イリチッチが4ゴール記録したCLバレンシア戦の記念球を地元病院に寄付
2020.03.15 17:40 Sun
アタランタのスロベニア代表FWヨシップ・イリチッチが、バレンシア戦で達成したポーケル(1試合4ゴール)の記念ボールを地元病院に寄付した。
プロフットボール界においてハットトリック以上を達成した場合、その試合で使用した公式球を記念に受け取れる慣習があり、イリチッチは自宅のキャビネットの目立つところに飾る価値のある新たな宝物を手にすることになった。
しかし、イリチッチはイタリア国内で猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)の治療に懸命に対応する地元の病院を支援するため、その宝物を手放す決断を下した。
イリチッチは、ベルガモのパパ・ジョヴァンニXXIII病院へ記念球を寄付した経緯について、「自分たちの生活を脅かすコロナウイルスと懸命に戦ってくれている医師や看護師、関係者全員に対する親密さや感謝、愛情の印」と説明。
なお、イタリア政府は14日、新型コロナウイルスに関して感染者数が2万1000人以上、死亡者が1400人以上に増加していることを発表。その中でもアタランタが本拠地を置くロンバルディア州中部のベルガモは最も厳しい地域のひとつとなっている。
ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督を含めアタランタの選手たちは、すでに金銭面での支援を行っているが、ベルガモに近年最大の歓喜をもたらしたイリチッチの記念球は必ずや同地に平穏をもたらすお守りとなってくれるはずだ。
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イリチッチは10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのバレンシア戦でチームを4-3の勝利に導く圧巻のポーケルを達成。その活躍もあってアタランタは2戦合計8-4でクラブ史上初のベスト8進出を決めた。しかし、イリチッチはイタリア国内で猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)の治療に懸命に対応する地元の病院を支援するため、その宝物を手放す決断を下した。
イリチッチは、ベルガモのパパ・ジョヴァンニXXIII病院へ記念球を寄付した経緯について、「自分たちの生活を脅かすコロナウイルスと懸命に戦ってくれている医師や看護師、関係者全員に対する親密さや感謝、愛情の印」と説明。
さらに、同選手は「天使たちと共に僕たちはいつでもあなた方の傍にいます。そして、みんなでこの最も重要な戦いに勝ちましょう!」と、医療関係者に向けて励ましの言葉をかけている。
なお、イタリア政府は14日、新型コロナウイルスに関して感染者数が2万1000人以上、死亡者が1400人以上に増加していることを発表。その中でもアタランタが本拠地を置くロンバルディア州中部のベルガモは最も厳しい地域のひとつとなっている。
ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督を含めアタランタの選手たちは、すでに金銭面での支援を行っているが、ベルガモに近年最大の歓喜をもたらしたイリチッチの記念球は必ずや同地に平穏をもたらすお守りとなってくれるはずだ。
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