PSVの17歳逸材MFがオランダ代表でのプレーを選択! 先日、父を看取って自身の意向を明かす
2019.11.03 23:45 Sun
オランダサッカー協会(KNVB)は3日、PSVに所属する逸材MFモハメド・イハッターレン(17)がオランダのA代表でのプレーを決断したことを明かした。
その超逸材に関してはU-14チームから生まれ育ったオランダの世代別代表でプレーを続けており、現在はU-19オランダ代表としてプレーをしている。だが、近年国際的に力を付けているモロッコが、モロッコ人両親を持つ同選手をフル代表で招集する意向をすでに表明していた。
今年9月には父親の看病を優先するため、オランダとモロッコの代表選択を延期する意向を示していたイハッターレンだったが、先月初旬にその父親が逝去。
「U-14からオランダ代表でプレーしてきた。それに、オランイェの一員としてU-17欧州選手権も制していた。だから、このままオランイェでプレーを続けることが正しいと感じていたんだ」
一方、オランダのA代表を率いるロナルド・クーマン監督は、17歳の逸材の選択を心から喜んでいる。
「モー(イハッターレン)はすでにPSVのトップチームで定期的にプレーしており、素晴らしいポテンシャルを持った非常に若いプレーヤーだ。オランダサッカー界にとってそのような才能を維持し続けることは良いことだ」
なお、先日に今月行われるユーロ2020予選に向けたオランダ代表候補メンバー28名は発表されており、追加招集などが行われない限り、イハッターレンのA代表デビューは来年以降になる。
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モロッコ人の両親の下、オランダのユトレヒトで生まれ育ったイハッターレンはPSVの下部組織に在籍。卓越したボールスキル、視野の広さ、高精度の左足を持つ攻撃的なMFは10代前半からオランダ国内で新たな逸材として注目を集め、今年1月に行われたフローニンヘン戦では16歳でトップチームデビューを飾った。今シーズンに入って主力の座を掴むと、ここまでの公式戦15試合で3ゴール7アシストの数字を記録している。今年9月には父親の看病を優先するため、オランダとモロッコの代表選択を延期する意向を示していたイハッターレンだったが、先月初旬にその父親が逝去。
そして、最愛の父を看取ってから約1カ月を過ぎた中、イハッターレンは生まれ故郷であるオランダ代表でプレーする意向を今回明らかにした。
「U-14からオランダ代表でプレーしてきた。それに、オランイェの一員としてU-17欧州選手権も制していた。だから、このままオランイェでプレーを続けることが正しいと感じていたんだ」
一方、オランダのA代表を率いるロナルド・クーマン監督は、17歳の逸材の選択を心から喜んでいる。
「モー(イハッターレン)はすでにPSVのトップチームで定期的にプレーしており、素晴らしいポテンシャルを持った非常に若いプレーヤーだ。オランダサッカー界にとってそのような才能を維持し続けることは良いことだ」
なお、先日に今月行われるユーロ2020予選に向けたオランダ代表候補メンバー28名は発表されており、追加招集などが行われない限り、イハッターレンのA代表デビューは来年以降になる。
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