3発快勝のベンフィカが逆転でEL決勝T進出! 首位ライプツィヒとドローのリヨンは2位で決勝Tへ《CL》
2019.12.11 07:21 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)グループG最終節が10日に行われた。
2勝1分け2敗で2位のゼニト(勝ち点7)が、ヨーロッパリーグ(EL)出場を目指すベンフィカのホームに乗り込んだ一戦は、3-0でベンフィカが勝利した。
序盤からやや押し気味に試合を進めるベンフィカは、16分にペナルティアーク手前でボールを受けたピッツィがミドルシュートでゴールに迫ったが、これは枠の右上に外れた。
対するゼニトは36分、右サイドのジューバがグラウンダーのダイアゴナルパスを供給すると、ペナルティアーク手前でこれを受けたアズムンがコントロールシュートを狙ったが、これもわずかにゴール右に逸れた。
停滞感が漂った前半とは打って変わって、後半は開始早々にいきなりゴールが生まれる。47分、ガブリエウの左クロスをボックス手前で拾ったヴィニシウスがボックス右に展開するとピッツィの折り返すを最後はセルヴィがゴールに流し込んだ。
数的優位となったベンフィカは、このPKをピッツィが落ち着いてゴール左隅に決め、追加点を奪取。さらに79分にも、グリマルドの左CKがらアズムンのオウンゴールを誘い試合を決定づける3点目を奪った。
その後も危なげない試合運びを見せたベンフィカが、3-0でグループステージ最終戦を勝利で飾った。
もう一方のリヨンvsライプツィヒは、2-2の引き分けに終わったした。試合が動いたのは6分、スルーパスにボックス右まで抜け出したY・ポウルセンが飛び出したGKに倒されると、VARの末にPK獲得。このPKをフォルスベリがゴール左下に決め、ライプツィヒが先制した。
先手を取ったライプツィヒは、33分にもエンクンクがボックス内でトゥザールに倒されPKを獲得。これをウェルナーがゴール中央に決め、追加点を奪った。
迎えた後半、2点を追うリヨンは立ち上がりから圧力をかけると50分、中盤でボールを奪取したトゥザールのパスをボックス左付近で受けたアワールがそのままボックス内まで持ち込みコントロールシュート。孤を描いたボールはゴール右に吸い込まれた。
その後は膠着状態が続いたが、リヨンは82分にアワールの左クロスをM・デンベレが競り合うと、こぼれ球をゴールエリア右で拾ったデパイがゴールに流し込み、同点に追いついた。
結局、試合はそのまま2-2の引き分けでタイムアップ。後半の2ゴールで追いついたリヨンが貴重な勝ち点1を獲得した。
この結果、グループGはライプツィヒ(勝ち点11)が首位、リヨン(勝ち点8)が2位で決勝トーナメントに進出。ベンフィカとゼニトは勝ち点7で並んだが、当該チーム同士の対戦成績により、ベンフィカが3位でEL決勝トーナメントへ進出を決めた。
2勝1分け2敗で2位のゼニト(勝ち点7)が、ヨーロッパリーグ(EL)出場を目指すベンフィカのホームに乗り込んだ一戦は、3-0でベンフィカが勝利した。
序盤からやや押し気味に試合を進めるベンフィカは、16分にペナルティアーク手前でボールを受けたピッツィがミドルシュートでゴールに迫ったが、これは枠の右上に外れた。
停滞感が漂った前半とは打って変わって、後半は開始早々にいきなりゴールが生まれる。47分、ガブリエウの左クロスをボックス手前で拾ったヴィニシウスがボックス右に展開するとピッツィの折り返すを最後はセルヴィがゴールに流し込んだ。
先制したベンフィカは56分、左サイドを抜け出したグリマルドのクロスがボックス内でクリアしようとしたドウグラスのハンドを誘発しPKを獲得。さらに2枚目のイエローカードを受けたドウグラスは退場処分となった。
数的優位となったベンフィカは、このPKをピッツィが落ち着いてゴール左隅に決め、追加点を奪取。さらに79分にも、グリマルドの左CKがらアズムンのオウンゴールを誘い試合を決定づける3点目を奪った。
その後も危なげない試合運びを見せたベンフィカが、3-0でグループステージ最終戦を勝利で飾った。
もう一方のリヨンvsライプツィヒは、2-2の引き分けに終わったした。試合が動いたのは6分、スルーパスにボックス右まで抜け出したY・ポウルセンが飛び出したGKに倒されると、VARの末にPK獲得。このPKをフォルスベリがゴール左下に決め、ライプツィヒが先制した。
先手を取ったライプツィヒは、33分にもエンクンクがボックス内でトゥザールに倒されPKを獲得。これをウェルナーがゴール中央に決め、追加点を奪った。
