なでしこジャパンが4大会ぶり3度目の制覇! 全勝で完全優勝《E-1選手権》
2019.12.17 21:25 Tue
なでしこジャパンは17日、EAFF E-1選手権最終節で韓国代表を0-1で破り、4大会ぶり3度目の優勝を果たした。
すると10分手前に左から上がったクロスにファーサイドで待ち構えるも、ここは相手DFのクリアに遭う。さらに15分には、ボックス手前でパスを受けた田中が振り向きざまにシュート。初の枠内シュートを放つ。
時間の経過とともに主導権を握り始めるなでしこジャパン。20分に、右サイドの流れた三浦からクロスが入ると、DFのギャップから飛び出した田中がチャンスに。GKと一対一になるものの、相手に体をぶつけられシュートを打たせてもらえなかった。
後半も積極的に攻撃に出る一方で、54分にはチェ・ユリに枠内シュートを許すなど不安定な立ち上がりを見せる。57分にもDFの南がボールを奪われピンチに。ヨ・ミンジにゴールに迫られるが、三宅がスライディングタックルでシュートブロックに入った。
攻め手が単調となってきたなでしこジャパンは69分、ここまで最多のシュート数を誇っていた田中を下げて上野を投入。後半開始時に池尻を下げて小林を入れていたため、これで交代は2人目となった。
直後に上野が巧みなドリブルシュートを見せたが、バイタルエリアでの自由を許してもらえず、思うようにシュート数は伸びない。
しかし迎えた86分、待望の瞬間が訪れる。右から仕掛けた日本はボックス手前の中島からボックス中央の籾木にパスが渡る。そこから左足で狙ったシュートがシム・ソヒョンの手に当たりPKを獲得。これを籾木自ら決めて、優勝に大きく近づく1点を得た。
最後に殊勲の籾木を下げて清家を投入したなでしこジャパンが試合を制し、4大会ぶり3度目の優勝を果たした。
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初戦のチャイニーズ・タイペイ戦、第2戦の中国戦ともに快勝を収めたなでしこジャパンは、2010年以来の優勝へあと一歩のところまで迫っている。しかし、運命の一戦を前に主力の長谷川唯と岩渕真奈がケガで離脱。やや不安を抱える中、韓国との試合に向けたスタメンは中国戦から4人変更。清水、松原、そして長谷川と岩渕の4人変更。三宅、中島、遠藤、田中が起用された。引き分け以上で優勝を決められるなでしこジャパン。だが、監督の言う通り攻めの姿勢で敵地に乗り込んだ。高い位置からのプレッシャーを怠らず、攻撃ではサイドアタッカーが果敢に縦への突破を仕掛ける。時間の経過とともに主導権を握り始めるなでしこジャパン。20分に、右サイドの流れた三浦からクロスが入ると、DFのギャップから飛び出した田中がチャンスに。GKと一対一になるものの、相手に体をぶつけられシュートを打たせてもらえなかった。
ポゼッションでは勝るものの、なかなかフィニッシュまで持ち込めない時間が続く。その間、韓国にもボックスの侵入を許した中で、40分になでしこジャパンは3本目のシュートを田中が放つ。42分には右から繋いだボールがボックス左に流れると、キャプテンの中島がフリーに。前半最大のチャンスだったが、中島のシュートは大きく枠を越えた。
後半も積極的に攻撃に出る一方で、54分にはチェ・ユリに枠内シュートを許すなど不安定な立ち上がりを見せる。57分にもDFの南がボールを奪われピンチに。ヨ・ミンジにゴールに迫られるが、三宅がスライディングタックルでシュートブロックに入った。
攻め手が単調となってきたなでしこジャパンは69分、ここまで最多のシュート数を誇っていた田中を下げて上野を投入。後半開始時に池尻を下げて小林を入れていたため、これで交代は2人目となった。
直後に上野が巧みなドリブルシュートを見せたが、バイタルエリアでの自由を許してもらえず、思うようにシュート数は伸びない。
しかし迎えた86分、待望の瞬間が訪れる。右から仕掛けた日本はボックス手前の中島からボックス中央の籾木にパスが渡る。そこから左足で狙ったシュートがシム・ソヒョンの手に当たりPKを獲得。これを籾木自ら決めて、優勝に大きく近づく1点を得た。
最後に殊勲の籾木を下げて清家を投入したなでしこジャパンが試合を制し、4大会ぶり3度目の優勝を果たした。
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