カイセド弾で逃げ切ったラツィオが首位ユベントスとの勝ち点差を「1」に縮める!《セリエA》

2020.02.10 04:12 Mon
Getty Images
ラツィオは9日、セリエA第23節でパルマとアウェイで対戦し、1-0で勝利した。

リーグ戦17試合負けなし中の3位ラツィオ(勝ち点50)は、ミッドウィークに行われたヴェローナ戦から先発メンバーを4人変更。ミリンコビッチ=サビッチやルリッチ、ラッツァーリらに代えてジョニーやパローロ、ルイス・フェリペらを先発で起用した。
9位パルマ(勝ち点32)に対し、インモービレとカイセドの2トップで臨んだラツィオは12分にチャンスを迎える。L・アルベルトのパスをボックス左で受けたインモービレがカットインから右足を振り抜いたが、このシュートは僅かにゴール左に逸れた。

その後は膠着状態が続いたが、41分にラツィオがスコアを動かす。ドリブルで右サイド深くまで侵攻したL・アルベルトがクロスを供給すると、ボックス内で反応したインモービレが相手DFと交錯。このボールがゴール前にこぼれると、最後はカイセドが右足で流し込んだ。

迎えた後半は、パルマに押し込まれる時間帯が続いたラツィオは、57分にマルシッチを下げてラッツァーリを、62分にカイセドを下げてコレアをピッチに送り出した。すると72分、自陣でのボール奪取からロングカウンターを仕掛けると、ラッツァーリのスルーパスをボックス右に走り込んだインモービレがダイレクトで合わせたが、これは枠の上に外れた。
結局、その後もスコアは動かず。カイセドのゴールで逃げ切ったラツィオが1-0で勝利。リーグ戦18試合無敗のラツィオは、首位ユベントスとの勝ち点差を「1」に縮めた。

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