Jリーグ、今シーズンのU-21世代の出場奨励ルール適用を見送り
2020.05.14 19:15 Thu
Jリーグは14日、2020シーズンに関して、明治安田生命J2リーグおよび同J3リーグにおける「JリーグU-21選手出場奨励ルール」の適用を見送ると発表した。
「JリーグU-21選手出場奨励ルール」では、J2リーグで年間3,780分以上(90分×42試合)、J3リーグで年間3,240分以上(90分×36試合)の基準を超えたクラブには、J2は300万円、J3は200万円が支払われることとなる。
対象は当該年12月31日において満年齢21歳以下の日本人選手に限り、特別指定選手や2種登録選手も含まれるが、リーグ戦のみの適用となっていた。
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「JリーグU-21選手出場奨励ルール」とは、シーズン中におけるU-21年代の日本人選手の総出場時間の基準値を定め、基準値を超えたクラブに奨励金を支払うことでU-21選手のリーグ戦出場を促そうというもの。次代の日本サッカーを担う優秀な選手を輩出することを目的として、2019年度JFA第11回理事会および2019年度Jリーグ第11回理事会の承認を経て、2020年度から導入が決定していた施策だ。しかし、今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響を受け、3月途中からシーズンが中断。財務的な影響やチーム編成の状況を鑑みた結果、見送ることが決定した。対象は当該年12月31日において満年齢21歳以下の日本人選手に限り、特別指定選手や2種登録選手も含まれるが、リーグ戦のみの適用となっていた。
なお、2021シーズン以降の実施については今後決定されるという。
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