【J1クラブ通信簿】立て直すも間に合わずJ2降格…フベロ続投は再建への希望《ジュビロ磐田》

2019.12.16 21:00 Mon
©︎J.LEAGUE
優勝争いから残留争いまで手に汗を握る接戦、熱戦が続いた2019シーズンの明治安田生命J1リーグ。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブの通信簿(チームMVP、補強成功度、総合評価)をお届けする。第1弾は18位のジュビロ磐田を総括!

◆MVP
MF松本昌也(24)
明治安田生命J1リーグ34試合出場(先発32試合)/2得点
(C)J.LEAGUE PHOTOS
屈辱の最下位でクラブ2度目のJ2降格が決定した磐田。そんな苦しいシーズンの中で、MF松本昌也の奮闘が光った。2017年に磐田に加入した松本は2年間、ケガに悩まされてフル稼働できず。それが今シーズンになり、名波浩監督、鈴木秀人監督、小林稔暫定監督、そしてフェルナンド・フベロ監督と指揮官4人が絡んだ異例のシーズンにチームで唯一、リーグ戦全試合に出場した。

これまではユーティリティプレーヤーとして評価されていたが、器用貧乏な印象も。今シーズンも迷走していたチームの煽りを受け、左右のサイドバックにウイングバック、ボランチや2シャドーの一角など複数ポジションでプレーした。それ故、上積みには苦労したが、走力やクロスを生かした積極的なプレーで攻守にハードワークし続けた。
さらに、迎えたフェルナンド・フベロ体制では覚醒の兆しも。序盤こそ新戦術を理解しきれていない姿がみられたが、固定された右サイドハーフで日を追うごとに力を発揮した。同監督就任後、数字上こそ11試合1ゴール2アシストではあるものの、サイドを変えながら攻撃を仕掛ける戦術の中で怖さも感じさせる存在にもなっていた。来シーズンの去就については不透明。ただ、残留することになれば、再建を目指すフベロ体制のカギとなる存在であることを証明した。

◆補強成功度 【E】
(C)J.LEAGUE PHOTOS
補強がチームに大きな変化をもたらすことはなかった。そもそも開幕前の補強はとても乏しく、昨シーズン、J1参入プレーオフに回ったことで補強に出遅れたことを踏まえても、復活を目指すチームとは思えない動きの少なさだった。
FWロドリゲスが15試合5ゴールと唯一、奮闘するも、夏にディナモ・キエフへ完全移籍。MF森谷賢太郎、FW中山仁斗はわずかな可能性こそ感じさせるも一過性に過ぎず、期限付き移籍から復帰したDF石田崚真はほとんどリーグ戦に絡むことなく、夏に再レンタルで退団した。

そんな中、J2降格の悪夢がよぎり、夏にようやくDFファビオ、DF秋山陽介、MF今野泰幸、MFエベシリオ、FWルキアンといった外国人選手を含め、実力者を獲得。だが、監督交代が相まって、レギュラーに定着したのはルキアンのみだった。フェルナンド・フベロ監督が就任した時には移籍市場もすでに閉幕。監督交代を含め、後手後手だったフロントの決断が足を引っ張り、立て直しへの後押しはできなかった。

◆総合評価 【D】
(C)CWS Brains, LTD.
昨シーズンはあわや降格の危機に瀕し、迎えた今シーズンはその挽回を図った。が、その見通しは開幕前から甘かった。昨シーズン終盤にもお手上げ状態に見えた名波監督の続投、MFアダイウトンやMFムサエフ、MF中村俊輔ら同シーズンの長期離脱者の通年稼働を見据えた乏しい補強。案の定、序盤から躓いた。

前半戦では中村に加え、FW川又堅碁やDF大井健太郎が負傷し、ムサエフも稼働できず、昨シーズン同様に選手層の薄さを再び露呈するなど、開幕5試合勝利なし。昨シーズンのリーグ戦で2番目に少なかった得点数も改善されないまま、名波監督が退任した第17節終了時点で3勝5分け9敗の最下位に低迷した。

指揮官を見切ることもできず、後任も鈴木監督の内部昇格だった。だが、大きな変化はないまま、リーグ戦わずか5試合(1勝4敗)で退任。夏の補強も功を奏さなかった。ピッチ上の選手、指揮官にも責任があるのはもちろんだが、フロントの軽率な判断、決断の遅さが迷走を招いたと言っても仕方がない。

