レスター奇跡の優勝の立役者・ヴァーディの1番記憶に残るユニフォームはWBAのもの? その理由は…
2020.04.07 14:00 Tue
レスター・シティの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディがイギリス『BT Sport』の番組を通して、自らのキャリアを振り返った。
プレミアリーグ優勝を果たした時に着ていた2015-16シーズンのレスターのユニフォームを選ぶと誰もが思う場面だが、ヴァーディが選んだのは、2014-15シーズンのWBAのユニフォームだった。所属経験もないクラブだが、ヴァーディ本人は「特別な意味があるからさ」と語り、奇跡の優勝以上の特別な思い入れがあると明かした。
それは、レスターがリーグ優勝を果たす前の2014-15シーズン、アウェイでWBAに3-2で勝利した試合に起因しているようだ。この試合のロスタイムに勝ち越しとなるゴールを決めていたヴァーディ。リーグ戦最後の9試合で7勝を収め、最下位からの奇跡の残留劇の布石となる、2勝目を記録した試合だった。
この試合についてヴァーディは、この試合に勝てなければ、降格が決まっていたと選手同士で覚悟していたと、当時の心境を明かした。
また、デザイン面での1番のお気に入りを聞かれると、やはり優勝を果たした2015-16シーズンのレスターのユニフォームを選択。当時を回想し、奇跡の立役者の1人となったクラウディオ・ラニエリ元監督との思い出を明かした。
「(プレミア優勝は)僕の孫たちに1000回言ったって信じてくれないようなストーリーだね」
「1試合1試合に集中していたよ。シーズンの初め、僕たちは『40ポイントとれれば大丈夫だ、リーグに残ろう』って話していたんだ」
「前半戦を終えて確か39ポイントをとっていた。(ラニエリ)監督が次の19試合でもう1点欲しいって言ったのを覚えているよ。だから僕は『やった、残り19試合で勝ち点1さえ取ればいいんだ』と思ってた。そしたら監督が『違う、(19試合で)40ポイントってことだ』と言ったんだ」
「試合をこなすごとに僕らは楽しんでいた。選手たちの笑顔が見えたと思うけど、全て上手くいっていたんだ。勝って、勝って、勝っていた。プレミアリーグのトロフィーを掲げられたのは信じられないくらい最高だったよ」
各選手ごとに思い出のユニフォームは異なるだろうが、2シーズン連続で奇跡を達成しているヴァーディにとっては、どちらも感慨深いものに違いない。
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2015-16シーズン、降格候補筆頭とされながら、奇跡のプレミアリーグ優勝を果たしたレスターでエースとしてチームの中核を担ったヴァーディ。『BT Sport』のYouTube番組『What I Wore』の中で、自らのキャリアを通して1番の記憶に残るユニフォームは何かという問いに、意外な選択をしている。プレミアリーグ優勝を果たした時に着ていた2015-16シーズンのレスターのユニフォームを選ぶと誰もが思う場面だが、ヴァーディが選んだのは、2014-15シーズンのWBAのユニフォームだった。所属経験もないクラブだが、ヴァーディ本人は「特別な意味があるからさ」と語り、奇跡の優勝以上の特別な思い入れがあると明かした。
この試合についてヴァーディは、この試合に勝てなければ、降格が決まっていたと選手同士で覚悟していたと、当時の心境を明かした。
「僕たちは心の奥で(残留のためには)絶対に3ポイントが必要だと分かっていた。そして3ポイントをとったんだ。そこから僕たちはひたすら前に進んだんだ。勢いをキープして、残留を果たした」
また、デザイン面での1番のお気に入りを聞かれると、やはり優勝を果たした2015-16シーズンのレスターのユニフォームを選択。当時を回想し、奇跡の立役者の1人となったクラウディオ・ラニエリ元監督との思い出を明かした。
「(プレミア優勝は)僕の孫たちに1000回言ったって信じてくれないようなストーリーだね」
「1試合1試合に集中していたよ。シーズンの初め、僕たちは『40ポイントとれれば大丈夫だ、リーグに残ろう』って話していたんだ」
「前半戦を終えて確か39ポイントをとっていた。(ラニエリ)監督が次の19試合でもう1点欲しいって言ったのを覚えているよ。だから僕は『やった、残り19試合で勝ち点1さえ取ればいいんだ』と思ってた。そしたら監督が『違う、(19試合で)40ポイントってことだ』と言ったんだ」
「試合をこなすごとに僕らは楽しんでいた。選手たちの笑顔が見えたと思うけど、全て上手くいっていたんだ。勝って、勝って、勝っていた。プレミアリーグのトロフィーを掲げられたのは信じられないくらい最高だったよ」
各選手ごとに思い出のユニフォームは異なるだろうが、2シーズン連続で奇跡を達成しているヴァーディにとっては、どちらも感慨深いものに違いない。
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レスターの逸材アタッカーに悲劇…ACL損傷の重傷で今季絶望へ
レスター・シティのガーナ代表MFアブドゥル・ファタウが今シーズン絶望の重傷を負った。イギリス『BBC』が伝えている。 スポルティングCPからローン加入した昨シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)で40試合6ゴール13アシストの数字を残し、フォクシーズの1年でのプレミアリーグ復帰に貢献したファタウ。完全移籍に移行した今シーズンはここまで11試合2アシストを記録し、3-2の大逆転勝利を収めたサウサンプトン戦では途中出場から圧巻のパフォーマンスも見せていた。 しかし、右ウイングを主戦場とする左利きのアタッカーは、今回のインターナショナルマッチウィークで出場したアンゴラ代表戦でヒザを負傷していた。 23日に開催されるプレミアリーグ第12節のチェルシー戦に向けた公式会見に出席したスティーブ・クーパー監督は、ファタウが前十字じん帯損傷の重傷を負ったことを明らかにした。 「彼はACL(前十字じん帯)を負傷しており、今シーズンの残り試合は欠場することになる。若いプレーヤーにとって、ACLと同じくらい深刻な負傷を負ったことは、何よりも大きな打撃だ。若くしてケガをするのは彼にとっても、我々にとっても痛手だ」 2024.11.22 17:30 Fri4
今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon5