獲得に関心寄せるサントス会長、ロビーニョに借金していた「どう払うか話し合いたい」

2020.03.02 13:47 Mon
Getty Images
ブラジルの天才ドリブラーが、3度目の古巣復帰となる可能性があるようだ。トルコのイスタンブール・バシャクシェヒルに所属する元ブラジル代表FWロビーニョが3度目のサントス行きの可能性があるようだ。

ロビーニョは、ユース時代からサントスで育ち、2002年に同クラブでプロデビュー。ヨーロッパに渡ると、レアル・マドリー、マンチェスター・シティ、ミランといったビッグクラブで活躍した。その類稀なるドリブルスキルから「ドリブル・キング」の異名を持ち、多くのフットボールファンを魅了してきた。

シティ時代とミラン時代の2010年と2014年に、レンタル移籍でサントスへ復帰を果たしているロビーニョ。2018年1月にトルコのシヴァスポルへと完全移籍すると、2019年1月にイスタンブール・バシャクシェヒルへと加入していた。
今シーズンはスュペル・リグで8試合、ヨーロッパリーグでは3試合に出場しているロビーニョだが、最近になり古巣・サントスの会長である、ジョゼ・カルロス・ペレス氏が公に関心を認めるなど、復帰の噂が注目を集めている。

ロビーニョ本人は、ブラジル『Esporte Interativo』とのインタビューで、契約状況と、サントスへの復帰の可能性について明かした。
「会長が僕を連れ戻したがっている、移籍と給料は問題ないよ」

「サントスは興味を示している。僕の代理人にも接触してきた。でも“関心”以外は何もないよ。僕の契約は5月までで、延長のオプションを使うかどうかはバシャクシェヒル次第だね」

「何も正しくはない。ただあるのは、会長が僕を連れ戻すことに関心があるということだよ」

また、サントスのペレス会長は、以前から100万レアル(約2400万円)の借金をロビーニョにしていることが明かされているが、インタビューでロビーニョもこのことにも言及した。

「(ペレス)会長は僕にまだお金を払っていないんだ。10回、20回、30回、いや50回払いでもいいよ。給料だって下がってもいい。だけど、どうやって払っていくのか話し合いたい」

会長の興味には悪い気はしていないようだが、まずは借金を返す姿勢を見せ、信頼を得ることが大事かもしれない。

ロビーニョの関連記事

ブラジルサッカー連盟(CBF)が、元ブラジル代表選手による性犯罪に関しての声明を発表。糾弾した。 全てのワールドカップに出場しており、王国としてサッカー界を牽引しているブラジル。多くのスター選手がこれまで生まれ、伝統的にスター選手を輩出していることは誰もが知るところだ。 しかし、その栄光に泥を塗る行為が続く 2024.03.26 12:05 Tue
元ブラジル代表FWロビーニョ(40)が、ブラジルで有罪判決を受けた。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 ロビーニョはミランに在籍した2013年、ミラノ市街のナイトクラブで22歳のアルバニア人女性を集団で強姦した疑いがかけられ、イタリアでは2017年に9年間の禁固刑が言い渡された。 この判決を不服とし 2024.03.21 10:20 Thu
ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサ(26)がフラメンゴと長期契約を結ぶ見通しだ。ブラジル『グローボ』が伝えている。 ガビゴルの愛称で親しまれるガブリエウ・バルボサ。ペレ氏やロビーニョ氏、そしてブラジル代表FWネイマールを育て上げた名門クラブ・サントスでその名を知らしめ、18歳でインテルへと移籍。若くして欧州上陸 2023.07.14 16:54 Fri
イタリア政府は、強姦罪で有罪判決を受けた元ブラジル代表のロビーニョに対する9年の実刑判決を執行するよう、ブラジルに要請した。ブラジル『Uol』が伝えている。 ロビーニョは2013年1月にミラノでアルバニア人の若い女性を集団で強姦した罪により、昨年1月にイタリアの裁判所から9年間の禁固刑が言い渡された。 だが 2023.02.18 20:50 Sat
世界屈指の顧客を持ち、辣腕代理人として知られるミーノ・ライオラ氏(享年54)が逝去した。同氏の公式SNSが4月30日に家族による声明という形で訃報を伝えた。 ライオラ氏は、肺の疾患で今年1月にイタリアの病院に入院。治療を受けていた中、ここ数週間は病状が悪化。そして、28日にはイタリアメディアを中心にヨーロッパの複 2022.04.30 23:50 Sat

