仏代表指揮官はブンデス再開に疑問「支離滅裂だ」

2020.05.27 19:40 Wed
Getty Images
フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が、ブンデスリーガ再開に言及した。フランス『レキップ』が伝えている。

新型コロナウイルスのパンデミックを乗り越え、今月16日におよそ2カ月ぶりの再開に漕ぎ着けたブンデスリーガ。欧州5大リーグでは最速の事例として世界中の関心を集めた。

多くの制限がありながらも、再開からここまで3試合を消化。ドルトムントとシャルケによるレヴィア・ダービーや、同じくドルトムントとバイエルンのデア・クラシカーは大きな盛り上がりを見せた。
しかし、デシャン監督は疑念を抱いている。無観客試合やソーシャルディスタンスを守ったところで、試合をすれば感染のリスクは変わらないとの見解を示した。

「私には非常に支離滅裂に見える。試合に出ている選手たちは接触と衝突を繰り返し、ベンチの選手はマスクをして2メートルの間隔を開けているが、正直理解できない」
「結局彼らは同じ空間にいるんだ。出番の時には試合にも出るわけだしね。ベンチではリスクが高まっているんじゃないか? なんて矛盾だ。全く気に入らないね」

一方、リーグ・アンの打ち切りに関しては「賢明な判断だった」と称賛している。

ディディエ・デシャンの関連記事

フランス代表を指揮するディディエ・デシャン監督(56)が、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)を最後に退任することを発表した。 現役時代はフランス代表としても活躍し、1998年のフランスW杯でキャプテンとして見事に優勝。引退後に指導者に転身すると、クラブチームを指揮した中、2012年にフランス代表の監督に就任 2025.01.08 23:45 Wed
早いもので、西ドイツが生んだ偉大なフットボーラーであるフランツ・ベッケンバウアー氏が亡くなってから一年が経とうとしている(24年1月8日に逝去。78歳)。現役時代は「皇帝」のニックネームで尊敬を集め、守備だけでなく攻撃にも自由に参加する「リベロ」という概念を確立した。 W杯は66年イングランド大会で準優勝、70年 2025.01.04 11:00 Sat
フランス代表のディディエ・デシャン監督が、逆転での首位通過を決めた敵地での勝利を誇った。 フランスは17日、敵地で行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグAグループ2最終節のイタリア代表戦を3-1で勝利した。この結果、UNL準々決勝で各グループ首位との対戦を回避する形となった。 直 2024.11.18 09:10 Mon
フランス代表がUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝に進出した。 2位フランスは14日のUNLリーグA・グループ2第5節で4位イスラエル代表と対戦。キリアン・ムバッペの2カ月連続招集外が波紋を呼ぶなか、イスラエルとのホーム戦でだったが、最後まで相手の堅守をこじ開け切れず。 勝ち点1止まりの結果に終わっ 2024.11.15 12:25 Fri
まさかのフランス代表落選となったレアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペだが、パリに戻って休暇を楽しんだようだ。 今回のインターナショナルマッチウィークにUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のイスラエル代表戦、イタリア代表戦を戦うフランス代表。 ムバッペはレ・ブルーでキャプテンを務 2024.11.12 21:12 Tue

