シティ・フットボール・グループがフランスにも触手…2部のナンシーを買収か

2020.03.09 22:45 Mon
Getty Images
シティ・フットボール・グループ(CFG)がフランスへの進出を検討しているようだ。フランス『レキップ』が報じた。
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CFGは、プレミアリーグのマンチェスター・シティの他、Jリーグの横浜F・マリノスの株式を20%保有。ラ・リーガのジローナの経営にも参加すると、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のニューヨーク・シティ、Aリーグのメルボルン・シティに続き、中国3部リーグの四川九牛を2019年2月に買収した。また、2019年11月にはインドのムンバイ・シティへの投資が発表され、さらにはウルグアイのモンテビデオ・シティ・トルケの経営権も保有しており、アフリカ以外の大陸でクラブ経営に参加している。
そんなCFGだが、さらにヨーロッパでの立ち位置を強化するために、リーグ・ドゥ(フランス2部)のナンシーの買収を進めているという。この買収は、すでに何カ月にも渡って精査されてきているとのこと。契約が成立した場合でも、ナンシーのジャックス・ルースロ会長は2年間その役割を継続する予定だという。

なお、CFGに関しては、UEFA(欧州サッカー連盟)から2012~2016年にかけたスポンサー収入の水増しを指摘され、マンチェスター・シティの2シーズンにわたる欧州カップ戦の出場権が剥奪。現在はCAS(スポーツ仲裁裁判所)の判決を待っている状況だ。
すでに8か国のクラブに触手を伸ばしているCFGだが、もっと大きな野望を抱いており、ヨーロッパでの影響力をより高めたい考えがあるという。

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