ロビーニョの人気記事ランキング

1

ロビーニョ、アウベス…続くブラジル代表スターの性犯罪に協会が声明「恥ずべきこと」

ブラジルサッカー連盟(CBF)が、元ブラジル代表選手による性犯罪に関しての声明を発表。糾弾した。 全てのワールドカップに出場しており、王国としてサッカー界を牽引しているブラジル。多くのスター選手がこれまで生まれ、伝統的にスター選手を輩出していることは誰もが知るところだ。 しかし、その栄光に泥を塗る行為が続くことに。元ブラジル代表FWロビーニョ、DFダニエウ・アウベスに相次いで性的暴行の疑惑が浮上。そして、この3月に両名ともに有罪判決が降っていた。 ロビーニョは2013年に、アウベスは2022年にそれぞれ別の事件で性的暴行と強姦の容疑で捜査を受け、実刑判決が下されることとなった。 両者ともにブラジル代表を支えたかつてのスター選手。その2人が起こした事件について、CBFのエドナルド・ロドリゲス会長が痛烈に批判する声明を発表。「恥ずべきこと」と糾弾した。 「ロブソン・デ・ソウザ(ロビーニョ)とダニエウ・アウベスの決定的な有罪判決により、ブラジルサッカー界で最も有害なシナリオの1つに終止符が打たれた」 「我が国の最も偉大な文化的象徴の1つであるブラジル代表チームのスター選手だった選手が関与した2つの事件は、犯人である2人の有罪判決で終わるわけには行かない」 「被害者の勇気ある態度が、この秩序の野蛮さに直面して沈黙を保たないように、ますます多くの女性を奮い立たせることが不可欠である」 「それ以上に、男らしさが蔓延する環境では、我々男性が性暴力だけでなく、あらゆる種類の暴力と戦う最前線に立つ必要がある」 「CBF、その全ての理事、およびブラジル代表チームの技術委員会は、元選手たちが犯した2つの残忍な犯罪の被害者たちとの連帯を表明する」 「ブラジルの選手がフィールドで着ている黄色いシャツは、単なるユニフォームではない。サッカーがブラジルにとって単なるスポーツではないのと同様だ。そこに表現されている国全体の感情や価値観を守るかどうかは、それを着る人次第だ」 「アスリートがスポーツを通じて達成したことが何らかの罰から身を守ってくれるだろうと信じ、この種の倒錯行為を平気で行うのは恥ずべきことである」 「ヨーロッパでは、残念なことにヴィニシウス・ジュニオールに対して見てきたように、国籍を問わず、ファンが人種を理由にブラジル人選手を平気で侮辱するのは同様に恥ずべきことだ」 「CBFはこれまで、毅然とした態度で、対処されずにスポーツ環境に入ってきた暴力と闘うために行動してきた。ファンの戦いに動機付けられた人種差別、同性愛嫌悪、暴力との戦いは、活動の全ての分野で横断的な方法で優先事項とされてきた」 2024.03.26 12:05 Tue
2

