リバプールOBが名物解説者に関して興味深い発言「監督をしていたらペップやクロップと同じレベル」

2020.06.04 19:10 Thu
Getty Images
リバプールのレジェンドであるイアン・ラッシュ氏が、同じくリバプールのレジェンドで監督も務めたグレアム・スーネス氏の監督としての能力に称賛を送った。
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1978年から1984年にかけてリバプールでプレーしたスーネス氏は、当時黄金期を迎え常勝軍団だったリバプールの中心選手として活躍。その後、スコットランドのレンジャーズでの選手兼任監督として成功を収めると、監督としてリバプールに帰還。1991年から1994年の3シーズンに渡って指揮を執ったが、獲得したトロフィーはFAカップ1つのみに終わっていた。

スーネス氏とリバプールで共にプレーしたイアン・ラッシュ氏は、イギリス『talkSPORT』の番組の中で、スーネス氏の指導能力に言及。今でもピッチサイドで指揮を執っていれば、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督やリバプールのユルゲン・クロップ監督らと同じレベルの仕事をしていたであろうと称賛を送った。「彼はレンジャーズでは簡単にリーグを優勝していて、リバプールでも同じことをできるのではと考えていたが、一度に多くのことを変えようとし過ぎたんだ。ただそれだけだ」
「物事を早く変えようとし過ぎて、若手もベテランの支持も得られなかったんだ。だが、彼は正しいフットボールのアイディアは確かに持っていた」

「もしグレアム・スーネスがまだ監督をしていたら、クロップやグアルディオラ、モウリーニョと同じレベルの監督だっただろう。彼は自分がミスを犯したと知っている」
「今でも監督をしていれば、彼は本当に素晴らしい監督だっただろう」

リバプールの監督を解任されたスーネス氏はその後、ガラタサライ、サウサンプトン、ブラックバーン、ニューカッスルの監督を歴任。ブラックバーンではリーグカップの優勝とガラタサライではリーグと国内カップのダブルを成し遂げている。しかし、2006年にニューカッスルの監督を解任以降は、解説者の仕事に専念し、辛口コメントを連発している。

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