史上最多。マンチェスター・ユナイテッドでプレーしたFWルート・ファン・ニステルローイ氏の2002-23シーズン、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーの2017-18シーズンと並ぶこととなり、記録更新は間違いないと見られている。 さらに、シティの選手としてリーグ戦で30ゴールを達成したのは1971-72シーズンのフランシス・リー以来となり、50年以上ぶりの記録に。また、アラン・シアラー氏、アンディ・コール氏が記録したプレミアリーグのシーズン最多ゴールである34ゴールも更新する可能性が高くなっている。 ジョゼップ・グアルディオラ監督は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドという史上最高と呼ばれる2人と数字で比較されることは理解できるとした 「アーリングは2人の男が20年間支配してきたことを知っている。1年や2年だけでなく、20年。ゴールを挙げ、タイトルと獲得し、あらゆることをしてきた」 「主にクリスティアーノとメッシのおかげで、フットボールそのものがより良いものになったと思う。我々のビジネスにとって、競い合うこの2人の魅力が助けてくれていた」 「アーリングはまだ22、23歳で、世界で最もタフなリーグに参加している。他のリーグに行ったことがあるから話せるが、これを成し遂げているのは驚くべきことだ」 「メッシやクリスティアーノが持っていたプレッシャーと同じように、彼へのプレッシャーは高いと思う」 「彼は2、3ゴールを決めなかった場合、それは『何かが起こったのか?』と言われる。問題は彼が得点したことだ。常に2、3ゴールは決めない」 「彼の年齢で今の数字を記録するのは信じられないことだ。本当に信じられない」 <span class="paragraph-title">【動画】衝撃的!ハーランドのパーフェクトバイシクル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Yesterday's Move of the Match had to be this! <a href="https://twitter.com/Sure?ref_src=twsrc%5Etfw">@Sure</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/ad?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ad</a> <a href="https://t.co/OSE4haUMmy">pic.twitter.com/OSE4haUMmy</a></p>— Manchester City (@ManCity) <a href="https://twitter.com/ManCity/status/1645018717313441793?ref_src=twsrc%5Etfw">April 9, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.04.09 21:35 Sun2
「理解するのに苦しむ」移籍金の差は30倍…三笘薫を引き合いにユナイテッドOBがアントニーを糾弾「彼の強みはなんだ?」
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表FWアンディ・コール氏が、日本代表MF三笘薫を引き合いに出して古巣の選手を批判した。 三笘は2022-23シーズンからプレミアリーグでプレー。得意のドリブルに加え、決定力を兼ね備えたパフォーマンスは、多くの人々を魅了。特にカタール・ワールドカップ(W杯)での「三笘の1ミリ」で世界中にその名を知らしめ、その後も高いパフォーマンスを見せたことで人気者となった。 今シーズンも高いパフォーマンスを見せる三笘。ビッグクラブも関心を寄せるほどに注目度は高まっている。 コール氏は、イギリス『Betfred』でのインタビューで今夏のチームの補強選手についてコメント。その中で、三笘と同時期にユナイテッドにやってきたブラジル代表FWアントニーについても言及。三笘を引き合いに出し、糾弾した。 「もし私がアントニーと一緒にプレーしたら気が狂うだろうね。センターフォワードとして、アントニーのような選手とプレーして、彼がゴールラインまで到達したのにクロスを入れなかったら、髪の毛を引っ張るだろう」 「ストライカーにはクロスが必要で、特にラスムス・ホイルンドはプレミアリーグでゴールを決めていない。アントニーが左足でカットインすると、10回中9回はシュートを打つだろう。ホイルンドがアントニーからチャンスを得る唯一のチャンスは、遠距離からのシュートをGKが弾いた時だけだよ」 「時々、アントニーの長所はなんだったか自問しなければいけない。周りの選手を使わず、チャンスも作らず、ゴールも決めない。彼の強みはなんだ?」 「我々は彼に多額のお金を支払った。三笘と270万ポンド(約5億円)で契約したブライトンのようなクラブを見ると、ブライトンが三笘にその金額を支払い、我々がアントニーに8600万ポンド(約160億円)を支払った時、マンチェスター・ユナイテッドはどんな市場で買い物をしているんだと問わなければいけない」 「同じ市場で買い物をしているのではないのか?(ファッションチェーンの)『Primark』や『ZARA』のようなものだ。『ZARA』でよりお金を支払って買い物をすればクオリティが上がると思っていたが、実際は『Primark』と同じだった。結局同じものにより多くの資金を支払うことになる」 「過去10年間に我々が行った移籍を見てみれば、我々は他のクラブならもっと安く獲得できたであろう選手たちに莫大な資金を費やした。これはマンチェスター・ユナイテッド税なのか?そんなことは続けていられない」 「アントニーは本当に残念なシーズンを過ごした。彼が裏で何かをしていることは理解しているが、それはさておき、結局サッカーをすることが彼の仕事であり、私は彼がチームにこれまで何をもたらしたのか理解するのに苦しんでいる。シーズンを通して調子が上がらないのなら、何が起こるかわからない。全ては監督がどれぐらい彼と一緒にいたいかによって決まる」 アントニーはピッチ上で結果を出せていない上に、元恋人への暴行疑惑なども浮上して一時的にチームを離脱。現在は復帰しているが、結局メインのサッカーでは結果が出ていない。 アントニーは今季のプレミアリーグで9試合ノーゴール。三笘は12試合3ゴール3アシスト。昨シーズンもアントニーは25試合4ゴール2アシスト、三笘は33試合7ゴール5アシスト。30倍もの移籍金の差があって、この結果では疑問視されるのも当然と言えるかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】「決めてきた中で最高のゴール」と三笘が語る圧巻のソロゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Magic from Mitoma <a href="https://t.co/y3izhRNB5V">pic.twitter.com/y3izhRNB5V</a></p>— Budweiser Football (@budfootball) <a href="https://twitter.com/budfootball/status/1702653496624021716?ref_src=twsrc%5Etfw">September 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.23 11:30 Thuマンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