元セレソンのロビーニョが母国でも9年の実刑判決…2013年にミラノで集団強姦の疑い

元ブラジル代表FWロビーニョ(40)が、ブラジルで有罪判決を受けた。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 ロビーニョはミランに在籍した2013年、ミラノ市街のナイトクラブで22歳のアルバニア人女性を集団で強姦した疑いがかけられ、イタリアでは2017年に9年間の禁固刑が言い渡された。 この判決を不服としたロビーニョ側は控訴。しかし、2020年12月の控訴審で敗訴すると、2022年にローマの最高裁判所はロビーニョ側の上告を棄却し、判決が確定となった。 ところが、ロビーニョはブラジル憲法第5条で国民の引き渡しが禁止されているブラジルに滞在していたこともあり、今に至るまで収監はされておらず。イタリア政府は9年の実刑判決の執行を、ブラジルの法の下で許可するよう要請していた。 そんな中で21日、ブラジルの高等裁判所もロビーニョに対して9年の実刑判決を言い渡すことに。ただし、ロビーニョ側が上訴する可能性もあることから、即座の収監とはならないようだ。 ロビーニョはかつてレアル・マドリーやマンチェスター・シティ、広州恒大(現・広州FC)で活躍。トルコでのプレーを経て、2020年10月からサントスに復帰したが、事件発覚によってプレーすることはなかった。 2024.03.21 10:20 Thu
3

ユナイテッド若手MFのプレーモデルはイニエスタ?「彼はいつだって僕のアイドルだった」

マンチェスター・ユナイテッドのイングランドU-20代表MFアンヘル・ゴメスが自らのアイドルを明かした。クラブ公式サイトが伝えている。 ユナイテッドアカデミー生え抜きの若手注目株であるゴメス。2017年に16歳と268日でトップチームデビューを飾り、クラブの史上最年少デビュー選手となっている。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJSeEl6VmZvTSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 19歳になったゴメスは、まだトップチームのレギュラーとして定着はしていないものの、ユナイテッドでの明るい未来が予想されている。 ユナイテッドのクラブ公式インタビューに応えたゴメスは、自らのインスピレーションについてコメント。ゴメスが当時10歳だった2011年に、チャンピオンズリーグ(CL)決勝でユナイテッド相手に圧巻のパフォーマンスを見せた、バルセロナ(現ヴィッセル神戸)のアンドレス・イニエスタのプレーに身を奪われたと語った。 「僕のプレースタイルのモデルは、イニエスタだね。彼はいつだって僕のアイドルだった」 「子供のころ彼を見て育ったし、似たポジションでプレーしていたから、いつもモデルにしてプレーしていたんだ」 また、ゴメスはそれ以外の選手たちもインスピレーションになったと続け、元ユナイテッドの3選手を含むたくさんの選手に憧れて育ったと話した。 「子供のころ憧れていた選手に関していえば、いつでもロナウジーニョだった。ブラジル人選手はみんなそうだ、ロビーニョもね。それからクリスティアーノ・ロナウドもだ」 「フリースタイルフットボールが流行った“ジョガ・ボニート”ムーブメントを覚えているよ。まだ幼かった僕はスキルの練習ばかりしていただ。だから(クリスティアーノ・)ロナウドのような選手も憧れだったね」 「昔よくおじさんの家に遊びに行ったんだけど、よくサッカーのビデオを一緒に観ていた。彼は古き良きフットボールが好きだったから、(ディエゴ・)マラドーナや(フアン・ロマン・)リケルメのような選手のビデオを見せてくれたんだ。ティエリ・アンリも小さいとき見ていたしね」 「それから、もちろんユナイテッドの下部組織で育ったから、ナニの影響も大きかった。試合を観に行っていた8歳くらいのとき、(カルロス・)テベスやロナウドがユナイテッドにいて素晴らしいシーズンを送っていたんだ」 「これらの選手みんなが僕が子供ころの憧れの選手さ」 2020.05.27 10:40 Wed
4

