マラドーナ、2カ月半でヒムナシア・ラ・プラタの監督を辞任

2019.11.20 04:00 Wed
Getty Images
ヒムナシア・ラ・プラタを率いるアルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナ監督(59)が19日、辞任したようだ。同クラブの会長を務めるガブリエル・ペジェグリーノ氏が明かしている。マラドーナ氏は9月5日に今シーズン終了までの契約でヒムナシア・ラ・プラタの監督に就任。アルゼンチン1部リーグ5試合を消化して1分け4敗の最下位に位置していたチームを引き継ぎ、8試合を戦って3勝5敗の成績を残していたが、24チーム中22位と低迷を抜け出せずにいた。

現役時代に数々の伝説を残してきたマラドーナ氏は現役引退後、ラシン・クラブらアルゼンチン国内の複数クラブに加え、アルゼンチン代表やUAEのアル・ワスルを指揮。2018年9月からはメキシコ2部リーグに属するドラドス・シナロアの指揮官を務め、昨シーズンは惜しくも1部昇格こそ逃したが、リーグ戦2位で進んだ決勝プレーオフで決勝進出に導いていた。
シーズン終了後、ヒザと肩の手術が必要な状態にあることから、健康上の理由によりドラドス・シナロアの監督を辞任していた。

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