クロアチア代表の未来…ディナモ・ザグレブの背番号「10」にレアル・マドリーやマンチェスター・Uが関心強める
クロアチア代表MFマルティン・バトゥリナ(21)に対するトップクラブの関心が上昇中か。 バトゥリナはクロアチア1部王者のディナモ・ザグレブで、かつてルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)も背負った背番号「10」を託されるセントラルハーフ。21歳の若さで攻撃を掌握し、すでにリーグ優勝4回を誇る。 今季はチャンピオンズリーグ(CL)初得点をゲットした一方、クロアチア代表としてユーロ2024のメンバーに滑り込み、大会後は過渡期に入ったチームの中で先発起用が増加…10月のポーランド代表戦で代表初得点を決めた。 まさに、クロアチア代表の「未来」。 そんなバトゥリナ、スペイン『Relevo』によると、レアル・マドリーとマンチェスター・ユナイテッドが大きな関心を寄せているといい、イギリス『TalkSport』は「来年1月のマーケットで動く可能性も排除できず」と伝える。 ユーロ後の成長は明らかだといい、現在の市場価値は、クロアチア1部でダントツNo.1の2000万ユーロ(約32.9億円)。近い将来、欧州5大リーグに進出するのは間違いなさそうだ。 2024.11.15 18:20 Fri2
アモリム・ユナイテッドが初練習! 負傷離脱続いたメイヌーが復帰、16歳の有望CBも参加
ルベン・アモリム監督がマンチェスター・ユナイテッドで初練習を行った。クラブ公式サイトが伝えた。 スポルティングCPを離れ、ユナイテッドの指揮官に就任したアモリム監督。代表戦によりリーグ戦が中断しているなか、18日にはクラブに残った選手たちと初の練習を行った。 ファーストチームの選手は10名が参加。離脱が続いていたイングランド代表MFコビー・メイヌーやケガにより代表戦を回避したコートジボワール代表FWアマド・ディアロもグループ練習をこなしている。 戦線復帰を目指し、コンディション調整が続くイングランド代表DFルーク・ショー、オランダ代表DFタイレル・マラシア、U-23フランス代表DFレニー・ヨロも新指揮官のもとで練習。また、人数を補うためアカデミーの選手も数名参加した。 なかでも、イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が注目したのは、16歳のイングランド人DFゴッドウィル・クコンキ。左利きのセンターバックで、マンチェスター・シティのクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルとの比較が早くもなされる有望株だ。 そんなユナイテッドは24日、プレミアリーグの第12節でイプスウィッチ・タウンとアウェイで対戦。アモリム監督の初陣に向け、急ピッチで仕上げていく。 <span class="paragraph-title">【動画】アモリム監督が指導!復帰へ向かう選手も多数参加</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">High intensity <br>Maximum effort <a href="https://twitter.com/hashtag/MUFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#MUFC</a> <a href="https://t.co/jrCwRD17Pl">pic.twitter.com/jrCwRD17Pl</a></p>— Manchester United (@ManUtd) <a href="https://twitter.com/ManUtd/status/1858616169823171033?ref_src=twsrc%5Etfw">November 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 16:56 Tue3
見届けた名将ファーガソンも大喜び 愛馬が日本馬2頭も出走した賞金総額100万ドルのレースを連覇
マンチェスター・ユナイテッドの名将、サー・アレックス・ファーガソン氏の愛馬が賞金総額100万ドルのレースを制した。 言わずもがな、かつてユナイテッドを長らく率いて、黄金期を築いたファーガソン氏。一方で、大の馬好きとしての一面も広く知られ、所有馬のスピリットダンサーが15日のバーレーンインターナショナルトロフィー(G2・芝2000m)で連覇を目指した。 日本勢からもキラーアビリティとヤマニンシンパが参戦するレースだったが、スピリットダンサーが最後の直線で一気に追い抜き、見事に連覇。イギリス『デイリー・メール』によると、47万2440ポンド(約9100万円)の優勝賞金を手にした。 遠くバーレーンの地まで愛馬の勝利を見届けるべく駆けつけたファーガソン氏はイギリス『ガーディアン』によると、「素晴らしかったよ。騎手はまったくパニックに陥らなかったし、彼を誇りに思う」と歓喜のコメントを残す。 最近ではユナイテッドとのアンバサダー契約が打ち切られる運びになったりと今後の関係性が注目される82歳名将だが、馬主として楽しい日々を過ごすようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ファーガソンも歓喜!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Champion again <a href="https://t.co/priLt5yUeO">pic.twitter.com/priLt5yUeO</a></p>— World Horse Racing (@WHR) <a href="https://twitter.com/WHR/status/1857464139376894439?ref_src=twsrc%5Etfw">November 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】ファーガソン愛馬が怒涛の追い上げ!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="NxM22OxxVuY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.17 13:22 Sun4
「チームとして機能すれば個々の才能も輝く」 ユナイテッド新監督アモリムが決意表明! この話を受けた決め手は?
