森保監督が抱負! A代表は“2次予選突破”、東京五輪は“金メダル”《日本代表2020年スケジュール発表会見》

日本サッカー協会(JFA)は20日、2020年の年間スケジュールを発表した。

会見に出席したSAMURAI BLUEとU-22日本代表を兼任する森保一監督は、2019年の活動を振り返り、来年の抱負を語った。

◆森保一監督
「まずは日頃から我々、日本代表の活動をご支援いただいている皆様に感謝の気持ちを申し上げたいと思います。いつもお越しいただきありがとうございます」
「そして、我々の活動を応援してくださるファン・サポーターの皆様、我々の活動の環境づくりにご尽力して頂いている全ての皆様に感謝の気持ちを改めて申し上げたいと思います。いつもありがとうございます」

「我々、日本代表は2019年、アジアカップから活動を始めました。SAMURAI BLUE日本代表は、今年も皆様のおかげで様々な大会を経験させて頂き、様々な試合で貴重な経験をさせて頂きました。2019年ではSAMURAI BLUEにとって、カタールでのワールドカップに向けた戦いが始まりました」「その戦いに向けて3月、6月、9月とキリンチャレンジカップで世界の強豪を招待して頂き、我々は良い準備ができました。キリンチャレンジカップのなかで多くの選手を試すことができ、戦う戦術のオプションを試すことができ、強豪を相手に試合をさせて頂くことで、自身を持って2次予選に向かうことが出来ました」

「皆さんのおかげで2次予選を4連勝という結果を持って、突き進むことができています。もちろん、この結果に満足しているわけではありません。2020年ではまず、2次予選を確実に突破し、同時に9月から行われる最終予選に向けて、予選を戦いながら、抜かりない準備をして、最終予選に向かっていきたいと思います」

「最終予選でも一戦一戦、勝利を目指し、個の良さを生かし、チーム一丸となって戦って参りたいと思います」

「そして、2019年、U-22の活動でもたくさんの方にご支援を頂き、我々は貴重な経験を積むことができました。皆さんのご支援に感謝したいと思います」

「オリンピックに向かうU-22の活動は、これまで海外を主戦場として進めて参りました。2019年は11月、そして今度の12月28日に長崎で行われるキリンチャレンジカップで国内の強化試合をさせて頂きます。まず11月には広島でコロンビア代表と対戦させて頂きました」

「そこでは、痛い敗戦になりましたが、我々が東京オリンピックで金メダルを目指すために何が足りないのかということを学ばせて頂きました。11月で見つかった成果と課題が見つかった中、12月のジャマイカ代表戦に向かってチーム力を上げられるようにしたいと思っています」

「11月と12月のU-22日本代表のキリンチャレンジカップを広島、長崎でさせて頂くことは、我々にとって非常に意義のあるものだと思っています。U-22は平和の祭典でもある東京オリンピックに向かうチームです。広島と長崎は、世界に2つしかない原爆が投下された被爆地です。その平和の祭典に向かうチームが平和都市である広島と長崎で国内での第1戦、第2戦の強化試合をさせて頂くことは、平和を考えて頂く、そして、平和を発信する素晴らしい機会を頂いたと思っています。ありがとうございます」

「2020年は東京オリンピック本大会に向かいます。我々は金メダルを目指しています。まずは目標達成のために1月に行われるU-23アジア選手権で頂点を目指し、戦い、結果をもとに自信を持って東京オリンピックに臨めるようにしたいと思っています」

「東京オリンピック直前にはキリンチャレンジカップを戦わせて頂き、最善の準備をして目標を達成できるようにしていきたいと思っています。2020年も日本代表ファミリー、そして、日本サッカーファミリーのみなさまと共に、最善の準備をしてベストを尽くして参りたいと思います」

「支援や応援をしてくださる方々にはこれまでと同様に、応援して頂ければ幸いです。ありがとうございました」