ブンデスリーガの関連記事

バイエルンは15日、ブンデスリーガ第17節でホッフェンハイムをホームに迎え、5-0で圧勝した。バイエルンのDF伊藤洋輝は負傷欠場している。 4日前の前節ボルシアMG戦をシャットアウト勝利とした首位バイエルン(勝ち点39)は、ボルシアMG戦のスタメンから3選手を変更。オリーズ、ゴレツカ、ライマーに代えてコマン、パブ 2025.01.16 06:24 Thu
バイエルンは15日、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFC(LAFC)からアメリカ人MFバジュン・ダルボエ(18)を完全移籍で獲得したことを発表した。 ダルボエはガンビア出身で、アメリカ育ち。フィラデルフィア・ユニオンから2023年6月にLAFCに加入。リザーブチームにでプレーし、MLS Next 2025.01.15 23:25 Wed
マンチェスター・ユナイテッドの元指揮官、エリク・テン・ハグ氏がドルトムントの試合観戦に訪れているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じた。 2024年10月下旬、成績不振のなかユナイテッドと袂を分かつこととなったテン・ハグ氏。以降はフリーの状態が続いている。 そんなオランダ人指揮官が訪れたのが、ドルトムン 2025.01.15 23:10 Wed
レッドブルのグローバルサッカーの責任者に就任したユルゲン・クロップ氏。14日にメディア発表会に登場したが、レッドブルグループ内のクラブで指揮を執ることはないという。 マインツやドルトムント、リバプールなどで指揮を執り、リーグ優勝やチャンピオンズリーグ優勝など、輝かしい成績を残してきたクロップ氏。2023-24シー 2025.01.15 23:00 Wed
元ブラジル代表DFラフィーニャ(39)が14日、2025シーズンでの現役引退を発表した。 ラフィーニャはブラジル1部のコリチーバで名を上げ、2005年に19歳で欧州上陸。シャルケへ完全移籍し、5年間プレーしたのち、ジェノアを経由してバイエルンへと駆け上がった。 右サイドバックを本職とするなか、ブラジル代表で 2025.01.15 16:12 Wed

ディディエ・デシャンの人気記事ランキング

1

選手&監督でW杯を制したデシャン監督、2026年の北中米W杯後にフランス代表監督を退任へ「頭の中ではとても明確」

フランス代表を指揮するディディエ・デシャン監督(56)が、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)を最後に退任することを発表した。 現役時代はフランス代表としても活躍し、1998年のフランスW杯でキャプテンとして見事に優勝。引退後に指導者に転身すると、クラブチームを指揮した中、2012年にフランス代表の監督に就任。2018年のロシアW杯で見事に優勝に導き、マリオ・ザガロ氏、フランツ・ベッケンバウアー氏に続いて、選手と監督としてW杯を制する3人目の偉業を達成した。 また、2016年のユーロでは準優勝、2022年のカタールW杯でも準優勝と結果を残してきたデシャン監督だが、フランス代表としてのキャリをの終わりを口にした。 フランス『TF1』でのインタビューでデシャン監督は「2026年には終わるだろう。私の頭の中で、それはとても明確だ」と、自身の中で決断を下しているという 「私はフランスを最高レベルに維持するという同じ願望と情熱を持って、自分の時間を全うした」 「もう辞めよう、この後の人生もある。と言えるようにならなければならない。フランスにとって最も重要なのは、長年そうであったように、トップの座を維持することだ」 2026年北中米W杯の予選に関しては、ヨーロッパではまだスタートしていない状況。フランス代表も出場権を確保できるかは未確定だが、まずは3月のUEFAネーションズリーグの結果でグループが決定する。 2025.01.08 23:45 Wed
2

