ディバラ&イグアイン弾のユーベがインテルの開幕連勝を止め首位奪還!《セリエA》

2019.10.07 05:50 Mon
Getty Images
セリエA第7節、インテルvsユベントスのイタリア・ダービーが6日に行われ、1-2でユベントスが勝利した。
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前節サンプドリア戦ではFWサンチェスが退場したものの、そのサンチェスの移籍後初弾などで3-1と快勝したインテル。開幕6連勝を達成した中、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のバルセロナ戦では善戦しながらも1-2と逆転負けした。そのバルセロナ戦のスタメンから2選手を変更。カンドレーバと出場停止のサンチェスに代えてダンブロージオと負傷欠場したルカクが先発となった。一方、前節SPAL戦をピャニッチの2戦連発弾などで2-0と快勝したユベントスは、インテルを2ポイント差で追走。そして、5日前に行われたCLのレバークーゼン戦ではC・ロナウドやイグアインら攻撃陣揃い踏みで3-0と快勝した。そのレバークーゼン戦のスタメンからイグアインに代えてディバラのみを変更した。
共に集中した入りを見せた中、早々の4分に試合が動く。ダンブロージオのミスパスをカットしたピャニッチがすかさず前線にフィードを送ると、これをボックス左で受けたディバラが左足を一閃。GKハンダノビッチが弾ききれなかった強烈なシュートがゴール右に決まった。続く9分、左サイドでロングフィードを受けたC・ロナウドがカットインから放ったシュートがバーを直撃した。

立ち上がりに失点したインテルだったが、気落ちすることなく攻め込むと、17分にPKを獲得する。右サイドから送られたバレッラの鋭いクロスがデ・リフトの軽率なハンドを誘った。このPKをL・マルティネスが決めてインテルが同点とした。
試合を振り出しに戻したインテルはルカクにボールを入れて起点を作ると、28分にL・マルティネスが枠内シュートを放ったが、GKシュチェスニーの好守に阻まれた。良い流れとなっていたインテルだったが、34分にアクシデント。センシが負傷し、ヴェシーノが投入された。

この交代によって流れがユベントスに傾くと、41分にC・ロナウドがGKを強襲するシュートを浴びせ、直後に勝ち越しかけた。ディバラとのワンツーでボックス中央に侵入したC・ロナウドが左足でゴール右に蹴り込んだ。しかし、ディバラのポジションがオフサイドでノーゴールとなり、前半は1-1で終了した。

迎えた後半、ユベントスが押し込む入りとすると、開始4分にベルナルデスキが枠内シュートを、53分にはC・ロナウドがミドルシュートを浴びせた。

負傷した影響か、ゴディンに代えてバストーニを投入したインテルに対し、ユベントスは56分に決定機。ケディラのスルーパスでボックス右に侵入したディバラがシュートに持ち込んだが、GKハンダノビッチの好守に阻まれた。

押し込むユベントスは62分にベルナルデスキに代えてイグアインを投入。トップ下にディバラを据えた。

ここからユベントスの守備のバランスが崩れてインテルが流れを引き寄せると、69分にヴェシーノのミドルシュートが惜しくも枠を外れた。

選手交代によって流れを悪化させたユベントスはディバラを下げてジャンを投入。トップ下にベンタンクールを据えた。すると80分、C・ロナウド、ベンタンクールとつなぎ、ボックス右のイグアインがゴール左にシュートを蹴り込み、ユベントスが勝ち越した。

追う展開となったインテルは86分に同点のチャンス。ダンブロージオのスルーパスでボックス右に侵入したヴェシーノがシュート。だが、好飛び出しを見せたGKシュチェスニーのセーブに阻まれた。

このまま2-1で逃げ切ったユベントスが勝利。インテルの開幕からの連勝を止め、首位奪還に成功した。

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