UEFA、ユーロ2020延期なら加盟メンバーに約360億円を要求も
2020.03.17 18:25 Tue
欧州サッカー連盟(UEFA)は、今夏に迫ったユーロ2020を延期した際の補償金を加盟クラブとリーグに要求する考えがあるようだ。イギリス『The Athletic』が伝えている。
議題となる中断中のリーグ再開時期、及びリーグの終了時期については、これまでも様々な意見が出ており、現在の順位を最終結果とする案やシーズンそのものを無効とする案など多岐にわたる。しかし、多くのUEFA加盟メンバーの意向は、どうにかして中断しているリーグを通常通り終わらせることのようだ。
一方で、現行シーズンを終わらせる場合、中断中の日程の消化を加味すると、リーグ戦が7月まで及ぶ可能性がある。その場合、シーズン終了後の6月12日に開幕予定だったユーロ2020の開催が不可能となり、中止または延期が既定路線となる。
現在の感染状況を見れば、ユーロ2020の開催も危ぶまれることは当然だが、仮にユーロ2020が来年の6月まで延期となった場合、UEFAはその補償金が2億7500万ポンド(約358億円)にのぼると想定。その補償金を、加盟メンバーである各国リーグとその所属クラブに通達し、判断を仰ぐことになるとされている。
PR
世界的に大流行している新型コロナウイルス(COVID-19)は、ヨーロッパのほとんどのリーグを一時中断させるほどの猛威を振るっている。これは、チャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)も例外ではなく、UEFAは17日に欧州クラブ協会(ECA)と欧州リーグの代表者、FIFPro(国際プロサッカー選手会)の代表者と議論し、その後55カ国の加盟メンバーとのビデオ会議を開催予定。再開時期やユーロ2020についても話し合われると見られている。議題となる中断中のリーグ再開時期、及びリーグの終了時期については、これまでも様々な意見が出ており、現在の順位を最終結果とする案やシーズンそのものを無効とする案など多岐にわたる。しかし、多くのUEFA加盟メンバーの意向は、どうにかして中断しているリーグを通常通り終わらせることのようだ。
現在の感染状況を見れば、ユーロ2020の開催も危ぶまれることは当然だが、仮にユーロ2020が来年の6月まで延期となった場合、UEFAはその補償金が2億7500万ポンド(約358億円)にのぼると想定。その補償金を、加盟メンバーである各国リーグとその所属クラブに通達し、判断を仰ぐことになるとされている。
17日の会合の大きな焦点の1つであるこの事案だが、果たしてどのような結論に至るのか、動向に注目したい。
PR
ユーロの関連記事
|