熊谷代表初ゴール&菅澤弾! なでしこ、南アフリカに快勝《MS&ADカップ2019》
2019.11.10 14:45 Sun
なでしこジャパン(日本女子代表)は10日、MS&ADカップ2019で南アフリカ女子代表と北九州スタジアムで対戦し、2-0で勝利した。
今年行われたFIFA女子ワールドカップ(W杯)をベスト16で終え、10月6日に行われたカナダ女子代表との国際親善試合を1-0で勝利したなでしこ。自国開催となる2020年の東京オリンピック(五輪)に向けて好スタートを切った。
高倉麻子監督は、女子W杯でグループステージ敗退となったFIFAランク55位の南アフリカ戦に向けて、GK山下、最終ラインに右から清水、熊谷、土光、遠藤、ダブルボランチに宮川と三浦、右に中島、左に長谷川を配置。2トップには菅澤と岩渕を並べた。
6日に発表された新ユニフォームの初披露の場にもなった一戦。試合はなでしこがボールを保持しながらも、高い身体能力を持つ南アフリカのカウンターに幾度か苦しめられる。
しかし、時間の経過と共に、徐々に対応し始めてチャンスを創り出す。12分、ボックス左外でボールを受けた遠藤がゴール前にグラウンダーのクロスを供給。走り込んだ菅澤が左足で合わせようとするが、空振りしてしまう。
先手を奪ったなでしこは、その2分後、右CKのキッカーを務めた中島のライナー性のボールがファーサイドの岩渕に当たり、再びこぼれ球に熊谷が詰める。しかし、今度は相手DFに阻まれてしまう。
試合を優位に進めるなでしこは32分、左サイドの長谷川が岩渕とのワンツーでボックス左に侵攻し、相手をひきつけてマイナス方向へパス。最後は岩渕がシュートを放つも、ボールはゴールの上を通過した。
すると41分、長谷川が敵陣中央左で相手からボールを奪取。そこから岩渕を経由してボックス中央浅い位置の菅澤へと渡り、相手DFの中途半端な寄せを見逃さなかった菅澤は右足を振り抜いてループ気味のシュートをゴール右に蹴り入れた。
2-0で試合を折り返すと、後半開始早々にピンチ。47分、南アフリカのクレツィナー・クガトラナに自陣ボックス右への侵攻を許し、シュートを打たれる。しかし、これが左ポストに直撃し、難を逃れた。
対するなでしこは51分、敵陣中央右での三浦のインターセプトから右サイドを攻略するもシュートまで持ち込めず。だが、クリアボールを拾った三浦がボックス右手前からミドルシュートを放ち、ゴール左を捉える。しかし、GKアンディレ・ドラミニの好守に防がれてしまう。
後半立ち上がりこそヒヤリとする場面を迎えたものの、再び攻勢に転じるなでしこ。70分、ボックス右でパスを受けた途中出場の籾木がループシュートを放つ。が、これはクロスバーに嫌われる。さらに直後には長谷川のスルーパスに籾木が抜け出してボックス内でシュートを放つも、これはゴール左外に外れた。
その後もペースを握り続けるなでしこは75分の右CKの場面。キッカーの籾木がショートコーナーを選択し、長谷川からのリターンを受けてファーサイドへクロスを送る。これを岩渕がヘディングで合わせるも、シュートはわずかにゴール左外に外れた。
終盤はやや勢いが落ちたなでしこ。後半、追加点こそ奪えなかったが、南アフリカに2-0で勝利した。
なでしこジャパン 2-0 南アフリカ女子代表
【日本】
熊谷紗希(前20)
菅澤優衣香(前41)
今年行われたFIFA女子ワールドカップ(W杯)をベスト16で終え、10月6日に行われたカナダ女子代表との国際親善試合を1-0で勝利したなでしこ。自国開催となる2020年の東京オリンピック(五輪)に向けて好スタートを切った。
高倉麻子監督は、女子W杯でグループステージ敗退となったFIFAランク55位の南アフリカ戦に向けて、GK山下、最終ラインに右から清水、熊谷、土光、遠藤、ダブルボランチに宮川と三浦、右に中島、左に長谷川を配置。2トップには菅澤と岩渕を並べた。
しかし、時間の経過と共に、徐々に対応し始めてチャンスを創り出す。12分、ボックス左外でボールを受けた遠藤がゴール前にグラウンダーのクロスを供給。走り込んだ菅澤が左足で合わせようとするが、空振りしてしまう。
それでも20分、セットプレーから先制。中島の左CKにファーサイドで土光が合わせる。これはリボハン・ラマリープにブロックされるも、こぼれ球を熊谷が頭で押し込んだ。熊谷は代表110試合目にして初ゴールを記録した。
先手を奪ったなでしこは、その2分後、右CKのキッカーを務めた中島のライナー性のボールがファーサイドの岩渕に当たり、再びこぼれ球に熊谷が詰める。しかし、今度は相手DFに阻まれてしまう。
試合を優位に進めるなでしこは32分、左サイドの長谷川が岩渕とのワンツーでボックス左に侵攻し、相手をひきつけてマイナス方向へパス。最後は岩渕がシュートを放つも、ボールはゴールの上を通過した。
すると41分、長谷川が敵陣中央左で相手からボールを奪取。そこから岩渕を経由してボックス中央浅い位置の菅澤へと渡り、相手DFの中途半端な寄せを見逃さなかった菅澤は右足を振り抜いてループ気味のシュートをゴール右に蹴り入れた。
2-0で試合を折り返すと、後半開始早々にピンチ。47分、南アフリカのクレツィナー・クガトラナに自陣ボックス右への侵攻を許し、シュートを打たれる。しかし、これが左ポストに直撃し、難を逃れた。
対するなでしこは51分、敵陣中央右での三浦のインターセプトから右サイドを攻略するもシュートまで持ち込めず。だが、クリアボールを拾った三浦がボックス右手前からミドルシュートを放ち、ゴール左を捉える。しかし、GKアンディレ・ドラミニの好守に防がれてしまう。
後半立ち上がりこそヒヤリとする場面を迎えたものの、再び攻勢に転じるなでしこ。70分、ボックス右でパスを受けた途中出場の籾木がループシュートを放つ。が、これはクロスバーに嫌われる。さらに直後には長谷川のスルーパスに籾木が抜け出してボックス内でシュートを放つも、これはゴール左外に外れた。
その後もペースを握り続けるなでしこは75分の右CKの場面。キッカーの籾木がショートコーナーを選択し、長谷川からのリターンを受けてファーサイドへクロスを送る。これを岩渕がヘディングで合わせるも、シュートはわずかにゴール左外に外れた。
終盤はやや勢いが落ちたなでしこ。後半、追加点こそ奪えなかったが、南アフリカに2-0で勝利した。
なでしこジャパン 2-0 南アフリカ女子代表
【日本】
熊谷紗希(前20)
菅澤優衣香(前41)
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