迎えた後半、2点を追うリヨンは立ち上がりから圧力をかけると50分、中盤でボールを奪取したトゥザールのパスをボックス左付近で受けたアワールがそのままボックス内まで持ち込みコントロールシュート。孤を描いたボールはゴール右に吸い込まれた。
その後は膠着状態が続いたが、リヨンは82分にアワールの左クロスをM・デンベレが競り合うと、こぼれ球をゴールエリア右で拾ったデパイがゴールに流し込み、同点に追いついた。
結局、試合はそのまま2-2の引き分けでタイムアップ。後半の2ゴールで追いついたリヨンが貴重な勝ち点1を獲得した。
この結果、グループGはライプツィヒ(勝ち点11)が首位、リヨン(勝ち点8)が2位で決勝トーナメントに進出。ベンフィカとゼニトは勝ち点7で並んだが、当該チーム同士の対戦成績により、ベンフィカが3位でEL決勝トーナメントへ進出を決めた。
ベンフィカの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
ベンフィカの人気記事ランキング
1
1年間で71試合フル出場!? 世界No.1の鉄人センターバックとは…36歳の現役アルゼンチン代表も上位ランクイン
スイスのスポーツ国際センター・サッカー観測所(CIES)が22日、「過去365日間で最も長くピッチに立った世界のセンターバック上位5選手」を発表した。ブラジル『グローボ』が伝えている。 サッカー関連のあらゆる統計をとるCIES。彼らによると、2023年4月23日〜2024年4月22日までの365日間、世界で最も長く公式戦のピッチに立ったセンターバック(CB)は、コスタリカ1部のデポルティーボ・サプリサに所属するパナマ代表DFフィデル・エスコバル(29)だという。 エスコバルはパナマ代表通算80キャップのCBで、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)は全3試合フルタイム出場。コスタリカ1部の名門サプリサには2022年7月から所属する。 彼は23年4月23日以降、パナマ代表で15試合、サプリサで56試合、計71試合の公式戦に出場し、累計プレータイムは「6452分間」。基本フル出場で途中交代・投入がほぼない男は、90分換算でもほぼ71試合出場の計算となる鉄人であり、1年間ほぼ5日に1回、休みなく90分間をこなしているのに等しい。 また、2位〜4位はいずれもブラジル1部・2部でプレーする選手。ブラジルは毎年春の全国リーグ(カンピオナート・ブラジレイロ)開幕に先立ち、それぞれのクラブが地元で州選手権15〜20試合を戦うため、必然的に年間スケジュールがパンパン。それでも2位のジル(サントス)は「5677分間」と、1位エスコバルに”8試合ぶん”及ばない。 そんななか、特筆すべき人物が5位にランクイン。上位5人で唯一の欧州組、36歳の現役アルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディだ。 オタメンディは所属するポルトガル1部・ベンフィカで主将を担うなか、今季公式戦47試合出場。その全てが先発出場であり、47試合中45試合はフル出場。欠場は全て累積警告と、ケガによるお休みが一切ないのも特徴的な鉄人だ。 ◆過去365日間の鉄人CBたち(CIES発表) ▽1位 フィデル・エスコバル(29) 所属:デポルティーボ・サプリサ 累計プレータイム:6452分間 →90分換算:365日間で(約)71試合フル出場 ▽2位 ジル(36) 所属:コリンチャンス→サントス 累計プレータイム:5677分間 →90分換算:365日間で(約)63試合フル出場 ▽3位 ファブリシオ・ブルーノ(28) 所属:フラメンゴ 累計プレータイム:5622分間 →90分換算:365日間で(約)62試合フル出場 ▽4位 グスタボ・ゴメス(30) 所属:パウメイラス 累計プレータイム:5452分間 →90分換算:365日間で(約)60試合フル出場 ▽5位 ニコラス・オタメンディ(36) 所属:ベンフィカ 累計プレータイム:5266分間 →90分換算:365日間で(約)58試合フル出場 2024.04.23 16:20 Tue2
欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…やはり際立つポルトガル勢
欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…。 15日、スイスのスポーツ研究国際センター(CIES)サッカー観測所が、欧州5大リーグ以外でプレーする選手の中から、市場価値が最も高い10選手を発表した。 10人中6人を占めたのがプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)勢。またトップ3はいずれもポルトガル代表選手。若手の登竜門として名高いベンフィカ、スポルティングCP、ポルトは、市場価値が高い選手を生み出し続けているようだ。 一方で、欧州外から唯一ランクインしたのは、今夏のレアル・マドリー移籍が決定しているパウメイラスのブラジル代表FWエンドリッキ(17)。ポスト・ネイマールは4位に食い込んでいる。 1位 DFアントニオ・シウバ(20) 所属:ベンフィカ 市場価値:1億1400万ユーロ(約187億円) 代表チーム:ポルトガル代表 2位 MFジョアン・ネヴェス(19) 所属:ベンフィカ 市場価値:9500万ユーロ(約156億円) 代表チーム:ポルトガル代表 3位 DFゴンサロ・イナシオ(22) 所属:スポルティングCP 市場価値:8700万ユーロ(約143億円) 代表チーム:ポルトガル代表 4位 FWエンドリッキ(17) 所属:パウメイラス 市場価値:8000万ユーロ(約131億円) 代表チーム:ブラジル代表 5位 DFウスマーヌ・ディオマンデ(20) 所属:スポルティングCP 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:コートジボワール代表 6位 ヨレル・ハト(18) 所属:アヤックス 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 7位 アナトリー・トルビン 所属:ベンフィカ 市場価値:7200万ユーロ(約118億円) 代表チーム:ウクライナ代表 8位 GKジオゴ・コスタ(24) 所属:ポルト 市場価値:7100万ユーロ(約116億円) 代表チーム:ポルトガル代表 9位 FWブライアン・ブロビー(22) 所属:アヤックス 市場価値:6900万ユーロ(約113億円) 代表チーム:オランダ代表 10位 MFケネス・テイラー(21) 所属:アヤックス 市場価値:6600万ユーロ(約108億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 2024.03.22 14:35 Fri3
レナト・サンチェスが今季4度目の離脱で残りのリーグ戦を欠場か
ベンフィカの元ポルトガル代表MFレナト・サンチェスに今シーズン絶望の可能性が浮上している。 18歳で出場したユーロ2016にて一躍脚光を浴び、大会後にベンフィカから名門バイエルンへの移籍を勝ち取ったレナト・サンチェス。 しかし、ポルトガル代表の欧州制覇に大きく貢献して早8年、バイエルンでは戦力になれず、リールでの復活を経て加入したパリ・サンジェルマン(PSG)ではわずか1年で構想外となり、ローマへレンタル移籍するも度重なる離脱で公式戦12試合の出場に留まった。 かつての神童は本来のパフォーマンスを取り戻すため、昨夏に古巣ベンフィカへレンタル移籍。しかし、9季ぶりの復帰となった今シーズンも筋肉の負傷で既に3度離脱しており、ここまでわずか公式戦17試合の出場にとどまっていた。 そんなレナト・サンチェスは、3日に行われたプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)第27節のファレンセ戦に先発出場。しかし、前半で左足を負傷すると、ハーフタイムにMFレアンドロ・バレイロと交代していた。 その後、クラブは左足大腿部の筋肉損傷とレナト・サンチェスの診断結果を発表。全治については明かされていないが、ポルトガル『Maisfutebol』によれば、約2カ月の離脱となり、今季中の復帰は絶望的と報じている。 2025.04.04 11:30 Fri4
ベンフィカがトルコ代表ウインガーのアクトゥルコールを完全移籍で獲得、2029年まで契約
ベンフィカは2日、ガラタサライのトルコ代表FWケレム・アクトゥルコール(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年夏までの5シーズンでとなる。 アクトゥルコールは、イスタンブール・バシャクシェヒルの下部組織育ち。ボドルムスポルへのレンタル移籍を経て、カラジャベイ、24エルジンジャンスポルを経て、2020年9月にガラタサライに加入した。 下部リーグでの経験が長かったアクトゥルコールだが、ガラタサライでは公式戦179試合に出場し46ゴール42アシストを記録。スュペル・リグでも138試合で39ゴール33アシストを記録し、2度のリーグ優勝を達成。大きな結果を残していた。 左ウイングを主戦場とし、トルコ代表でも34試合で6ゴールを記録し、ユーロ2024にも出場し1ゴールを記録。ベスト4入りに貢献していた。 2024.09.03 12:30 Tue5