そんなボロボロの状況の中、今シーズン、ようやく前を向き始めたのは、小林稔暫定監督を挟んでフェルナンド・フベロ監督が就任してから。直後の3試合こそ全敗だった。それでも攻守へのハードワークをベースに、狙いを持ったビルドアップからのサイド攻撃が浸透し始め、徐々に勝ち点を獲得。第32節の北海道コンサドーレ札幌戦(2-1○)、第33節の名古屋グランパス戦(2-1○)では今シーズン初の連勝を記録した。しかし、他会場の結果によりJ2降格が決定。立ち直りの兆しを見せたが、間に合わなかった。

クラブは3日、フェルナンド・フベロ監督の続投を発表。わずかリーグ戦11試合で瀕死だったチームを立て直した手腕に期待は高まる。ただ、同監督の続投はあくまで一つのポジティブな要素に過ぎない。年々、混戦を極め、魔境とも呼ばれるJ2リーグ。1年でのJ1復帰は容易な道ではない。同監督の方針に則った主力選手の慰留、新戦力の獲得など、フロントがどれだけサポートできるかが重要だ。

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「申し訳ない」ゴールパフォーマンスを謝罪、それでも磐田の18歳FW後藤啓介がサポーターへ警鐘を鳴らす「人としておかしい」「サッカーファミリーである以上、やってはいけない」

ジュビロ磐田の若武者は、黙って見過ごすことはできなかったようだ。 11日、明治安田生命J2リーグ第20節で磐田はアウェイでベガルタ仙台と対戦した。 勝ち点30で並ぶ両チーム。J1昇格に向け、上位に居続けるためには互いに勝たなければいけない試合だった。 その試合は、開始2分に鈴木雄斗のゴールで磐田が先制すると、8分には上原力也が追加点。しかし、14分に仙台は郷家友太のゴールで1点を返す。 1点リードで磐田が後半を迎えると、後藤啓介は62分に途中出場。すると76分、カウンターから後藤啓介がボールを運び出すと、右サイドを上がった鈴木にパス。グラウンダーのクロスをボックス内でダイレクトシュート。これがディフレクトした中で、ゴールに入った。 リードを広げる追加点を奪った後藤は、スタンドに向かって両耳に手を当てるゴールパフォーマンス。仙台サポーターに向けてのアピールとなり、ブーイングが送られた。なお、試合は2-3で磐田が勝利を収めている。 試合後、『DAZN』のフラッシュインタビューに応じた後藤は、自身のゴールを喜ぶとともに、ゴールパフォーマンスの意図について説明。サポーターの行動に苛立ちがあった中でのものとし、謝罪をした。 「ゴールパフォーマンスについては申し訳ないんですが、前半ベンチから試合を見ていて、ビルドアップをしているだけでブーイングだったり、関係ない選手にブーイングするというのは、サッカーファミリーである以上、やってはいけないと思います」 「自分はそれにイライラしていて、結果で見返したいと思っていました」 「関係ない選手にブーイングするのは、人としておかしいと思うので、自分はああいう形でしか示せなかったので、仙台のサポーターや見ていた人には申し訳ないと思います」 自らの行動は良くなかったと顧みながらも、不要なブーイングが続いたことで、黙らせたかったと主張した。 <span class="paragraph-title">【動画】今季5点目、18歳FW後藤啓介が主張を示したパフォーマンス</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="psPz3wRf1Ws";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay_shorts.js"></script> 2023.06.11 18:05 Sun
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乱闘騒動がSNSで舌戦に発展…磐田DF松原后の投稿に町田GKポープ・ウィリアムが怒り「グランド外まで持ち込むなら我慢できない」とリスペクト欠く試合中の発言にも言及

