広州恒大がスタジアム建設ラッシュ! 10万人収容スタジアムに続いてさらに2つも!
2020.04.21 15:05 Tue
広州恒大が8万人規模の新スタジアムを2つ建設する計画を明らかにした。
中国では2021年のクラブ・ワールドカップや2023年のアジアカップに向けて新たなスタジアム建設や改築が続々と始まっている。上海上港も3万3000人収容のスタジアムを建設中で、こちらは2021年完成予定。
広州恒大と言えば先日16日に収容人数10万人を誇る新スタジアムの着工を発表している。規模としてはオーストラリアのメルボルン・クリケット・グラウンドや北朝鮮の綾羅島メーデー・スタジアムに匹敵。サッカー専用スタジアムに限ると、バルセロナのカンプ・ノウが今後収容人数10万5000人まで拡張される見込みだが、2022年に完成予定のこの新スタジアムが現時点で世界最大となる。
そして、上述のように広州恒大はさらに2つの大規模スタジアムの建設を計画中。この初期段階では6つのデザイン案の中からファンの投票で2つに絞ることを目的としているようで、場所やスケジュール等の詳細は何も明らかにされていない。
なお、中国は2030年のワールドカップ招致にも動いているとみられ、今回の建設ラッシュはその一環ではないかと推測されている。
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