レッチェ指揮官、セリエA再開時の一部ルール変更案に異論 「途中でルールを変えるなんて言語道断」

2020.05.25 18:00 Mon
Getty Images
レッチェを率いるファビオ・リヴェラーニ監督がシーズン途中でのルール変更に否定的な考えを示した。『フットボール・イタリア』が伝えている。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、3月中旬から中断されているセリエA。先日、イタリアのスポーツ大臣を務めるヴィンチェンツォ・スパダフォーラ氏が28日に再開の是非を決めるとコメントしており、6月13日もしくは20日からの再開を目指している旨を明かしていた。

一方、セリエA再開にあたって、過密日程によるケガのリスクを懸念して1試合での交代人数を3人から5人に増加する方針が検討されている。選手の体調を考慮した策であるが、リヴェラーニ監督はこれに反対の姿勢を示している。
「シーズン途中でルールを変える訳にはいかない。適切な練習方がないままシーズンを終えることになってしまう。多くのチームにとって全く新しい状況を強いられることになる」

「5人の交代を認めてしまえば、より多くの選手を抱えるクラブが有利になるだけだ」
「真夏の午後にプレーすることは8歳の子供でも無理だと言うだろう。いろんな要素が邪魔をして、まともなサッカーを見ることは出来なくなる」

また、このまま今シーズンが再開できなかった場合、プレーオフを導入し昇降格を決める可能性も考慮されている。現在、18位に位置するレッチェ指揮官は「シーズンは1つのルールで始まる。別のルールへの切り替えるはできない。それにも反対だ」と反論している。

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