世界屈指の辣腕代理人ミーノ・ライオラ氏が54歳で逝去…家族が公式声明で訃報伝える

世界屈指の顧客を持ち、辣腕代理人として知られるミーノ・ライオラ氏(享年54)が逝去した。同氏の公式SNSが4月30日に家族による声明という形で訃報を伝えた。 ライオラ氏は、肺の疾患で今年1月にイタリアの病院に入院。治療を受けていた中、ここ数週間は病状が悪化。そして、28日にはイタリアメディアを中心にヨーロッパの複数メディアが他界したと一斉に報じた。 その直後には右腕でもあるホセ・フォルテス・ロドリゲス氏、主治医であるアルベルト・ザングリロ氏が一連の報道を否定。さらに、同氏の公式SNSでも、「疑惑をかけられている人の現在の健康状態:彼らは、私を4カ月で2度殺した。腹を立てている。そして、生き返ることも可能なようだ」と、本人か家族による投稿かは不明だったが、改めて否定がされていた。 しかし、病状自体はやはり深刻なものだったようで2日後に家族の声明によって逝去が伝えられた。 「この度、ミーノが、フットボール界で最も思いやりのある、素晴らしいエージェントを亡くしました」 「ミーノは最後まで、プレーヤーたちを守るために交渉の場に立つのと同じ強さで戦ってくれました。いつも通り、ミーノは私たちを誇り高くしてくれましたが、それを自覚することはありませんでした」 「ミーノは仕事を通じて多くの人の人生に触れ、現代フットボールの歴史に新たな一章を刻みました。彼の存在は永遠に惜しまれることになると思います」 「ミーノのフットボールをプレーヤーにとってより良い場所にするという使命は、変わらぬ情熱で続いていくことでしょう」 イタリアで生まれたライオラ氏は、家族とともに移住したオランダで育ち、通訳としてサッカーに関わることに。その後、ジョルジュ・メンデス氏らと共にフットボール界で最も有名な代理人となった。 当初は、元オランダ代表FWデニス・ベルカンプをはじめとしたオランダ人の代理人を務めていた中、ミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチや、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバ、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドなど世界中の選手の代理人を務めるまでに成長。 元イタリア代表FWマリオ・バロテッリや元ブラジル代表FWロビーニョ、ベルギー代表FWロメル・ルカク、オランダ代表DFマタイス・デ・リフト、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマなど、世界有数の選手を顧客に抱えていた。 また、アメリカ『フォーブス』によれば、2020年には8500万ドル(約111億2200万円)を稼いでいるとされ、高額な報酬を選手の売買で得ていたことが度々問題視されていた。 今夏の移籍市場では、ハーランドの去就を巡って忙しい日々を過ごすとみられていたが、その前に帰らぬ人となってしまった。 <span class="paragraph-title">【画像】公式SNSで家族が訃報伝える</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr"><a href="https://t.co/xuZWBNA62N">pic.twitter.com/xuZWBNA62N</a></p>&mdash; Mino Raiola (@MinoRaiola) <a href="https://twitter.com/MinoRaiola/status/1520403579311464449?ref_src=twsrc%5Etfw">April 30, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2022.04.30 23:50 Sat
5

イタリア政府がロビーニョに対する9年の禁固刑の実行をブラジル当局に要請、集団強姦で昨年有罪判決

イタリア政府は、強姦罪で有罪判決を受けた元ブラジル代表のロビーニョに対する9年の実刑判決を執行するよう、ブラジルに要請した。ブラジル『Uol』が伝えている。 ロビーニョは2013年1月にミラノでアルバニア人の若い女性を集団で強姦した罪により、昨年1月にイタリアの裁判所から9年間の禁固刑が言い渡された。 だが、当時から現在に至るまでブラジルに滞在しているロビーニョに刑の実行は難しくなっており、また、イタリア政府は昨年9月に身柄引き渡しを要請したが、ブラジル憲法第5条で国民の引き渡しが禁止されているため、同年11月に拒否された。 しかしこの度、カルロ・ノルディオ法務大臣が、ミラノ裁判所の判決によってロブソン・デ・スーザ(ロビーニョ)に課せられた9年の実刑判決の執行をブラジルの法の下で許可するよう、ブラジルの管轄司法当局に書簡を送付したという。 これが受理されれば、元ブラジル代表の39歳は収監されることになるが、果たして結末は。 2023.02.18 20:50 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly