ポチェッティーノが後任モウリーニョに言及 「トッテナムに来てくれて嬉しい」
2020.05.23 15:24 Sat
前トッテナム指揮官のマウリシオ・ポチェッティーノ氏が、自身の後継を担うジョゼ・モウリーニョ監督について言及した。イギリス『ガーディアン』が伝えている。
2014年からトッテナムを率い、同クラブをトップ4の常連に押し上げ、昨シーズンはあと一歩でチャンピオンズリーグ(CL)制覇にまで迫ったポチェッティーノ氏。だが、昨年11月半ばに成績不振を理由に解任の憂き目を味わった。
そして、アルゼンチン人指揮官の後任として招へいされたのは、ラ・リーガ、プレミアリーグの舞台でしのぎを削ってきた百戦錬磨のポルトガル人指揮官だ。
今回、ロンドンの自宅で『ガーディアン』のインタビューを受けたポチェッティーノ氏は、一部で不仲が囁かれる自身の後任について言及。「彼がトッテナムに来てくれて嬉しい」と、良好な関係を築いていると語った。
両者が友人関係を築き始めたのは、ポチェッティーノ氏がエスパニョールを率い、モウリーニョ監督がレアル・マドリーを率いていた頃だという。
すると、翌日の対戦時にモウリーニョ監督は、その発言を受けて粋なプレゼントを用意していたという。
「彼は素晴らしいフランス産のワインと共に、私の子供たちのためにレアル・マドリーのユニフォームをプレゼントしてくれたんだ」
「そして、彼は『これから君の子供たちがこれを着ることになるんじゃないか』って言ってきたよ」
「それ以来、我々は良い関係を築いている。だから、彼がトッテナムに来てくれてとても嬉しいよ。私が去った後に来たというタイミングも含めてね」
「彼は我々がこのクラブを構築してきた方法に関してとても感謝してくれている。ただ、今トッテナムは彼のクラブだ」
また、ポチェッティーノ氏は過去に自身が幾度かモウリーニョ監督の後任にリストアップされながらも、逆に、自身の後任としてポルトガル人指揮官がトッテナムを率いている現状に違和感を覚えているようだ。
「私はいつでも彼の代わりになることを想定していた。彼がレアル・マドリーにいたときには、“いつか君の後任としてレアル・マドリーを率いることになるかもね”ってジョークを言っていた」
「だけど、人生はそう筋書き通りにはならない。彼がトッテナムで私の後任を務めている。正直、信じられないね?」
2014年からトッテナムを率い、同クラブをトップ4の常連に押し上げ、昨シーズンはあと一歩でチャンピオンズリーグ(CL)制覇にまで迫ったポチェッティーノ氏。だが、昨年11月半ばに成績不振を理由に解任の憂き目を味わった。
そして、アルゼンチン人指揮官の後任として招へいされたのは、ラ・リーガ、プレミアリーグの舞台でしのぎを削ってきた百戦錬磨のポルトガル人指揮官だ。
両者が友人関係を築き始めたのは、ポチェッティーノ氏がエスパニョールを率い、モウリーニョ監督がレアル・マドリーを率いていた頃だという。
マドリー戦前の公式会見の場でマドリーの監督就任の可能性に関する質問を受けた際、ポチェッティーノ氏は「私の子供たちはエスパニョールのパジャマを着て寝ている。だから、私が新たなクラブに移るのは難しいね」と、冗談を交えて可能性を否定したという。
すると、翌日の対戦時にモウリーニョ監督は、その発言を受けて粋なプレゼントを用意していたという。
「彼は素晴らしいフランス産のワインと共に、私の子供たちのためにレアル・マドリーのユニフォームをプレゼントしてくれたんだ」
「そして、彼は『これから君の子供たちがこれを着ることになるんじゃないか』って言ってきたよ」
「それ以来、我々は良い関係を築いている。だから、彼がトッテナムに来てくれてとても嬉しいよ。私が去った後に来たというタイミングも含めてね」
「彼は我々がこのクラブを構築してきた方法に関してとても感謝してくれている。ただ、今トッテナムは彼のクラブだ」
また、ポチェッティーノ氏は過去に自身が幾度かモウリーニョ監督の後任にリストアップされながらも、逆に、自身の後任としてポルトガル人指揮官がトッテナムを率いている現状に違和感を覚えているようだ。
「私はいつでも彼の代わりになることを想定していた。彼がレアル・マドリーにいたときには、“いつか君の後任としてレアル・マドリーを率いることになるかもね”ってジョークを言っていた」
「だけど、人生はそう筋書き通りにはならない。彼がトッテナムで私の後任を務めている。正直、信じられないね?」
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