リーグ得点王なのにCL決勝でメンバー外…ベルバトフがファーガソン監督との辛い会話を振り返る

2020.04.28 20:15 Tue
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Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムなどで活躍した元ブルガリア代表FWディミタール・ベルバトフが、ユナイテッド時代の辛い出来事を振り返った。

レバークーゼンでブレイクを果たしたベルバトフは、トッテナムへの移籍を経て2008年9月にユナイテッドへ加入。2010-11シーズンには、FWカルロス・テベスとともにリーグ戦で得点王となる20ゴールを決め、ユナイテッドの優勝に貢献していた。

ユナイテッドは、このシーズンのチャンピオンズリーグ(CL)で決勝に進出。バルセロナとの決勝では、ファーガソン監督が、フォワードの選手としてウェイン・ルーニー、ハビエル・エルナンデス、マイケル・オーウェンをメンバー登録したものの、ベルバトフは選外となっていた。

イギリス『talkSPORT』の番組に出演したベルバトフは、当時のファーガソン監督とのやり取りについて振り返り、名将との重く、辛い会話についてコメントした。

「試合の直前、監督から呼ばれたんだ。彼は『バーブス(ベルバトフの愛称)、本当に苦しいが、君をメンバー外にしなくてはならない』と言った」

「それでメンバー外になった。監督が私はチームのトップスコアラーだが、プレミアリーグのメンバーだからと理由を説明してくれたのが苦しかったよ」

「驚いたよ。私はその時どこからシュートを打ってもゴールに入るという自信に満ちていたからね。だから驚いた。でも、最終的にそれで終わりだったよ」

選手層の厚さゆえに苦渋の選択を強いられたファーガソン監督だが、この時の会話は難しいものだっと本人も過去に認めており、決勝の登録メンバーについてルールを見直すよう、サッカー連盟に勧めていた。

「彼がメンバーから外されるのは相応しくなかった。どんな選手であろうが、決勝でメンバー外になるという憂き目に値する選手はいない」

「だから、我々はヨーロッパの会合で決勝ではベンチの枠を11名に増やすよう働きかけているんだよ」

現状も、CLの決勝などでは、ファーガソン監督が推奨する方法は取られていない。競争と言われればそれまでだが、起用で頭を悩ます前に苦渋の決断を下されるのは、選手にとっても監督にとっても辛いことだろう。
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