乱闘が起きた明治安田生命J2リーグ第9節、ジュビロ磐田vsFC町田ゼルビアの両チームの選手がSNSで舌戦を起こしている。 12日に行われた8位の磐田と首位町田の一戦は、1-1で試合終盤を迎えると、79分に磐田がカウンター。後藤啓介が抜け出してGKまでかわすとそのままシュート。これは翁長聖がクリアしていた。 ここまでは問題がなかったが、ラインを割ったボールを磐田の山田大記がすぐに拾い上げようとしたが、ブロックに入り近くに倒れていた町田の藤原優大が取らせないように邪魔。すると、山田がこれに怒り藤原を押し、激昂した藤原がボールを拾いに行った山田を押し倒し転がる事態に。この一連の流れに磐田の選手が激昂し、ベンチメンバーやスタッフを含めて報復行為の藤原に詰め寄り、両軍が入り乱れての乱闘劇となった。 この行為で藤原は一発退場となり、磐田のドゥドゥと鈴木雄斗にはイエローカードが提示。藤原は、Jリーグから1試合の出場停止が発表されていた。 そうした中、試合後に磐田の松原后が自身のツイッターを更新。「昨日のようなチームに勝ちきれなかった自分達の力不足。自分の質を上げていきます」投稿した。 すると、これに怒ったのが町田のGKポープ・ウィリアムだ。自身のインスタグラムのストーリーズを更新すると、松原の投稿を引用する形で爆笑の絵文字を並べつつ、「噂通りだったけど、試合中クズ発言連発してたヤツがグランド外まで持ち込むなら我慢できないなー。試合中ずっとうちの選手にヘタクソ共、高校サッカーやっとけとかリスペクトにかけるクソみたいな発言してたのにな」と松原に対して怒りを露わにしている。 近年ではなかなかないレベルの乱闘騒動だったが、試合後も場外乱闘が続いている。 <span class="paragraph-title">【動画】乱闘に発展した問題のシーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="9QQDMqpXjMI";var video_start = 382;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.04.14 12:05 Fri
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「すごいです!」「似てるなぁ〜」父は元日本代表GK、兄はJ1でプレーする鈴木愛理さんが磐田に入社…兄が「完全にサッカー一家です」と紹介

父親は元日本代表GK、兄はJ1でプレーする中央大学の鈴木愛理さんが、4月からジュビロ磐田に入社する。 その兄とは、今シーズンから湘南ベルマーレでプレーするMF鈴木雄斗。「サッカー一家」で育った妹の去就に触れて話題を呼んでいる。 神奈川県出身の鈴木は、サッカー指導者で元日本代表GKの鈴木康仁氏を父に持ち、その影響もあり大分トリニータ、柏レイソル、横浜F・マリノスの下部組織でプレー。2012年に横浜FMユースから水戸ホーリーホックに加入した。 Jリーガーとしての道を歩み、モンテディオ山形、川崎フロンターレ、ガンバ大阪、松本山雅FC、ジュビロ磐田と多くのクラブを渡り歩くと、今シーズンから湘南に完全移籍で加入。ここまで、明治安田J1リーグで4試合に出場している。 その鈴木は自身のX(旧ツイッター/@JhoRvw)を26日に更新。中央大学広報室のツイートを引用し、妹の去就について言及。自身が昨シーズンまでプレーした磐田に入社することを伝えた。 「妹が4月からジュビロ磐田に入社します。父の影響で兄と僕はサッカーを始め、遊び場は兄の試合会場だった妹。完全にサッカー一家です」 「妹はジュビロの魅力をサッカーの魅力を多くの人に伝えてくれると思います。ジュビロ磐田に関わる全ての皆様よろしくお願いします」 同じ舞台で戦うライバルチームに加わる妹を想っての投稿は大きな反響を呼び、「すごいです!」、「これは楽しみです」、「素晴らしいこと」、「磐田を選んでくれてありがとう」とコメント。中には「似てるなぁ〜」、「応援させてもらいます」、「美人さんですね」とコメントも集まっている。 <span class="paragraph-title">【写真】中央大学サッカー部マネージャーで4月から磐田に入社する鈴木雄斗の妹・愛理さん</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">妹が4月からジュビロ磐田に入社します。<br>父の影響で兄と僕はサッカーを始め、遊び場は兄の試合会場だった妹。<br>完全にサッカー一家です。<br><br>妹はジュビロの魅力をサッカーの魅力を多くの人に伝えてくれると思います。<br><br>ジュビロ磐田に関わる全ての皆様よろしくお願いします。 <a href="https://t.co/k04WEFt3Vx">https://t.co/k04WEFt3Vx</a></p>&mdash; 鈴木 雄斗 (@JhoRvw) <a href="https://twitter.com/JhoRvw/status/1772524933064929354?ref_src=twsrc%5Etfw">March 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.27 21:40 Wed
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21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン

IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu

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