新潟県勢初のベスト4! 決勝点演出のFW晴山岬「自分たちにしかできないと思っていた」《高校サッカー選手権》
2020.01.05 20:50 Sun
宮城県代表の仙台育英高校相手に1-0の勝利を収め、ベスト4進出を果たした帝京長岡高校。新潟県勢初のベスト4進出となり、その決勝ゴールをお膳立てしたのはFC町田ゼルビア加入内定のFW晴山岬(3年)だった。
その晴山のアシストにより、勝利を収めた帝京長岡の次なる相手は、前回王者で、3試合12ゴールと圧倒的な攻撃力を披露する青森山田だ。「勝てるチームは自分たちしかいないと思っています。自分たちが倒さなければ、どこも倒せないと思うので、チャレンジャー精神を持って、自分たちのサッカーをすれば勝てると思っています」と目をぎらつかせた。
ディフェンディングチャンピオンの中盤に君臨する浦和レッズ加入内定のMF武田英寿については「代表とかでも1番仲がいいので、複雑な気持ちはあります」と心境を吐露。それでも「彼とプレーをしているのは僕くらいなので、彼の良さとかをチームに伝えたいです。彼を潰せば、攻撃もあまり良くならないと思うので、みんなで彼の良さを消していきたいです」と、攻略法を明かした。
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試合は1分に、左サイドからのスローインを収めた晴山の折り返しを京都サンガF.C.加入内定のMF谷内田哲平(3年)が合わせる。これが決勝点となり、新潟県勢の歴史を変えた。試合後、晴山は「ベスト4は県勢初で、自分たちにしかできないことだと思っていました。ベスト8を超えることを目標にしていたので、ホッとしています」と安堵の表情を見せた。だが、「日本一になることが目標」であるため、決して満足はしない。そして、「準決勝に勝つというところに向かって良い準備をしていきたいと思います」と、11日に埼玉スタジアム2002で行われる準決勝に照準を当てた。ここまで2戦4ゴールを挙げている背番号「10」は個人技で打開することを試みたが、厳しいマークに手を焼き、前線で孤立してしまう場面も多く目立った。「今日は哲平に点を取らせたいという気持ちがあったんですけど、そのあと自分も取りたいなという気持ちがありました。でも、それが僕のスタイルなので、その強い気持ちがなければ、アシストはなかったと思います。誰がなんと言おうと、自分のスタイルは崩したくないので、良かったのかなと思います」と強気な姿勢を見せている。ディフェンディングチャンピオンの中盤に君臨する浦和レッズ加入内定のMF武田英寿については「代表とかでも1番仲がいいので、複雑な気持ちはあります」と心境を吐露。それでも「彼とプレーをしているのは僕くらいなので、彼の良さとかをチームに伝えたいです。彼を潰せば、攻撃もあまり良くならないと思うので、みんなで彼の良さを消していきたいです」と、攻略法を明かした。
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