好々爺レドナップの好感度ガタ落ちに…再開発のためホームレス宿泊施設を取り壊し
2019.10.21 16:50 Mon
かつてトッテナムやウェストハム、ポーツマスを率いたハリー・レドナップ氏による事業が世間の不興を買っているようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えている。
レドナップ氏が所有する不動産会社『Pierfront Properties』は先日、ボーンマスのクライストチャーチロードにある旧ベルグラビアホテルを含む区画を購入し、アパートや一軒家に再開発する計画を発表。これが地元の評議会によって承認されることになった。
ただ、この旧ベルグラビアホテルは1988年からホームレスのための宿泊施設となっており、最近でも30人ほどのホームレスが同施設を使用している。そのため、今回の再開発計画によって同地区に暮らす多くのホームレスが今後行き場を失うことになる。
今回の計画に関してレドナップ氏側に法律的な問題などは一切ないが、すでに潤沢な資産を持っている中、社会的弱者を足蹴にしての金儲けという見方から一般人の不興を買っているようだ。
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現役時代、監督時代を通じて、愛くるしいキャラクターが浸透してきたレドナップ氏は、過去にイギリスのリアリティーショーに出演し、ゲテモノ食いを行ったことも話題となり、多くの人たちに好々爺のイメージを持たれている。だが、現在レドナップ氏は、好感度ガタ落ちの危機に晒されているようだ。ただ、この旧ベルグラビアホテルは1988年からホームレスのための宿泊施設となっており、最近でも30人ほどのホームレスが同施設を使用している。そのため、今回の再開発計画によって同地区に暮らす多くのホームレスが今後行き場を失うことになる。
今回の再開発承認を受けて、同施設の利用者からは、「何の考慮もなしに30人ものホームレスを街中に放り出すのはあまりに残忍だ」、「彼ら(レドナップ)は自分たちが必要とする以上の資産を持っている。それにも関わらず、貧しい人間たちに何も得ることを許さない」など、レドナップ氏サイドの無慈悲な態度を批判している。
今回の計画に関してレドナップ氏側に法律的な問題などは一切ないが、すでに潤沢な資産を持っている中、社会的弱者を足蹴にしての金儲けという見方から一般人の不興を買っているようだ。
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