ユーベ加入内定のクルゼフスキ「ディバラとの共演が待ち遠しい」

2020.05.27 20:29 Wed
Getty Images
パルマでプレーするスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキが、来季の加入が内定しているユベントスでのプレーを楽しみにしている。『フットボール・イタリア』が伝えた。

今冬にアタランタからユベントスへの完全移籍が決まったクルゼフスキ。今シーズンはレンタルでパルマに移籍しており、残りのシーズンもそのままパルマでプレーすることになった。

新型コロナウイルスの影響でセリエAは中断期間が続いているが、クルゼフスキはすでに来シーズンを待ちわびているようだ。
「僕は正しい道のりにいる。日々、強くなっていると感じているし、新しい挑戦に立ち向かう準備も出来ている。最高の選手たちを相手に自分自身を試すことに魅力を感じているんだ」

「魔法のような左足を持つディバラとの共演が待ち遠しいよ。僕は複数のポジションでプレーできるし、ユベントスでも自分の居場所を主張するつもりだ」
ユベントスの本拠地であるアリアンツ・スタジアムに到着した際には、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらが歓迎してくれたというクルゼフスキ。数々の名選手との出会いに興奮を隠せなかったようだ。

「あの日のスタジアムは震えるほど素晴らしい雰囲気だった。ロナウドが『ようこそデヤン、どんな気分だい?』と言ってくれたんだ」

「ジャンルイジ・ブッフォンやジョルジョ・キエッリーニも親切にしてくれたよ。テレビでしか見たことのない少年にとっては考えられない程の喜びだ」

「僕たちはすべての大会で勝ち進みたい。何よりもチャンピオンズリーグを制覇出来ることを願っている」

なお、本格的なセリエA初挑戦となる今季は、ここまで公式戦26試合に出場し5得点7アシストをマークしている。

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ポグバの兄マティアス・ポグバに懲役3年の実刑判決…弟に対する恐喝と誘拐の罪

元フランス代表MFポール・ポグバの実兄マティアス・ポグバが、恐喝と誘拐の罪でパリ刑事裁判所から懲役3年の実刑判決を受けた。 なお、そのうちの2年は執行猶予が付けられており、すでに拘留されているマティアスは、残りの刑期を電子監視付きの自宅軟禁で服役することになる。 マティアスは2022年3月にパリにあるアパルトマンにいた弟ポールを武装した5人の仲間とともに襲撃。銃を突きつけて脅迫し、1300万ユーロ(約21億1000万円)の支払いを要求。マティアスらは、ポグバが国際的なスターになった後、自分たちを支えるべきだったと主張して、繰り返しポグバを脅迫。恐喝、誘拐、犯罪を助長するための監禁、および犯罪共謀の罪で起訴されていた。 また、かつてポールとマンチェスターで同棲していた知人で、脅迫の首謀者とされたルーシュダン・Kは懲役8年の刑を言い渡され、マティアス以外の被告も懲役刑を受けている。 なお、同裁判所はポールが約20万ユーロ(約3200万円)の経済的損失と、5万ユーロ(約810万円)の精神的損失を被ったことも認定。マティアスを除く被告に、この金額を共同で支払うように命じている。 マティアスは双子の兄弟であるフロランタンとともに、過去にギニア代表にも招集された194cmの巨漢FW。現役時代はセルタの下部組織やフランス下部のカンペールやトゥール、イングランドのレクサム、クルー・アレクサンドラ、クローリー・タウン、セリエBのペスカーラ、オランダのスパルタ・ロッテルダム。スペイン4部のCDマンチェゴ・シウダ・レアルでプレーしていた。 2024.12.20 15:55 Fri

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