【ブンデス第30節プレビュー】残り5試合! バイエルンはレバークーゼンと激突!

2020.06.05 18:00 Fri
Getty Images
前節は首位バイエルン(勝ち点67)が圧勝し、2位ドルトムント(勝ち点60)との7ポイント差を維持した。また、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いでは3位ライプツィヒ(勝ち点58)、4位ボルシアMG(勝ち点56)、5位レバークーゼン(勝ち点56)が揃って勝利し、順位に変動はなかった。そしてフランクフルトのMF鎌田が2戦連続ゴールを決め、チームを7試合ぶりの勝利に導いた。残り5試合となって迎える第30節、8連覇へまい進するバイエルンは、レバークーゼンとアウェイで対戦する。

前節デュッセルドルフ戦をDFパヴァールとFWレヴァンドフスキの活躍で5発圧勝したバイエルンは、中断期間を挟んで8連勝とした。8連覇まであと一歩としている中、今節レバークーゼン戦、次節ボルシアMG戦の2連戦が最後のヤマとなりそうだ。CL出場権を争っている難敵を乗り越え、連覇へまい進できるか。

対するレバークーゼンはMFハフェルツが絶好調。再開後は最前線で起用され、5ゴールを荒稼ぎしている。前節フライブルク戦では負傷交代となったが、無事先発予想。バイエルンにも注目されている逸材は、そのバイエルン相手にインパクトを残せるか。
FWサンチョのハットトリックなどでパーダーボルンを一蹴したドルトムントは、9位ヘルタ・ベルリン(勝ち点38)とのホーム戦に臨む。再開後、コンディション不良により控えに回っていたサンチョが先発の機会を与えられ、見事な活躍を見せた。再開後、3勝1分けと好調なヘルタ相手にサンチョは再び輝きを放つだろうか。バイエルンに追いすがるためにも必勝が求められる。

ケルンとの打ち合いを制して3位を死守したライプツィヒは、最下位パーダーボルン(勝ち点19)とのホーム戦に臨む。残留が絶望的な相手を確実に下し、CL権確保へ前進したい。
そしてFWテュラムのドッペルパックなどでウニオン・ベルリンを下したボルシアMGは、金曜に8位フライブルク(勝ち点38)とのアウェイ戦に臨む。再開後、勝ち星に恵まれていないものの、ライプツィヒやレバークーゼンに善戦している相手だけに油断できないが、4位死守のためには負けられない。

ミッドウィークに行われた延期分のブレーメン戦を快勝して2連勝とした11位フランクフルト(勝ち点35)。鎌田と共にMF長谷部が勝利に貢献した。その長谷部は今節15位マインツ(勝ち点28)戦でブンデスリーガにおけるアジア人最多出場記録を更新予定。韓国の英雄チャ・ブンクンを抜く偉業となるが、3連勝で花を添えられるか。

最後にフランクフルトに敗れて4試合ぶりの敗戦となった17位ブレーメン(勝ち点25)は、6位ヴォルフスブルク(勝ち点42)とのホーム戦に臨む。フランクフルト戦では先発のチャンスをもらった大迫だったが、シュートチャンスに持ち込めず不発に終わった。チームも結果が出なかった中、ベンチに戻ることが予想されるが、途中出場で結果を残せるか。残留のためにはゴールが求められる。

◆ブンデスリーガ第30節
▽6/5(金)
《27:30》
フライブルクvsボルシアMG

▽6/6(土)
《22:30》
フランクフルトvsマインツ
デュッセルドルフvsホッフェンハイム
レバークーゼンvsバイエルン
ライプツィヒvsパーダーボルン
《25:30》
ドルトムントvsヘルタ・ベルリン

▽6/7(日)
《20:30》
ブレーメンvsヴォルフスブルク
《22:30》
ウニオン・ベルリンvsシャルケ
アウグスブルクvsケルン

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