ザニオーロ決勝弾のローマ、ミランに競り勝って公式戦5試合ぶり勝利!《セリエA》

2019.10.28 04:05 Mon
Getty Images
セリエA第9節、ローマvsミランが27日に行われ、2-1でローマが勝利した。
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前節サンプドリア戦を低調なゴールレスドローに終わった6位ローマ(勝ち点13)は、3日前に行われたヨーロッパリーグのボルシアMG戦を誤審もあって1-1と引き分けた。公式戦4試合連続ドロー中のローマは、ボルシアMG戦のスタメンからクライファートに代えてペロッティのみを変更した。対する10位ミラン(勝ち点10)はピオリ監督の初陣となった前節レッチェ戦を後半追加タイム被弾により2-2の引き分けに持ち込まれた。そのレッチェ戦と同じスタメンで臨んだ。
立ち上がりからミランがボールを保持する展開となった中、チャルハノールのミドルシュートやレオンのボックス右からのシュートでミランがまずはゴールに迫った。さらに16分、ケシエのスルーパスに抜け出たパケタがネットを揺らすも、オフサイドに阻まれた。

守備を固める入りとなったローマはパストーレのシュートで牽制していくも、分厚い攻めは見せられない。
その後も圧力をかけたミランはチャルハノールやスソのミドルシュートでGKパウ・ロペスを強襲したが、先制したのはローマ。38分、ザニオーロの強烈なシュートで得た右CKから、ジェコのヘディングシュートが決まった。

試合を動かしたローマは続く42分に追加点のチャンス。ショートカウンターに転じ、ペロッティのラストパスを受けたパストーレがボックス右からシュートに持ち込んだが、GKドンナルンマのファインセーブに阻まれ、前半を1点のリードで終えた。

迎えた後半開始5分、コラロフの直接FKで追加点に迫ったローマは、直後の右CKからスモーリングが決定的なヘディングシュートを浴びせた。しかし、追加点を奪いきれなかったローマは55分に追いつかれる。

投入されたばかりのカラブリアのクロスをゴール前で受けたテオ・エルナンデスがトラップから右足でねじ込み、ミランが同点に追いついた。

それでも59分、ローマが勝ち越す。カラブリアのミスパスをジェコがカットし、前線へパス。これが相手DFに当たってボックス中央のザニオーロのもとへ。ザニオーロは確実にシュートをゴール左に蹴り込んだ。

再び追う展開となったミランがパケタに代えてピョンテクを最前線に投入したのに対し、ローマは70分に右CKからG・マンチーニの放ったヘディングシュートはわずかに枠の右へ。さらに81分にもザニオーロが決定的なシュートを浴びせたが、GKドンナルンマの好守に阻まれた。

終盤にかけてはミランの攻勢が強まったが、ローマ守備陣が凌いで逃げ切り勝利。公式戦5試合ぶりの勝利を飾っている。

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