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム新監督が1stインタビューであれこれを語り、決意表明をした。 この代表ウィークからスポルティングCPに別れを告げ、ユナイテッドでのキャリアを始めたアモリム監督。スポルティングCPでの卓越した手腕がビッグクラブの関心に火をつける存在となるなか、エリク・テン・ハグ前監督のもとで再建に遅れが生じるユナイテッドでの挑戦を決断した。 11日に到着してから施設を見学したほか、一部選手とも面会し、本格的に始動する39歳指揮官はクラブ公式のインタビューでまず話を受けた決断の経緯を明らかにする。 「まずはクラブとのつながりを感じた。クラブと言っても、マンチェスター・ユナイテッドは誰もが知る。だが、クラブの人々とのつながりを感じたんだ。それは私にとってとても重要なこと。好きな人々と働きたし、つながりを感じたいからだ。2つ目はこのクラブの歴史だね。全員が成功に対してハングリーだし、私もここがいたい場所だと感じた。特別な何かの一部になれるからだ。それが本当に気に入ったんだ。ポルトガルではメディアから多くのことを聞くけど、ここの試合だったり、監督や選手のやりとりを見ると、難しいときでも、特別なクラブだと感じる」 そう動機を語ると、「大きな責任がある。でも、その一員になれるのを光栄に思い、ワクワクしている」と高揚感も口に。続けて、自身の哲学にも触れている。 「ひと言で言うと、チームだね。私にとって最も重要なのはチーム。で、チームとして機能すれば、個々の才能も輝いてくる。だが、すべての重要な部分を説明するとすれば、キャラクターや、戦い方、プレーの術だったり、アイデンティティも持たないといけない。選手たちはユニフォームを着れば、マンチェスター・ユナイテッドのチームだと理解するはず。誰もが同じ思考を持たないとね。走り、プレーし、楽しむ。それが私の原動力。誰もが勝ちたいと思うはずだし、私も選手もファンとともに勝ちたいが、アイデンティティとアイデアが必要だ。そこに常に集中している」 とはいっても、シーズン途中からということで時間が限られるが、指揮官も承知済みで、最も大事とするアイデンティティの部分を優先的に突き詰めていくようだ。 「時間が必要なのはわかりきったことだが、その時間も勝ち取っていかないといけない。時間を勝ち取るというのは勝つこと。だが、私にとって最も大事なのはアイデンティティだ。だから、初日から我々のアイデンティティとともに始める。もちろん、試合の準備もしていくが、ゲームモデルに重点を置く。プレーの仕方や、プレッシャーのかけ方だったり、そうした小さいこと、細かい点にね。すべての詳細を100%追求するなんてできない。選手を混乱させてしまうからね。したがって、一つだけ言わせてもらうとすれば、私の主な目標はアイデンティティになる」 ファンに向けても「チームのために全力を尽くす。必要なら、誰であっても、選手を守る。それが私にとってキーポイント。このクラブを本来いるべき場所に戻すためにすべてを捧ぐ。そして、成功を強く信じている」との力強いメッセージを送っている。 初陣の24日に敵地で行われるプレミアリーグ第12節のイプスウィッチ・タウン戦が楽しみだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ユナイテッド新監督がオールド・トラッフォードを見学</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="aGdiOOAi6Ew";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】ユナイテッド新監督と選手が初顔合わせ</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="Y8W7-R_AHLE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.16 12:30 Sat5