今シーズンのJリーグは“昇格あり”、“降格なし”の特別措置へ…全クラブの公平性を考慮

2020.03.19 14:30 Thu
©超ワールドサッカー
Jリーグは19日、臨時の実行委員会を行い、今シーズンのリーグ戦についての方針を話し合った。J1、J2については、今シーズンの昇格は“あり”、降格は“なし”という方針で全クラブと合意した。25日までに決定していくとのことだ。

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、開幕節以降の公式戦が延期に。12日の実行委員会では3月中の公式戦が延期に。4月3日の再開を目指している。
シーズンが再開された場合でも、今シーズンは東京オリンピックの影響で中断機会が用意されていたが、その間もリーグ戦の開催を余儀なくされる可能性が出てくる。

その場合、オリンピックへの選手派遣を行うクラブが発生すること。また、新型コロナウイルスの影響で、開催が安定せず、ホームゲーム、アウェイゲームが規定以上に連続するなど、コンペティションが不公平な場合が生まれてくる。
Jリーグは各クラブ担当者との会議で、全クラブの公平性を考え、今シーズンは昇格あり、降格なしというプランで合意した。なお、リーグ戦の有効性に関しても「75%以上消化」という数値を一旦掲げ、25日までに消化試合の目処も決めていくとのことだ。

村井チェアマンは「各カテゴリーごとに昇降格があるが、降格対象チームを特定しないと定めている。頑張った選手に拍手を送る、激励をするという象徴としての昇格はそのまま残す。大きな罰、競技結果の罰則とも捉えられる降格は留保しようということになった」と報告した。

これが決定した場合、J2、J3の上位2チームが昇格。J1、J2からの降格はなくなる。2021シーズンは、J1が20チームとなり、4チームが降格という措置が取られることとなる。

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