皇帝の逝去から一年。スーパーカップの冠名に決定/六川亨の日本サッカー見聞録

早いもので、西ドイツが生んだ偉大なフットボーラーであるフランツ・ベッケンバウアー氏が亡くなってから一年が経とうとしている(24年1月8日に逝去。78歳)。現役時代は「皇帝」のニックネームで尊敬を集め、守備だけでなく攻撃にも自由に参加する「リベロ」という概念を確立した。 W杯は66年イングランド大会で準優勝、70年メキシコ大会は3位、そして自国開催となった74年西ドイツ大会では母国に2度目となるトロフィーをもたらした。監督(肩書きはチームシェフ)として86年メキシコ大会こそディエゴ・マラドーナ率いるアルゼンチンに敗れて準優勝に甘んじたが、90年イタリア大会ではアルゼンチンに雪辱を果たし、選手と監督でW杯を制した2人目という偉業を達成した。 同じく選手と監督でW杯に優勝したブラジルの名将マリオ・ザガロ氏も24年1月5日にこの世を去り(享年92歳)、選手・監督でW杯に優勝したのはディディエ・デシャン1人になった。 さらに昨年10月6日には、西ドイツW杯決勝でベッケンバウアー氏と好勝負を演じたオランダのヨハン・ニースケン氏も逝去した(73歳)。西ドイツとの決勝戦での先制点、ゴール中央に強シュートを突き刺した衝撃は今でも忘れられない。彼のシュートは、それまで左右のスミを狙うのが常識だったPKに、新たな発想をもたらしたのではなだろうか(パネンカのチップキックによるPKも伝説だ)。 すでに2016年3月24日には、もう一人の“ヨハン”であるクライフ氏も亡くなっている。「トータルフットボール」の具現者として世界に衝撃を与えただけでなく、指導者としてバルセロナでは超攻撃的なスタイルを確立。現在のバルサの礎を築いたと言っても過言ではないだろう。彼の出現で背番号「14」は特別な番号になったはずだ。 そんなレジェンドの1人である「皇帝」の功績を称え、昨年12月20日、ドイツサッカーリーグ機構(DFL)は25~26シーズンからDFLスーパーカップの名称にフランツ・ベッケンバウアー氏の名前を冠することを発表した。 すでにバイエルン・ミュンヘンはベッケンバウアー氏の現役時代の背番号「5」を永久欠番にすると発表していた。それに続き、シーズン開幕前にブンデスリーガ優勝クラブとDFBポカール優勝クラブが激突する大会の名称が「フランツ・ベッケンバウアー・スーパーカップ」に変更されることになった。 かつてW杯のトロフィーは、ブラジルが70年メキシコ大会で3度目の優勝を果たし、永久保持するまでは、W杯の提唱者であるフランス人の「ジュール・リメ杯」と呼ばれていた(74年以降は特別な名称はない)。同じくEUROのトロフィーも提唱者であるフランス人の名前をとって「アンリ・ドロネー杯」と呼ばれていた。 しかし公式戦の名前に選手個人の名前が冠されるのは今回が初めてではないだろうか。近年の大会名にはネーミングライツ権を売ることで、企業の名前が冠されることが一般的になりつつある。そんななかで、今回のDFLの英断に拍手を送ると同時に、今年8月16日の大会では古巣バイエルンの復活にも期待したい。 文・六川亨 2025.01.04 11:00 Sat
3

「キリアンは来たがっていたが…」ムバッペの2連続フランス代表招集外に指揮官「スポーツ面以外の問題によるものではない」

ディディエ・デシャン監督がレアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペについて語った。フランスサッカー連盟(FFF)公式サイトが伝えた。 7日、FFFはUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むフランス代表メンバー23名を発表。アル・イテハドのMFエンゴロ・カンテやマルセイユのMFアドリアン・ラビオが復帰した一方、ムバッペは10月に続いて招集外となった。 デシャン監督は会見でムバッペの選外に言及。先月の代表期間中にナイトクラブでの夜遊びが報じられたFWについて、「オフの日なら、選手たちは自分のやりたいことを自由にできる」とコメントしていた指揮官は、他に理由があると明かしている。 「彼とは何度か話し合い、考え、その方が良いと思ったから今回の招集ではこのような決断を下した。議論するつもりはないが、2つのことが言える」 「キリアンは来たがっていたが、彼を選ばなかったのはスポーツ面以外の問題によるものではない。呼ばないのは今回限りのことだ。2試合あるが、私が設定し、遵守している方針がある。先月満足感を与えてくれた選手たちにプレー時間を分配するというものだ」 「我々は3連勝しており、今回の合宿では2つの重要な目標がある。準々決勝進出を確実なものにすることと、最終戦(現在首位のイタリア代表戦)をグループ首位で戦うことだ。それが私の決定だし、この方が良いと思い、これを受け入れている」 エース抜きのフランスは14日にホームでイスラエル代表と対戦。17日にはアウェイでグループ首位のイタリア代表と対戦する。 2024.11.08 09:25 Fri
4

ムバッペは2カ月連続で招集外、フランス代表が発表! カンテやラビオは復帰【UEFAネーションズリーグ】

フランスサッカー連盟(FFF)は7日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むフランス代表メンバー23名を発表した。 ディディエ・デシャン監督が率いるフランス。UNLはリーグA・グループ2に入っており、4試合を終えて3勝1敗となっている。 今回のメンバーには、リールの正守護神でもあるGKリュカ・シュヴァリエを初招集。また、MFエンゴロ・カンテ(アル・イテハド)、MFアドリアン・ラビオ(マルセイユ)が復帰した。 また、FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)は10月に続いて消臭街となった他、ケガのMFオーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリー)も招集外となっている。 その他、DFウィリアム・サリバ(アーセナル)、MFマテオ・ゲンドゥージ(ラツィオ)、FWマイケル・オリーズ(バイエルン)、FWウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン)などを招集。 フランスは14日にホームでイスラエル代表と、17日にアウェイでイタリア代表と対戦する。 今回発表されたフランス代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆フランス代表メンバー23名</h3> GK リュカ・シュヴァリエ(リール) マイク・メニャン(ミラン/イタリア) ブライス・サンバ(RCランス) DF ジョナタン・クラウス(ニース) リュカ・ディーニュ(アストン・ビラ/イングランド) ヴェスレイ・フォファナ(チェルシー/イングランド) テオ・エルナンデス(ミラン/イタリア) イブラヒマ・コナテ(リバプール/イングランド) ジュール・クンデ(バルセロナ/スペイン) ウィリアム・サリバ(アーセナル/イングランド) ダヨ・ウパメカノ(バイエルン/ドイツ) MF エドゥアルド・カマヴィンガ(レアル・マドリー) マテオ・ゲンドゥージ(ラツィオ/イタリア) エンゴロ・カンテ(アル・イテハド/サウジアラビア) マヌ・コネ(ローマ/イタリア) アドリアン・ラビオ(マルセイユ) ウォーレン・ザイール=エメリ(パリ・サンジェルマン) FW ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) ウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン) ランダル・コロ・ムアニ(パリ・サンジェルマン) クリストファー・エンクンク(チェルシー/イングランド) マイケル・オリーズ(バイエルン/ドイツ) マルクス・テュラム(インテル/イタリア) 2024.11.07 22:45 Thu
5

ムバッペは招集外! グリーズマン引退のフランス代表23名が発表【UEFAネーションズリーグ】

フランスサッカー連盟(FFF)は3日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むフランス代表メンバー23名を発表した。 ディディエ・デシャン監督が率いるフランス。UNLはリーグA・グループ2に入っており、9月にはイタリア代表とベルギー代表と対戦し、1勝1敗で2位につけている。 FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー)が代表引退を発表した中、今回のメンバーには、負傷から回復したばかりのFWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)は招集外に。一方で、チェルシーのFWクリストファー・エンクンクが復帰した。 その他、DFウィリアム・サリバ(アーセナル)、MFマテオ・ゲンドゥージ(ラツィオ)オーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリー)、FWマイケル・オリーズ(バイエルン)などを招集。9月には不在だったMFマテオ・ゲンドゥージ(ラツィオ)、MFエドゥアルド・カマヴィンガ(レアル・マドリー)らが復帰している。 フランスはリーグA・グループ2に属しており、10日にアウェイでイスラエル代表と、14日にもアウェイでベルギーと対戦する。 今回発表されたフランス代表メンバーは以下の通り。 <span class="paragraph-subtitle">◆フランス代表メンバー23名</span> GK アルフォンス・アレオラ(ウェストハム/イングランド) マイク・メニャン(ミラン/イタリア) ブライス・サンバ(RCランス) DF ジョナタン・クラウス(ニース) リュカ・ディーニュ(アストン・ビラ/イングランド) ヴェスレイ・フォファナ(チェルシー/イングランド) テオ・エルナンデス(ミラン/イタリア) イブラヒマ・コナテ(リバプール/イングランド) ジュール・クンデ(バルセロナ/スペイン) ウィリアム・サリバ(アーセナル/イングランド) ダヨ・ウパメカノ(バイエルン/ドイツ) MF エドゥアルド・カマヴィンガ(レアル・マドリー) ユスフ・フォファナ(ミラン/イタリア) マテオ・ゲンドゥージ(ラツィオ/イタリア) マヌ・コネ(ボルシアMG) オーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリー/スペイン) ウォーレン・ザイール=エメリ(パリ・サンジェルマン) FW ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) ウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン) ランダル・コロ・ムアニ(パリ・サンジェルマン) クリストファー・エンクンク(チェルシー/イングランド) マイケル・オリーズ(バイエルン/ドイツ) マルクス・テュラム(インテル/イタリア) 2024.10.03 22:00 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly