ザビッツァーのドッペルパックなどスパーズに連勝したライプツィヒがベスト8進出!《CL》
2020.03.11 07:02 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのRBライプツィヒvsトッテナムが10日に行われ、3-0でライプツィヒが完勝した。この結果、2戦合計4-0でライプツィヒがベスト8進出を決めた。
アウェイでの1stレグをライマーのゴールで先勝したライプツィヒは、直後のシャルケ戦を5-0の大勝で飾った。しかし、以降のリーグ戦2試合ではレバークーゼン、ヴォルフスブルク相手に痛恨の連続ドローで順位が後退。とりわけ、ゴールレスドローに終わった直近のヴォルフスブルクは内容面も芳しくなく、今回の大一番に不安を残した。なお、1stレグからのメンバー変更は1点。アンパドゥに代わってサスペンション明けのウパメカノがセンターバックで起用された。
一方、ホームでの1stレグを落としたトッテナムは、リーグ戦でもチェルシー、ウォルバーハンプトンという順位が近いライバルに競り負けると、FAカップではノリッジ相手にPK戦の末に敗れて泥沼の公式戦4連敗。直近のリーグ戦でも好調バーンリー相手に1-1のドローに持ち込むのが精いっぱいと厳しい戦いが続いている。逆転突破には勝利が絶対条件となるトッテナムは、前回対戦から先発を4人変更。新たな離脱者となったベルフワインやベン・デイビス、ジェジソン・フェルナンデス、D・サンチェスに代えてラメラ、セセニョン、E・ダイアー、タンガンガが先発に名を連ねた。
レッドブル・アレナのファンの声援を背に戦うライプツィヒは前回対戦同様[3-4-3]の布陣を採用。対するトッテナムは、E・ダイアーをセンターに、右にタンガンガ、左にアルデルヴァイレルトを配置した3バックの[3-4-2-1]の布陣で試合に臨んだ。
試合が動いたのは10分、右サイドを持ち上がったライマーの折り返しをボックス右で受けたヴェルナーがシュート。これは相手DFにブロックされたが、こぼれ球を再び拾ったヴェルナーがボックス手前へラストパスを供給すると、ザビッツァーのミドルシュートがゴール左隅に吸い込まれ、ホームのライプツィヒが先制した。
それでもライプツィヒは21分、自陣からのロングパスをオーリエがクリアミス。こぼれ球を拾ったアンヘリーニョのクロスをニアに走り込んだザビッツァーがヘディングで合わせると、GKロリスが弾ききれずゴールラインを割った。
反撃に出たいトッテナムだが、アタッキングサードでのプレー精度を欠き、相手ゴールに迫ることができないまま時間が経過。41分には、ボックス右横でボールを受けたロ・チェルソが反転からボックス内に侵入。素早く左足を振り抜いたが、このシュートはGKグラーチのセーブに阻まれた。
迎えた後半、リードするライプツィヒは53分にアクシデント。セセニョンの蹴ったボールが顔に当たったことで軽い脳震とうを起こたムキエレが担架でピッチを去り、アダムスが緊急投入された。
2点を追うトッテナムは73分、左サイドから仕掛けたルーカス・モウラがボックス内まで切り込み折り返しを供給。これを走り込んだデレ・アリが合わせたが、シュートはGKグラーチが正面でキャッチした。
膠着状態が続く中、ライプツィヒは87分にドッペルパックのザビッツァーを下げてフォルスベリを投入。すると直後のプレーでスコアが動く。アンヘリーニョの左クロスをボックス中央のアダムスがシュート。これは相手DFにブロックされたが、こぼれ球に反応したフォルスベリのシュートがゴール右に突き刺さった。
結局、試合はそのまま3-0でタイムアップ。トッテナムに連勝したライプツィヒが、2戦合計スコア4-0でベスト8進出を決めた。
アウェイでの1stレグをライマーのゴールで先勝したライプツィヒは、直後のシャルケ戦を5-0の大勝で飾った。しかし、以降のリーグ戦2試合ではレバークーゼン、ヴォルフスブルク相手に痛恨の連続ドローで順位が後退。とりわけ、ゴールレスドローに終わった直近のヴォルフスブルクは内容面も芳しくなく、今回の大一番に不安を残した。なお、1stレグからのメンバー変更は1点。アンパドゥに代わってサスペンション明けのウパメカノがセンターバックで起用された。
一方、ホームでの1stレグを落としたトッテナムは、リーグ戦でもチェルシー、ウォルバーハンプトンという順位が近いライバルに競り負けると、FAカップではノリッジ相手にPK戦の末に敗れて泥沼の公式戦4連敗。直近のリーグ戦でも好調バーンリー相手に1-1のドローに持ち込むのが精いっぱいと厳しい戦いが続いている。逆転突破には勝利が絶対条件となるトッテナムは、前回対戦から先発を4人変更。新たな離脱者となったベルフワインやベン・デイビス、ジェジソン・フェルナンデス、D・サンチェスに代えてラメラ、セセニョン、E・ダイアー、タンガンガが先発に名を連ねた。
試合が動いたのは10分、右サイドを持ち上がったライマーの折り返しをボックス右で受けたヴェルナーがシュート。これは相手DFにブロックされたが、こぼれ球を再び拾ったヴェルナーがボックス手前へラストパスを供給すると、ザビッツァーのミドルシュートがゴール左隅に吸い込まれ、ホームのライプツィヒが先制した。
先手を取ったライプツィヒは、19分にもムキエレのパスを受けたアンヘリーニョがボックス左から侵入しクロスを供給。これをゴール前のヴェルナーが流し込んだが、これはオフサイドの判定で取り消された。
それでもライプツィヒは21分、自陣からのロングパスをオーリエがクリアミス。こぼれ球を拾ったアンヘリーニョのクロスをニアに走り込んだザビッツァーがヘディングで合わせると、GKロリスが弾ききれずゴールラインを割った。
反撃に出たいトッテナムだが、アタッキングサードでのプレー精度を欠き、相手ゴールに迫ることができないまま時間が経過。41分には、ボックス右横でボールを受けたロ・チェルソが反転からボックス内に侵入。素早く左足を振り抜いたが、このシュートはGKグラーチのセーブに阻まれた。
迎えた後半、リードするライプツィヒは53分にアクシデント。セセニョンの蹴ったボールが顔に当たったことで軽い脳震とうを起こたムキエレが担架でピッチを去り、アダムスが緊急投入された。
2点を追うトッテナムは73分、左サイドから仕掛けたルーカス・モウラがボックス内まで切り込み折り返しを供給。これを走り込んだデレ・アリが合わせたが、シュートはGKグラーチが正面でキャッチした。
膠着状態が続く中、ライプツィヒは87分にドッペルパックのザビッツァーを下げてフォルスベリを投入。すると直後のプレーでスコアが動く。アンヘリーニョの左クロスをボックス中央のアダムスがシュート。これは相手DFにブロックされたが、こぼれ球に反応したフォルスベリのシュートがゴール右に突き刺さった。
結局、試合はそのまま3-0でタイムアップ。トッテナムに連勝したライプツィヒが、2戦合計スコア4-0でベスト8進出を決めた。
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